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R06【0901建設部門-土質及び基礎】選択問題Ⅲ『解答論文例』分割版Ⅲ-2 - 技術士第二次試験 -


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🔶R06_Ⅲ-2|過去問題

 令和3年に熱海市伊豆山において盛土に起因した土石流により、甚大な被害が発生した。また、令和6年能登半島地震では多くの沢埋め盛士が被災しているほか、液状化による宅地盛土の被害も甚大であり、盛土に対する防災・減災の必要性がますます高まっいる。現在、堤防や沢埋め盛土等の耐震強化や豪雨対策が進められているほか、令和5年には「宅地造成及び特定盛土等規制法」(通称「盛土規制法」)が施行され、適切な管理の下で規格化された盛士の構築や維持管理が推し進められようとしている。
 人材や予算に限りがある状況下で被害軽減に向けた対応を進めていかなければならないことを踏まえ、土質及び基礎を専門とする技術者の立場から以下の設問に答えよ。
(1)盛土(宅地造成、道路、鉄道、河川等)の豪雨や地震に対する被害軽減について、技術面あるいは制度面に関する多面的な観点から3つ以上の課題を抽出し、それぞれの観点を明記したうえで課題の内容を示せ。(*)
(*)解答の際には必ず観点を述べてから課題を示せ。
(2)前問(1)で抽出した課題のうちで最も重要と考えるものを1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を、専門技術用語を交えて示せ。
(3)前問(2)で抽出したすべての解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。

「日本技術士会」HP


🔶R06_Ⅲ-2|骨子案

1.盛土の被害軽減における課題
 〇観点1:技術面における調査・設計
  ・地盤特性の把握と地下水の影響評価
  ・高度な地盤解析技術の適用
 〇観点2:技術面における施工・維持管理
  ・既存盛土の補強工法選定と性能評価
  ・新技術、新工法の適用性検証
 〇観点3:制度面における法規制と管理体制
  ・効率的な盛土調査と評価の実施
  ・維持管理体制の構築と技術者確保
2.最重要課題およびその解決策
 ▽解決策1:専門技術者育成プログラムの確立
  ・実践的な地盤技術研修の実施
  ・最新技術の継続教育体制の整備
 ▽解決策2:広域連携支援体制の構築
  ・自治体間の技術者共同活用
  ・技術支援センターの機能強化
 ▽解決策3:デジタル技術を活用した業務効率化
  ・AIとGISを活用した盛土管理
  ・遠隔監視システムの実装
3.新たなリスクと対策
 1)技術判断の画一化リスク
  ・ハイブリッド型意思決定プロセスの導入
  ・現場重視の技術判断力の維持
 2)人材育成の形骸化リスク
  ・実践的なOJT制度の確立
  ・技術資格取得による専門性向上
 3)広域連携の機能不全リスク
  ・定期的な技術交流の実施
  ・災害時支援体制の整備

(Made by Team Koizumi)


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