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note記事を製本して「ホルモン本」つくってみた!PART2☆

    ──人は悲しいぐらい
    ──忘れてゆく生きもの

    木造家屋のホルモン店で、懐かし J-POPが流れていた。
    肉を焼きながら思い返す。
    私の最大の欠点は、しゃべりが下手なこと。
    しかもアドリブにとても弱い。
    文章ならいくらでも推敲できるが、しゃべりには瞬発力が必要だ。

    マニアックな知識はこんなに増えているのに、記憶は日々、薄れていく。
    脳の記憶領域にアクセスする処理能力が、年々衰えている。
    年のせいか、それとも酒のせいなのか……

    ──今より前に進むためには、健忘を避けて通れない
    ──わかり合えた店の、愛した肉でさえも
    (Mr.Children「Tomorrow never knows」のメロディーで)

    BGMで替えうたを歌っている場合ではない!
    トングを投げ捨て立ち上がり、一目散に家に帰った。

    いまの自分に必要なもの。
    それは「内臓肉の伝道師」として、集大成となる一冊だ。
    たとえ記憶がぶっ飛んでいても、これを開けば、即座になんでも答えられる。自分の分身ともいえる本。

    これぞ、本当の意味で、つくりたかった決定版!
    「座右の書」となる、自作本・第二弾をつくってみた!

    完成したのはこれだ!!

    フルカラー120ページ。
    note記事の決定版13本+書き下ろしを収録。
    約35,000文字を詰め込んだ。

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    中身の仕上がり具合は、記事の後半『完成品を確認しよう』を参照

    第一弾と同様、
    今回も一冊から製本できる「製本直送.com」を利用。

    本づくりの明確な目的ができ、ページ数が増えたこともあり、プロジェクト化して作業をすすめた。

    挫折しがちな自作本づくり。
    ひとりでも楽しくできる、企画・構成・制作・製本・オンデマンド販売までの手順をわかりやすくまとめてみた。

    ・・・

    きっかけ

    きっかけは、年明けのラジオ出演だ。
    台本にはなかった想定外の質問に、テンパって答えられなかったハプニングからはじまる。

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    『福岡のFMラジオ番組で「ホルモン」の魅力を熱く語ってきた!』より

    過去の note記事には、膨大な知識がストックされている。
    覚えているはずなのに、肝心なときに脳が機能していない。聞かれたらすぐ答えられるカンペが必要だ。これまでやってきたことが、秒でおさらいできるもの。自分の頭の中にある知識を、短時間でザッピングできる本。知識の振り返りができる一冊がほしい。

    いつか聞いた、成功者の言葉
    「準備なきものに、運は介入しない」

    そう、どんな場面に出くわそうが、常に臨戦態勢でいられる「最強の武器」がほしいんだ!

    コンセプト「自分の分身となる一冊」

    自分の専門分野・ノウハウなどをテーマに執筆している noterさんは多いだろう。その知識を、手のひらにおさまる「決定版」にまとめ上げるなら?
    自分の代わりとして「セミナー講師」になってくれる一冊をつくるなら?
    自分がそこにいなくても、この本が頭の中のすべてを語ってくれる。
    つまり「自分の分身」をつくるのだ。

    ターゲットを考えよう

    そもそものターゲットは「焼肉ホルモンをアドリブで語らなくてはならない自分自身」だが、ほかにどんな人の役に立てるだろうか?

    焼肉店で働く新人スタッフに向けて「これだけは、おさえておけよ!」という、教科書的な要素も兼ねられるだろう。ホルモン好きのみんなが、焼肉店のお供に持って行って、即興でうんちくを語るときにも使えそうだ。

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    自分がそこにいなくても、この本が誰かの「伴走者」となる。
    困ったときに、すぐ開いて、知識の確認ができる本。

    その誰かは「ホルモン店の新人スタッフ」でもあるが「私自身」でもある。
    過去の自分が、これからの自分に伴走して助ける。
    そんな『座右の書』にしよう。

    ◎ 焼肉店で働く新人スタッフを『内臓肉の伝道師』にする

    マニア性を持たせるために、振り切った設定にしたい。
    「焼肉ホルモン店で働く新人」を、一人前の『内臓肉の伝道師』にする。
    これが、この本の目的だ!

