
最初に伝えておきたいこと
はじめまして。真鍋継(まなべ けい)と申します。
家業の中小企業(製造業)に入り、約10年にわたって経営を引き継ぎ、最後は第三者承継という形で会社を譲りました。その経験をもとに、経営のこと、改善活動、事業承継やM&A、その時の心情について書いていくつもりです。
ただ、社名も本名も出しません。最初にその理由を書いておきます。
■ 契約を守るということ
会社の譲渡には契約が伴います。そこには秘密保持の取り決めがあり、話せることと話せないことの線引きがある。
関係各所の方々を尊重しながら、起こったこと、知っておきたかったこと、そのときの自分の感想を、書ける範囲で書いていきます。
■ それでも書く理由
それでも書くことにしたのは、理由があります。
承継のことを調べると、専門家や仲介会社の情報は出てきます。制度の解説も、手続きの説明も揃っている。けれど、実際に渡した側が何を考え、何に困ったかという話は、あまり見つかりません。
当事者は様々な要因で書きにくい。だから情報が偏っている。そういう構造になっているのではないか。それならば、役に立てることもあるのではと考えました。
会社名や所在地、取引先、具体的な業績の数字や譲渡の金額、個人が特定できる出来事。こうしたものは出しません。
その代わりに、判断の過程とその理由、当事者として実際に求められたこと、継ぐ側と渡す側それぞれから見えていたことを書いていきます。
読んでいただく方の多くは、中小企業の経営者か、後継者か、その支援に関わる方だと思います。
どの立場であっても、何かの足しになるような発信となれば幸いです。
現在は、中小企業の経営支援や承継の相談を仕事にしています。
気になることがあればDMからどうぞ。