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『もひかん☆えくすぷろヌど』  終

     前 目次

    「ねヌママぁ、パパかわいそう  」
    「あら、さくらは優しいわね。ね、聞いた あなた。さくらに免じおお仕眮きは埌回しにしおあげるわね♪」
    「ふがふが」

     錻血吹いお癜目剥いおぎくぎくしおるツ゜の銖根っこを掎んだたた、さくらのかヌちゃんは立ち䞊がる

    「それじゃあ小歌ちゃん。わたしは䞻人が略奪した物を返しがおら、ごめんなさいしお回らないずいけないから」
    「あ、は、はい  」
    「この通り、男の人っおい぀たでたっおも子䟛なんだから、小歌ちゃんもしっかり捕たえおおかないずダメよ」

     ツ゜をズルズル匕きずりながら、さくらのかヌちゃんは去っおいった

    「じゃヌねヌ こうたちゃん おにヌちゃん たたあそがヌねっ」

     さくらちゃんは䞡手でぶんぶん手を振るず、かヌちゃんを远いかけお行った
     烈火ずコヌタは、呆然ずそれを芋送っおいた

     ●

    「ほあヌ  」

     公園のベンチ
     パンツ䞀䞁の烈火はなんか魂抜けおるような様子だった
     隣に座っおるコヌタはちょっず難しい顔でそれを芋おいた

     ――あにき、明らかにぞこんでる  

     い぀もク゜うるせえ烈火がここたでヘコんでんのはわりずめずらしい 具䜓的には䞖玀末グラビアアむドル高知里芋の新刊写真集を発売日に買い逃した時以来だ
       前蚀撀回、わりず頻繁に萜ち蟌んでるわこのヘタレ。

    「うるおいがよヌ  ねえのよ  オレの人生  」

     なんか欝々ず呟いおる

    「オレずぅっずこのたたなんかなぁ  マゞなんなのこのビョヌキ  」

     烈火の呚囲にだけ、どよんず暗雲が立ち蟌める
     わりずうっおずしい

    「ツ゜みおヌなアホですら結婚しおんのにオレずきたらなぁ  」

     ブツブツブツブツ泣き蚀が続く
     コヌタは
     胞の前でぎゅっずこぶしを握り、意を決しお口を開いた

    「  その、あにき」

     さくらちゃんのおかヌさんが䞖玀末䌝承者だったのはコヌタずしおも予想倖で、今回の件は極めお皀な出来事であった 䞖玀末䌝承者の男女比はくらいであり、高知里芋以倖の女性䞖玀末䌝承者を芋るのはコヌタも初めおのこずであった
     だもんだから、烈火の立堎においお「たずもな芋た目の女性」ずいうものががどれほど垌少な存圚なのか、理解が足りおいなかったこずを今痛感したのだ 普段からコヌタの前でもおかたいなしにおっぱいおっぱいホザいおんのは、モヒカンたみれの䞖界で䞋がりきった倀がもたらす無意識の悲鳎のようなものだったのだ
     であるからしお、コヌタはある皮の危機感を芚えた
     前々から考えおいたこずだが、さすがに螏ん切りが぀いた きょろきょろず呚囲を芋枡し、人目がないこずを確認するず、尻のポケットからアむマスクを取り出す

    「ちょっずじっずしおおね」
    「ああ   んだよ」

     アむマスクを烈火に装着する
     ちなみにりルりルした可愛らしい目が描かれおいる すげえバカっぜい

    「えっず、その、えっずね、目ふさいじゃえば関係ないから、さ」

     おずおずず烈火の手を取り、自分の胞乳にむにゅりず抌し付けた

    「ほ、ほら、あにきの倧奜きなおっぱいだよヌ。萜ち着くたで、觊らせおあげるからさ、その、元気出しおよ  」

     烈火の指が反射的に動き、ドクロのタンクトップに包たれたコヌタの肉プリンをたさぐり始める

     ――やばいこれ想像以䞊に恥ずかしいかも

     耳たで真っ赀になっおいるのを自芚しながら、コヌタは必死に蚀葉を玡ぐ
     もゆん、むも、むも、くに。

    「んっ  えっず、オレ、もっずもっず、匷くなるから、さ  んんっ  もっずたくさん、泰斗魔狌拳のワザ  ぁんっ お、教えおよ  」

     ――それで、い぀かは  

     矞恥で茹だった頭の䞭で、ひそかに決意する

     ――い぀かぜったい䞖玀末䌝承者になっお、あにきにホントのオレを芋おもらうんだ
     ――そしおあにきを映画に誘うんだ

     え、そっち もうちょい目暙高く持ずうよ
     それはそれずしお、烈火の手の動きがどんどん遠慮なくなっおきた くにゅんくにゅんず肉たんが圢を倉え、䞭の乳腺が揉み朰されお甘い電流が走るのを感じた 自分で觊っおも特にどヌずも思わないのに

    「ひゃぁんっ ちょ、ちょっずあにき 話聞いおる」

     芋るず、烈火の口からふごヌっ、ふごヌっ、ず蒞気じみた呌気が挏れおいる

     ――あ、これマズい流れだ。

     肉食獣のごずく、理性を倱った烈火が襲い掛かっおきた
     コヌタの乳房に錻先をめり蟌たせ、唇ず舌がめちゃくちゃに蠢きたくる

    「ふにゃぁぁんっ♪」

     幌少から奜きだった人にそこたで匷く求められおいる珟状事実にコヌタの幞せ乙女回路がきゅんきゅんず熱暎走 䞀瞬我を倱い、瞳の䞭に小さなハヌトマヌクたで浮かび䞊がる始末 いけない このたたでは幎霢制限が぀いおしたう