    本の仕様を決めよう

    ◎ サイズを決めよう

    目指すのは「カバンに入るポケットサイズで、隙間時間にササッと知識のおさらいできる本」だ。A5サイズか、それより少し小さい単行本サイズ。持ち運びを考慮して、本の重量は軽いほうがいい。ページ数が多くなるなら、薄い紙を選びたい。

    ◎ 紙サンプルを入手しよう

    製本直送.com では、用紙サンプルが入手できる。
    税込 110円(価格は 2025年5月時点)
    ポチッとカートに追加して購入すると、数日でポストに届く。

    表紙の厚紙や、本文の紙、遊び紙も見て触って確認できる。
    これで、完成後のイメージが湧きやすくなったぞ!

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    用紙サンプルは、110円切手が貼られた封筒で送られてきた。
    つまり送料のみ!?

    ◎「背表紙」を、つけるか?

    「背表紙」の有無で、入稿するファイルのつくり方が変わってくる。
    まず、背表紙をつけるかどうかを決めよう。

    「背表紙」とは、本の「表紙」と「裏表紙」をつなぐ部分、本の背の部分のこと。本棚に並べたときに、顔となる部分だ。

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    背表紙は、本のページ数によって幅が変わる。手持ちの本で厚さを予想して、極端に薄くなるなら「背表紙なし」という選択もありだ。

    製本直送.com では「背表紙なし」なら、PDF原稿だけで入稿できる。今回は、この一番わかりやすく、一番簡単なやり方で製本しよう。

    • 背表紙あり:本文とは別に「見開き表紙画像」の作成が必要

    • 背表紙なし:PDF原稿だけで入稿可能

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    製本直送.com「作成ガイド」より

    シミュレーターで制作費を見積もろう

    ここまで「本の仕様」が決まれば、一冊あたりの費用がわかる。
    「製本料金シミュレーター」で、制作費を見積もってみよう。

    ページ数は、だいたいの目安を入力。
    私は 100ページを想定していたが、最終的に 120ページとなった。販売価格を考慮して、何ページまでオーバーできるかシミュレーションしよう。

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    トータル費用は「送料」が加算された金額

    製本直送.com では、写真集やイラスト集などの全面印刷もできる。
    ただし「全ページ平均で印刷面積率が50%を超える場合、割増料金が必要」となるので注意しよう。

    作業の段取りを決めよう

    今回は大作業だ。全体像が見えていないと総崩れになる可能性があるので、簡単な段取り表をつくり、やることやゴールを明確にした。

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    本の骨格をつくろう

    一般的なライティング手法にならって、まず「見出し」をつくって全体の骨格を組み立てる。そこに文章を肉付け(ここでは note記事をコピペ)する手順で進めたい。

    ◎ 盛り込む内容を決める

    本に盛り込みたいと思う「note記事のタイトル」と「記事のURL」をリストアップしよう。私は iOSのメモ帳を使っているので、そこにペタペタと貼り付けてリスト化した。

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    URLは、本文の貼り付け作業を行う際、リストからすぐ開けるようにするために必要

    いまは、ページ数や文字総数のことなど考えず、「これを本にしたいな〜」とワクワクするものを、どんどんピックアップしよう。

    ◎ 構成を考える(全体の骨格を組み立てる)

    リストアップした記事のタイトルを眺めてみると、一定のルールでグループ分けができるはずだ。それが「章」になる。

    「章」にタイトルをつけたら、利便性・ストーリー性を考えながら、章の順番を決めよう。さらに、その章に属する note記事の順番を決めて並べ替える。記事タイトルも見直そう。

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    見開きにした際、半ページが白紙になったときのために、コラム用の小話も用意した

    章のテーマに合わない記事は、リストから外す。逆に「この話も追加したほうがいいかな?」と思う記事が出てくるだろう。この作業で、本の目的やテーマが明確になり、ブレがなくなる。

    この本は「焼肉店で働く新人」を「一人前の『内臓肉の伝道師』にする」ことが目的だ。これだけは、絶対覚えておけよ!という基礎的なことを前半に盛り込み、応用編にいく流れだ。

    私自身も、肉のことを聞かれて「これ、よくわかんないんだよね」と思う場面が多々あるので、困ったときに、それがすぐ確認できる構成にした。

    ページづくりを開始しよう!

