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GoogleGeminiでちょいムズ本読破その8 AIと対話し、宝物をサルベージする

    旅するように本の海に潜り、新たな知見やアイデアをすくい取っていく読書法「リーディング・ジャーニー」。次のステップはサルベージです。

    サルベージとは、読書をするなかで宝物を掘り出す(サルベージする)読書法です。ここでサルベージした言葉をGeminiに入力し、その問題についてGeminiと対話をし思考を深めてインサイトを創発します。

    さっそくユヴァル・ノア・ハラリ著『NEXUS 情報の人類史(下)』について、読み進めていきましょう。冒険の地図となるのはNotebookLMが作成した『NEXUS』のトリアージメモと、マインドセット。これらのメモは、本の海に潜る前に「どこに何があるか」を知るための地図のようなものです。

    ここでまとめた各メモを一通り見て、準備を備えます。なお、短い時間で内容を早くつかみたいという方には、以下のように、Geminiが読解の近道を教えてくれます。

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    知的取れ高とは、一冊の本から得られるインサイトの量です

    書籍を読むにあたっては、次のようなことを心がけています。意味のわからない部分や気になった部分、思わず引用したくなった良い言葉など、とにかく皆さんのアンテナに引っかかった言葉をとにかくすべてメモをする。

    これらは次のフェイズであるユニティ(統合)で使いますが、本を読んでいると、その疑問をもっと深掘りしたくなってくることがあります。創発でインサイトが生まれる兆しです。さっそくGeminiとの対話を始めましょう、

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    Geminiとの対話の様子

    『NEXUS』の下巻は、ユーザーエンゲージメントの向上を目指すがあまりに、ユーザーの昏い欲望を刺激し、ミャンマーの悲惨な事件、ロヒンギャ虐殺を促したフェイスブックのアルゴリズムの罪から始まります。

    私はその事実に驚かされると共に、Geminiとそれを共有します。すると事件の様相について詳細な情報をGeminiは教えてくれます。話すうちに、「人間は慈悲よりも悪意の発散を好むのか」といった問いが浮かんできました。

    ちなみに20分ほど『NEXUS』を読んで創発されたインサイトは、400字原稿に約3枚分の1183字。使えるもの、使えないもの、いろいろありますがインサイトの量としてはなかなかの取れ高だと思います。

    次回は、サルベージで集まったインサイトと掛け合わせ、さらなるインサイトを生み出したり、統合するユニティについてお話ししたいと思います。

    明日は本連載をお休みし、今日たくさんの方に読んでいただきました「出版社別「夏の文庫フェア2025」を紹介してみた」に続きまして、夏の文庫フェア企画第二弾「勝手に予想! 新潮文庫の100冊2025」をお届けします。

    10の手がかりをもとにフェア開始まであと1週間弱とせまった「新潮文庫の100冊 2025」に選出される文庫100冊を、勝手に予想してみようという無謀な企画です。なんとか100冊の選出は終わったので、現在絶賛執筆中ですのでお楽しみに。

    明日もぜひ読みに来てくださいね。

    今回コア読書として読む書籍。
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    第69回「短歌研究新人賞」予選通過。 こころの深海にもぐっては、あかりになる「言葉の毛布」を届けています。 編集者・歌人。猫と生きながら、短歌・古典・読書の力で、こころに安全基地を。 ※Amazonのアソシエイトとして、つくだとしおは適格販売により収入を得ています。

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