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関節を極めて振戦を止める

    振戦とは、「震え」を表す医学用語です。手や足などは有名ですが、発声器官に発症することによる話し難さも含められるそうです。緊張、興奮といった精神状態にも症状の度合いが影響を受け、人前で話したり、字を書いたり、食事をしたりといった場面だけでは無く、テレビ番組で(良くも悪くも)心震わされるシーンを見るだけでも手が震えます。
    感受性の高い若者みたいで恥ずかしいです。

    僕の場合は数年前から右手に振戦の症状があります。偶然かもしれませんが、ラツーダという薬を使い始めたと同時に発症したので、この薬が原因なのかも、と考えられなくもないですが、今のところ原因不明です。ラツーダは思ったような効果が見られなかったのでやめましたが、振戦は残っています。対処療法として抗コリン薬は飲んでましたが改善しないので、これまたやめました。
    次の内服薬の選択肢としてはβブロッカーがあるのですが、副作用が多いので勧められないと言われました。それじゃなくて多種類の薬を飲んでいるので、医者としても相互作用とかが不安なのでしょう。

    振戦には外科的な治療法もありまして、頭蓋骨に穴を開けてそこから電極を脳の深いところまで差し入れ、問題のある部分を焼く術式です。細かいことを言うと更に二種類に分けられるらしいですが、僕は医者ではないので割愛します。
    また、穴は開けず頭の周囲、多方向から超音波だかを当て、狙った患部で収束させて焼くサイバーナイフという手法もあります。
    それぞれ精度とか料金など、一長一短みたいです。悩みますね。ふふふ。

    しかし1人の医者(脳神経内科。なんか高飛車だし対応が雑だった)には本態性振戦(本態性は原因不明の意)と言われ、次の医者(脳神経内科)には「心因性だから精神性の医師に相談して」と言われ、その話をしたら精神科の主治医には「心因性は本態性と同じ」という持論を展開され、どうしたものやらと悩むばかりです。盥回しです。
    さらには、その精神科の医者に「電車の中とかで手が震えてると恥ずかしいんですよね」と告げると、「周りの人は、そんなに気にしてないものだよ」と、慰めの言葉を掛けてくれました。
    いやいや。恥ずかしいのはアンタじゃなくて、僕だから。


    いつもの如く前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。

    僕は右手が震えるので、それを基準に考えてください。あくまで例数=1なので、どれだけ普遍的な効果があるのかは不明ですが、ご参考までに。


    電車に乗ると周りは見知らぬ人ばかりなので手が震えがちです。しかし、ここで慌てると更に症状が酷くなります。

    まずは深呼吸でもして心を落ち着けましょう。そして手を浮かせた状態は一番良くないので、座ってたら手首と肘を太腿などの固定できるところに載せます。これでかなり落ち着くはずです。

    ここで動きを抑えようと掌を内側にして抱きかかえるようにするのは得策ではありません。隠す効果はありますが、震えはまず止まりません。

    それでも手首より先の震えが残る場合は、「関節を極めて、動きを抑えます。ちなみに読みは「きわめて」では無く、「きめて」です。武道や格闘技などの関節技を応用しています。

    右手の場合、時計回りに手首関節をそれ以上回らないところまで痛くない程度に回転させます。パソコンのキーボードに手を乗せる時の要領です。それだけで関節の可動域が小さくなるので「震えられなくなり」、症状がかなり緩和されます。

    さらに左手で右手を持って姿勢を維持するのも良い方法だと思います。左手の人差し指以外で右手を掴み甲側に反らせつつ、右手小指の付け根に左手人差し指を当てます。
    右手だけより楽だし、何より側から見た時の不自然さを抑えられるからです。

    逆に捻っても、ある程度の効果はあります。左手で右手を甲側から包みこみ、右手小指の付け根甲側に左手親指を当て、他の指で掌の親指側を掴んで手首を小指側に軽く曲げます。

    どちらにしても手首を回転させ、関節をロックしてしまうのが肝要です。

    デメリットは、
    1.側から見ると、ちょっと変な人。
    2.文字を書くなどの細かい作業の多くは掌を自分の側に向けてするので、役に立たない場合も多い。
    3.食事の際、箸やカトラリーを持ったまま行うと相手を狙うような配置になるケースもあり、失礼だと思われるかも知れないので説明が必要。
    4.関節の可動域が狭くなっているので、そのまま転んだりするとダメージが大きくなる可能性がある。


    もっと上手い方法があるよ、という方は教えてください。よろしくお願いします。


     
     
    双極症(急速交代型)。 不規則型睡眠覚醒リズム障害(ISWRD)。 乾癬性関節炎。 最近、パーキンソン病も加わりました。 猫が好き。 工作・手芸、楽器演奏が趣味でしたが、 右手の振戦(震え)のため、お休みしてます。 音楽鑑賞、読書(主にSF、ミステリー)が、 最後の砦。

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