    ◎ PDF出力ができれば、好きなエディタでOK!

    製本直送.com では、原稿を「PDFファイル」で入稿する。
    PDF出力ができれば、好きなエディタ(文書作成ソフト、ワープロソフト)を使って大丈夫だ。

    • Microsoft Word

    • Googleドキュメント

    • Pages など

    第一弾は、写真集タイプだったので「Canva」を使った。なんなら「PowerPoint」でつくるのもありだ。原稿のタイプに合わせて「自分が一番編集しやすい」製品を選ぶとストレスがない。

    私は iOS ユーザーなので、使い慣れた「Pages」で作成する。

    Pages(ページズ)とは、Appleが開発・提供しているワードプロセッサおよびページレイアウトアプリケーションのこと。Mac、iPhone、iPad に標準搭載されている文章作成アプリだ。

    ▶︎ 仕様通りのページ設定をしよう

    『本の仕様を決めよう』で決めた通りの「ページ設定」をしよう。

    まず、文書の用紙サイズを、製本する「紙サイズ」に合わせる。
    私は「A5」の本をつくるので、登録された用紙サイズから選択するが、用紙サイズの「幅」「高さ」を、それぞれ指定することもできる。

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    Pagesでは[カスタムサイズを管理]で指定する

    1ページの「文字数」「行数」は、お気に入りの本を参考にしてもよい。読みやすい本、お手本にしている本があれば、文字数・行数を数えて、フォントも真似してみよう。

    今回は、一般的な横書き文章用テンプレートを参考に、文字数・行数を設定。製本に慣れていないこともあり、余白に少し余裕を持たせた。

    一般的な横書き文章用テンプレート
    A5 横書き[本文テキスト:10pt(普通) 32字×29行]

    参考:『本の印刷工房』A5 横書き

    全部文字を埋めた状態のページもつくり、イメージを確認しよう。

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    ページ番号を入れて、フッタの位置も確認しよう

    ▶︎「表紙」と「裏表紙」の設定をしよう

    今回は、表紙・裏表紙も含めて、1つのPDFファイルで入稿する。
    原稿の「1ページ目が表紙」で「最後のページが裏表紙」だ。

    Word や Pages では、文書ファイルの「1ページ目」と「最後のページ」以外に、ページ番号が振られるように設定したい。

    • 1ページ目:表紙(ページ番号を振らない)

    • 2ページ目:製本後の 1ページ目(開始番号「1」で設定)

    • 3ページ目以降:ページ番号が連番で振られる

    • 最終ページ:裏表紙(ページ番号を振らない)

    Word や Pages では、ヘッダとフッタに表示するページ番号を「任意のページ」から「任意の値」で、自由に設定できる。

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    Pages の場合
    Pagesでは[書類]の[セクション]で設定
    ・表紙ページ:「セクションの最初のページでは非表示にする」にチェック
    ・2ページ目:「◉ 開始番号:1」に設定
    ・3ページ目以降:「◉ 前のセクションから続ける」が選択されるので、ページ番号が連番で振られる
    ・最終ページ:「新しいセクションを作成」して「セクションの最初のページでは非表示にする」にチェック

    文書内では、セクション単位でページ番号を振る(開始する)ことができる。最終ページの裏表紙は「新しいセクションを作成」して、表紙と同じように「セクションの最初のページでは非表示にする」に設定すれば、裏表紙のページ番号が消せる。

