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【子育て✕生成AI】日記ぎらいな小学生と、日記アプリを作ってみた話

    うちの小学生長男、日記の宿題が大の苦手です。

    その理由を聞いてみると、
    「何を書けばいいかわからないし、頑張って書いたのにお母さんに『なにそれ、もっとちゃんと書いて』って言われるから」
    ……うっ、耳が痛い。

    そこで私はひらめきました。
    楽しく日記が書けて、自分の気持ちもちゃんと表現できるようになるアプリを、生成AIで作ってみよう!


    著者はこんな人です。

    子育てをしていると、想像以上に「めんどくさいこと」が山ほどあります。 そして、そういった"ちょっと面倒だけど、避けては通れない日々の営み"にこそ、テクノロジーの力が必要だと日々感じています。

    私は、AIをただの「便利ツール」として使うのではなく、子どもたちの学びや成長を後押ししてくれる、もうひとりの"伴走者"として捉えています。

    これまでにも、

    • 小学生の長男と一緒に、読書感想文を生成AIと書いてみたり

    • 図工の宿題で何を描くか悩んでいたときに、アイデアのヒントを出してもらったり

    • 自由研究のテーマを相談しながら一緒に深掘りしたり

    いろんな場面でAIの力を借りてきました。


    「うまく書けない」子どもに必要なのは、上手な先生じゃなく、“聞いてくれる存在”かもしれない

    生成AIを使って「一緒に話しながら日記を書けるアプリ」をつくることにしました。
    使ったのは、ノーコードでAIアプリを構築できる【Dify】というツール。
    ChatGPTなどの大規模言語モデルと連携しながら、対話形式で文章作成をサポートできるアプリを、わりと簡単に作ることができます。

    試行錯誤しながらつくった、“聞き手”としてのAI

    とはいえ、私もDifyを使いこなしているわけではありません。
    設定ミスで返事がかみ合わなかったり、途中でアプリが止まったり……。
    そのたびに調べ、直して、また試して。

    正直、まだまだ私自身も勉強中です。

    でも、子どものために何かできるなら、チャレンジしてみたい。
    そんな思いで、手を動かしてきました。

    完成したアプリでは、AIがこんなふうに問いかけてくれます:

    • 「今日はどんなことがあったの?」

    • 「そのとき、どんな気持ちだった?」

    ただ日記を書くだけでなく、会話を通じて自分の考えを整理し、言葉にしていくプロセスを重視した設計にしました。

    日記の内容が劇的に変化!3つの効果

    1.「とても楽しかったです」しか書けなかった日記が、変わり始めた

    これまでは、日記を書くたびに「とても楽しかった」「すごくうれしかった」など、表現がいつも同じでした。 でも、このアプリを使い始めてから、AIが提案してくれる語彙や表現のバリエーションによって、自分の気持ちや経験をより具体的に言葉にできるようになってきたのです。

    2.「出来事の羅列」だった日記が、「思考の記録」に変わった

    以前は「朝ごはん食べた。学校行った。宿題した。」のような"報告書"的な日記が多かったのですが、 AIとの対話を通じて、「なぜ印象に残ったのか」「どう思ったのか」という"内面"に目を向けるようになってきました。 これは、文章力だけでなく、自己理解や感情表現を育てる機会にもなると感じています。

    3.「誰にも読まれない日記」が、「自分のことをわかってくれる相棒」との対話に変わった

    日記って、書いたらそれで終わり。 見返されることもなければ、フィードバックももらえないことが多いですよね。

    でも、この日記アプリではAIが日々のやりとりを覚えてくれます。 子どもの好きなこと、苦手なこと、大切にしている価値観などを記憶し、次の会話に活かしてくれるんです。

    まるで、「わかってくれている存在」と会話しているような安心感。 これって、子どもにとってとても貴重な体験ではないでしょうか?

    AIを“怖がる”のではなく、“共に学ぶ”ツールとして向き合いたい

    もちろん、AIの使い方には注意も必要です。
    情報の取り扱いやセキュリティ、正確性など、大人が確認すべきこともたくさんあります。

    でも、テクノロジーを「怖いから避ける」のではなく、「一緒に学びながら使っていく」ことに意味があると思っています。

    未来の子どもたちは、AIと共に学び、働き、生きていく世界で育ちます。
    だからこそ今、家庭の中で「AIと向き合う経験」を一緒に積んでいきたいのです。


    めんどくささの裏には、子どもなりの葛藤がある

    日記がめんどくさい、作文がきらい、うまく話せない——
    子どもたちが感じている“もやもや”は、ただの怠けではありません。

    私たち大人も、言語化が難しい感情や思考と向き合いながら生きています。
    だからこそ、子どもが言葉と向き合うことを、AIが少しだけ手伝ってくれる未来に、私は希望を感じています。

    「めんどくさい」を「ちょっと楽しいかも」に変えてくれる相棒。
    そんなテクノロジーと、これからも一緒に歩いていきたいと思います。

    お読みいただきありがとうございました。

    この記事が、子育ての中でAIをどう活かすか悩んでいる方のヒントになれば嬉しいです。
    「私もやってみたい」「難しそうだけど、試してみようかな」そんな小さな一歩の後押しになれたら幸いです。


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