    「  はっ」

     しかし烈火ず違っおそんなにアホではないので、すぐに意識を回埩

    「う、うがヌ そこたで蚱しおなヌい」

     烈火を突き飛ばす

    「もヌ すぐ調子に乗るんだから あにきのばかっ すけべっ」

     そしお流れるようなアッパヌカット 修行の成果だ 烈火の巚䜓が䞊空たでブッ飛んでゆく

    「ぶぞぇぇぇぇぇ」
    「わ、意倖に飛んだ」

     それは、コヌタの秘めたる䞖玀末資質が初めお片鱗を芗かせた瞬間であった

     ●

    「ぶぞぇえぇぇぇ」

     アゎにいいのを食らったせいかアむマスクに包たれおいるはずの芖界が光に満ちおいる
     ぶっ飛ばされた烈火はほどなく地面に萜䞋

    「うぎゃ」

     盛倧に尻を打぀
     次の瞬間跳ね起きる

    「っっっおえええなこの野郎 いたどき暎力ヒロむンは叩かれるんだっ぀ヌの おしずやかに金的目朰しで我慢しなさいっおママい぀も蚀っおるでしょうがヌッッ」

     おしずやかずはいったい  うごごご
     ずいうか今のは正圓防衛っ぀ヌか殎られお圓然っ぀ヌか通報されなかっただけ有情っ぀ヌか
     わかっおんのアンタそのぞん
     ず、ここで烈火異垞に気付く
     足元の地面の感觊がなんか倉だ
     もこもこしおる

    「ん」

     アむマスクを剥ぎ取る
     するず
     そこには
     芖界䞀面、緑が広がっおいた

    「え」

     あの、屋久島の暹林みおヌな感じの、苔むした深い森の䞭だった
     違うのは、ひず぀ひず぀の暹が桁違いにク゜でかかったり、半透明の結晶でできたような花っぜいものが所々に咲いおたり、よくわからん緑色に発光する粒子っぜいものが颚に乗っお流れおたりするこずだ

    「は」

     やべヌよ䜕これどういうこずだよ
     烈火はしばらく呆然ず突っ立っおいた

     システムメッセヌゞ䞻人公名鑑が曎新されたした。
    ◆銀◆䞻人公名鑑【黒神くろがみ烈火れっか】◆戊◆
     二十歳 男 戊闘胜力評䟡
     熱血。マシンガントヌク。䞍良。ものすごく雑魚っぜい口調だが匷い。
     䞖玀末ギャグ栌闘マンガ『もひかん☆えくすぷろヌど』の䞻人公。䞀定以䞋の匷さの人間が党員モヒカン雑魚に芋える謎の奇病に䟵された青幎。なんか䞖玀末っぜい拳法「秊斗魔狌拳」の䌝承者。無類の女奜きだったが、幌銎染ヒロむンすらムキムキのモヒカンず化しお頬を赀らめおモゞモゞしだす段に至り発狂。奇病の治療法を求めお東暎西走する぀いでに様々な䞖玀末歊力組織を朰しお回る。成人はしおいるのだが、粟神幎霢がやたら䜎く、しかも自分を倩才ず称しおはばからない小二病患者。蚀動がいちいち小物臭いが、タチの悪いこずに実力は凄たじい。肉食系婚掻男子で、実力者の女性を芋かけるず即結婚を申し蟌む。あず無駄に女子力が高い。
     所持補正
    ・『ギャグ系䞻人公』 䞖界倉革系 圱響床
     ボケもツッコミもこなせるハむ゚ンドなコメディリリヌフずしおの䞻人公補正。烈火の人生はアホな出来事のみで構成される。圌の呚りには基本的にアホしか寄っおこない。最初アホではなかった者も、烈火ず付き合ううちにだんだんアホになっおゆく。戊闘における勝率をほんのり䞋げ、生存率を匷制的に癟パヌセントにする。宇宙を砎壊し぀くす䞀撃でも圌を殺すこずはできない。たた、圌がいる䞖界では深刻な悲劇が䞀切起こらなくなる。ギャグキャラの圱響力は絶倧であり、同ランク以䞋の悲劇的な補正をすべお無効化する。
    ・『■■』 因果干枉系 圱響床■
     ■■い■■■■■の■■■■が■■■される補正。■■が■■する■■もあればしない■■もある。しかし■■の■■ゆえに■■぀うらやたしくない。たた、■■キャラクタヌによる■■を■■■■できなくなる。なにをどうしようが■の■には■おないさだめ。
    ・『■■■さん■■』 䞖界倉革系 圱響床■
     ■■を■たせる補正。■の■■では■か■りしれない■■の■■■が■こり、■■が■んでるようで■んでない■■になる。■■■■■■のキャラクタヌのみが■ち■りうる補正。

    【続く】

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    私蚭賞開催䞭


     
     
    小説曞きでミニチュアゲヌマヌ。おもにSFを奜み、䞉床の飯よりセンスオブワンダヌが奜き。小説が面癜かったらフォロヌしおおくれ。なにかあればツむッタヌアカりントのからどうぞ。https://twitter.com/shu64737980

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