    ▶︎ 文章を貼り付けていこう

    いよいよ note から、記事の移植だ。
    『本の骨格をつくろう』の工程でつくった「構成」を元に、note記事から「文章」と「画像」をコピペしていく。

    そのままコピー&ペーストをすると、ブラウザ(note記事)の余分な書式まで貼り付いてしまう。「書式なし貼り付け」で、原稿の書式設定に合わせるように貼り付けよう。

    Word の場合
    「貼り付け先の書式に合わせる」を選択
    Pages の場合
    「ペーストしてスタイルを合わせる」を選択

    Mac なら、ショートカットキー「shift + option + command + V」で貼り付けると楽チンだ。

    ◎ ルールを決めて「見出し」のパターンをつくろう

    note記事と同様、本の原稿でも「見出し」の設定を行う。

    • 記事のタイトル

    • 大見出し

    • 中見出し

    • 小見出し

    • 脚注  など

    Word や Pages には、あらかじめパターンが用意されているので、好きな書式に修正しながら、デザインを整えていこう。

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    どこで使う、どういう見出しなのか
    「スタイルの名前」を明確にしておくと便利

    貼り付けたプレーンな文章に「タイトル」や「見出し」の設定をして装飾する。挿絵(画像)が必要な部分は、note記事から画像もコピペしよう。

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    製本する記事は、note(Web)で読むのとは印象も変わってくる。
    記事をすべて移植しようと思うのではなく「文章中心にして、画像は必要な部分だけ」という選択もありだ。

    ざっと読んで、冗長な部分や不要な情報も削っていく。
    ページ数が制作コストに響いてくるので「この本で、伝えたいことは何か?」に集中して、原稿を作成しよう。

    ▶︎ 目次をつくろう

    Word や pages、Googleドキュメントなどのエディタには「目次作成」機能がある。この機能を活用すれば、更新がラク。電子書籍化する際にも利点がありそうだ。

    しかし今回は、紙ベースということもあり、あくまでも見栄え重視の手作業で行った。お気に入りの本には、どんな目次がついているだろうか? デザインやレイアウトを参考にしながら、プロっぽい本に仕上げよう。

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    ▶︎ 見開きのイメージで、体裁を整えよう

    原稿がひととおり完成したら、2ページ表示に切り替えて、製本後の見開きイメージで体裁を整えよう。

    ◎ 横書き「左開き」の場合

    いま作成している原稿ファイルは、1ページ目が「表紙」、2ページ目から「本文の1ページ目」がはじまる。原稿の 3ページ目と 4ページ目が見開きになればいいので、Word や Pages では、何も考えずに「2ページ表示」に切り替えるだけで、製本後の見開きイメージが確認できる。

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    製本直送.com「作成ガイド」より

    Pages なら[拡大/縮小]ボタンで、2ページ表示に切り替えられる。

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    ◎ 見開きで見た場合の、左右のバランスを取ろう

    左ページのレイアウトに合わせて、右ページの文章開始位置を調整したり、余白がありすぎる場合は、挿絵を大きくしたりして、バランスを取る。少しでも見た目がプロっぽくなるように、微調整していこう。

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    挿絵がたくさん入る場合は、画像サイズと余白のバランスを取る。
    Pagesでは画像の位置合わせをする際、中央線が表示される。配置する画像が、中央線に合っていること、左右の位置がピッタリ揃っていることも確認しよう。

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    ボリュームのある作業を進めていると「そこまでしなくてもいいか」という妥協が生まれてくるだろう。だが、その妥協点こそ、徹底的につぶしていく部分だ。

    「この本に値段をつけて販売する」「誰かがお金を払って購入する」。それを忘れずに、細かいところまで心血を注いで、丁寧に作業をするのだ。

    見せ場は、ダイナミックに。画像を大きく。

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    『シミュレーターで制作費を見積もろう』の工程でも説明したが「全ページ平均で印刷面積率が50%を超える場合、インク代が割増料金」になるので、気をつけよう。

    ◎「中扉(章の扉)」の位置を統一しよう

    「中扉(章の扉)」は、章がはじまる入口のページ。これが常に右側にくるように統一する。左ページが白紙になっても構わないが、ちょっとしたコラムを入れて埋めていった。

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    ◎ 雰囲気・世界観にブレがないか、確認しよう

    この本の位置付けは「解説書」だ。その雰囲気に統一感があるか? 趣味に走りすぎてブレが生じていないかの確認もしていこう。

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    ▶︎ 最終チェックをしよう

    ◎「表記揺れ」をチェックしよう

    「表記揺れ」とは、ひとつの記事の中で、同じ意味や音を持つ言葉が異なる表記で混在していること。例えば、文章中で「もつ鍋」と「モツ鍋」を統一せずに書いている状態だ。検索機能(「Ctrl」+「F」)で単語を検索して、文章をざっとチェックしていこう。

    レギュレーション(執筆ルール)や、気をつけたいことを、チェックリスト化しておくと便利だ。

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    真っ先に確認すべきは「内臓」と「内蔵」の変換ミス

    リスト内にある「音声読み上げチェック」は、パソコンやスマホの「音声読み上げ」機能で全文を読ませ、違和感がないかを耳で聴く作業だ。おかしな文章を書いていないか、客観的に確認する作業だが、校正ツールで拾えなかった脱字に気付けることがあるのでオススメだ。

    ◎ 校正ツールで「誤字脱字」「文法ミス」を探そう

    Word や Pages にも文章校正機能がついているが、個人的に「Googleドキュメント」についている[スペルと文法のチェック]が気に入っている。
    文章全体をコピーして、Googleドキュメントに[書式なしで貼り付け]をして校正を行う。

    コピペでそのまま貼り付けると、余計な書式や画像まで貼り付いて見づらくなる。ここでは、誤字脱字・文法ミスのチェックが目的なので[書式なし貼り付け]で、テキストだけが、ざっと見れる状態で貼り付けよう。

    文章を貼り付けると、自動的に校正がはじまる。
    [ツール]-[スペルと文法]-[スペルと文法のチェック]を選択すると、該当箇所にジャンプできるので便利だ。

    誤字は「スペルの候補」が「赤線」で表示。

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    「文法の訂正案」は「青線」で表示される。

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    ▶︎ PDFファイルに出力して、入稿しよう

    ◎ 原稿を「PDFファイル形式」で出力する

    Word や Pages、Googleドキュメントなどのエディタには、ファイルをPDF形式で出力するオプションがある。最終チェックが済んだ原稿を出力し、入稿の準備をしよう。

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    ◎ 製本直送.com に、製本を依頼する

    製本の申込みは、マイページの「新しい原稿を登録して注文」から行う。

    『本の仕様を決めよう』の工程で決めた通りに「仕上がりサイズ」や「本文の用紙」「表紙の厚さ」などの指定をしよう。

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    サイズは「A5」。無線綴じをして、横書きなので「左綴じ」つまり「左開き」の本だ。裏表紙は「PDFの最終ページ」。軽さ重視で本文の用紙は薄いやつ。表紙は厚紙でツヤツヤさせて、もちろんカラーだ。

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    原稿登録が完了すると、本文のページ数から製本代が計算される。入稿したPDFを元に「製本用の原稿PDF」も作成されるので、ダウンロードして、内容の確認をしよう。

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    原稿を元に変換された「製本用の原稿PDF」は、表紙・裏表紙が別出しになって作成される。

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    変換された原稿には「トンボ(印刷したページを仕上がりサイズに断裁する際の目印)」が、つけられていることも確認しておこう。

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    完成品を確認しよう

    さあ、本が届いたぞ。
    仕上がり具合を見てみようか!

    「厚さ」も充分で、それなり感がある。
    表紙の素材、ページ数的に「ムック本」っぽい。

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    気になる「重量」は、165グラム。

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    いま使っている iPhone12 Pro Max が 226g なので、それよりはるかに軽い!カバンに入れて持ち歩いてもストレスフリー!素晴らしい!

    用紙は、一番軽い「04 - 書籍用紙【汎用】」を選んだが、程よくざらっとしていて、書き込みもしやすい。写真の発色も大満足だ!

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    原稿作成時に、余白を取りすぎたかな、と思っていたが、綴じ部分を見るとちょうど良かった。余白のつくりかたは、今後の研究課題だ。

    ほかには「本扉(表紙を開いて一番最初にあるページ)や奥付(巻末にある書籍情報が書かれたページ)にページ番号いらないよね?」とか、ツッコミどころもありそうだが、第二版以降で精度を上げていきたい。

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    奥付にページ番号って変!?
    完成版を手にしてはじめて気付いた違和感

    製本直送.com では、割増料金で最短翌日発送。通常便なら一週間程度で手元に届く。今回は、一刻も早く手にしたかったので「特急便」で発注した。

    5月19日(月)の13時までに決済したところ、5月21日(水)の15時過ぎにはヤマト便の「ネコポス」で、ポストに届いていた。

    創作をする人たちの「熱い想い」に応えてくれる。
    なんて素晴らしいサービスだ!

    オンデマンド販売の準備をしよう

    製本直送.com には「どこでも出版」という、オンデマンド販売サービスがある。販売価格を設定するだけで「注文受付・決済・印刷・製本・配送」まで、すべてやってくれる。在庫を持たずに一冊から販売できるのだ。

    ◎ 価格設定をしよう

    「どこでも出版」の設定は、マイページで行う。
    「価格設定」フォームには、製本代金から「最低額」が決められて表示。「販売者利益」がマイナスになる価格では販売できない。販売手数料として「どこでも出版利用料(税込販売金額の15%)」も必要だ。これらを考慮しながら、販売金額を決めよう。

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    あまり利益が出せない。なんてシビアなんだ!
    「本を出したい、つくりたい」って、気軽に言っていたけど、こんなに大変なことだったとは……。

    ◎ 販売ページをカスタマイズしよう

    販売価格の登録が完了すると、自分の本の「販売ページ」が作成される。
    「埋め込みタグ」もあるので、ホームページやブログに「ご注文はこちら」のボタンを貼り付けて、販売ページに誘導することも可能だ。

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    販売ページでは「商品説明」や「表紙画像」のカスタマイズ、「立ち読みファイル」も置くことができる。本格的だ!

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    noteなら、Canvaなどで作成した画像に、販売ページのURLを設定すればOK!

    ・・・

    夢を叶える一冊をつくろう!

    今回、本をつくろうと思ったきっかけは、もうひとつある。
    あるベストセラー作家さんの話だ。

    彼がサラリーマンで、まだどうやって本を書けばいいかもわからなかった頃、夢を語るグループワークに参加した。そこで「いつか作家になりたい」という夢を語ったら、たまたま、その中に本当のベストセラー作家がいて、言われたそうだ。

    「原稿は?」って。

    「書いてないです」と答えると、

    「だって君、作家になりたいんだろう? “書いてないです” って、それで作家になりたいって、どういう意味なの?

     俺が作家になるときは、もう原稿を書き終えてカバンに入れて。いつなんどき編集者と会うかわからないんだから。それを封筒に入れて、いつでも編集者と出会ったときに、“これです!” って。“本を出したいんですけど、これ書きました!” ってやってたよ。なんで、いま君のカバンから原稿出てこないの?」と責められて、泣かされたそうだ。

    私にも、似たようなことがある。

    note に積み上げてきたものはたくさんあるけど、カバンから出てくるものがない。「note 見てください」で、済むかもしれないが、それはあまりにも暴挙だ。原稿を持ち歩いているか以前に、自分のあり方、夢に対する気持ちのあり方、姿勢の問題なのだ。

    この一冊には、たくさんの反省点やいろいろな想いが詰まっている。
    私の経験が、誰かの助けになれば幸いだ。

    夢に向かって走り続ける同志へ。
    これは、君に捧げる「最強の肉談義」だ!


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    肉に胃袋と人生を捧げる内臓肉の伝道師「モイ将」が、焼肉ホルモンの魅力を独創的に伝えます!創作大賞2025フード部門入選☆ お肉検定1級・日本ビール検定1級のフードライター☆ 五臓六腑の中心で、おいしいと叫ぶ!

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