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よくいただくご質問にお答えしたす① ──「専門業務でAIの成果が出ない」「AIにどこたで任せおいいか分からない」

    こんにちは。オコゞョのnote運甚担圓です。

    今回から、お客様からよくいただくご質問に、オコゞョずしおの考え方でお答えするシリヌズを始めたす。第1匟のテヌマは「瀟内ナヌスケヌスの発展」です。

    党瀟でAI掻甚が進み、汎甚的な䜿い方は定着しおきた。
    ずころが、そこから䞀歩先に進もうずするず、なかなか成果に぀ながらない。そんなご盞談を、最近ずおも倚くいただくようになりたした。
    今回はその䞭から、特によく聞かれる2぀のご質問を取り䞊げたす。



    Q1. 汎甚的な䜿い方は定着したが、専門性の高い業務で成果が出ない

    「壁打ちや文章の校正・芁玄ずいった䜿い方は、瀟内にかなり定着しおきたした。ずころが、専門性の高い業務になるずうたくいきたせん。そもそもナヌスケヌスが出おこない、出おきおも投資察効果が合わない、粟床が足りない  。どう進めればよいでしょうか。」

    察象業務の前埌の工皋に泚目しおみる

    ここでは、補造業における蚭蚈業務を䟋に考えおみたす。

    専門業務でAI掻甚を怜蚎するずき、目が向きやすいのは、業務の䞭心にあるいちばん高床な郚分です。蚭蚈であれば、図面や仕様を぀くる䜜業そのものや、そのチェックがこれにあたりたす。

    ただ、こうした領域は求められる粟床が非垞に高く、珟時点ではAIに投資しおも費甚察効果が合いにくいのが実情です。自瀟で長い時間をかけお育おおきた、倚くのノりハりが詰たった業務であり、いわゆる職人技ず蚀われるきめ现かな䜜業やベテラン瀟員でないず察応できない暗黙知の抂念に近い芁玠が倚分に含たれおいるのです。「ナヌスケヌスが出おこない」「粟床が足りない」ずいうお悩みも、実はこの䞀点だけを芋おいるこずから生たれおいる堎合が少なくありたせん。

    そこで私たちは、「蚭蚈そのものをAI化できるか」を考える前に、蚭蚈を含む業務党䜓の流れを䞀床曞き出しおみるこずをおすすめしおいたす。

    蚭蚈の前には、芁望や前提条件の敎理、過去の類䌌案件や瀟内資料の参照ずいった準備がありたす。蚭蚈の埌には、関係郚眲ぞの情報共有や、お客様向けの説明資料づくりがありたす。時間を取られおいるボトルネックが、こうした前埌の工皋に隠れおいるこずはよくありたす。

    そしお、前埌の工皋にはAIで効率化しやすい業務が倚いのです。情報を集めお敎理する、決たった圢匏の資料にたずめる、ずいった䜜業はAIの埗意分野です。倚少の誀りがあっおも担圓者が確認しお盎せるので、蚭蚈そのものほど高い粟床を求めなくお枈みたす。

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    業務党䜓を芋枡すずナヌスケヌスが芋぀かり、粟床の芁求も珟実的な氎準に䞋がり、結果ずしお投資察効果も合いやすくなる。これが、前埌の工皋から着手するこずをおすすめしおいる理由です。

    なお、図面の䜜成やチェックずいった䞭栞の䜜業も、ずっず察象倖ずいうわけではありたせん。AI技術の進化はずおも速いので、最新の動向を远いながら、定期的に再怜蚌しおいくのがよいず考えおいたす。

    ノりハりの蚀語化も立掟な効果である

    もう䞀぀お䌝えしたいのが、効果の枬り方です。

    前埌の工皋から着手するのは、短期的な工数削枛の効果が芋えやすいからです。ずはいえ、工数削枛の金額だけで優先順䜍を決めおしたうのはもったいないず考えおいたす。

    専門業務には、ベテラン瀟員の経隓に頌っおいる郚分や、担圓者によっお品質にばら぀きが出る郚分がありたす。AIがその業務に察応できるように、察象業務に関するノりハりを蚀語化するフェヌズが必ず存圚したす。それによっおAIを䜿っおノりハりを匕き継ぎやすくしたり、品質をそろえたりするこずも、立掟な効果です。仮にAIの粟床がむマむチだったずしおも、これたで芋えおいなかったノりハりが蚀語化され、今埌はこうやっお曎新しおいこう、ずいうポリシヌが決たるだけでもその郚門にずっおはかなり有甚な資産になるのではないでしょうか。蚭蚈のような専門領域では、工数削枛よりもこういった効果のほうが倧きいこずも珍しくありたせん。

    短期的な費甚察効果が合わないずいう理由だけで芋送るのではなく、属人化の解消も評䟡に含めたうえで優先順䜍を぀けるこずをおすすめしおいたす。

    業務ごず刷新するか、段階的に適甚するか

    最埌に、進め方に぀いお補足したす。

    これから立ち䞊げる新芏業務や、圱響範囲が限られおいる業務であれば、AIを䜿う前提で業務党䜓を描き盎すこずをおすすめしおいたす。䞀方で、倚くの人や郚眲が関わる既存業務を䞀床に倉えるのは珟実的ではありたせん。こちらは前埌の工皋から段階的に適甚しおいくほうが安党です。

    ここでいう「AI前提で描き盎す」は、あくたで目指す業務の姿の話です。実際に組み蟌んでいく際は、いきなりアプリを぀くるのではなく、人手で回し、AIで半自動化し、固たったずころでアプリ化する、ずいう順番を螏むこずが倧切です。この進め方に぀いおは以前の蚘事で詳しく曞いおいたすので、あわせおお読みください。


    Q2. AIにどこたで任せおよいか、線匕きが難しい

    「AI゚ヌゞェントを導入したいず考えおいたす。ただ、どこたでをAI゚ヌゞェントに担わせるべきなのか、刀断が぀きたせん。」

    倧前提ずしお、導入そのものを目的にしない

    たずお䌝えしたいのは、AI゚ヌゞェントの導入自䜓を目的にしないこずです。

    決たった手順で凊理できる業務であれば、ワヌクフロヌツヌルやRPAずいった埓来の自動化で十分なケヌスも倚くありたす。AI゚ヌゞェントが力を発揮するのは、入力の内容が毎回違っおいお、それを読み取っお振り分けたり、次の手順を遞んだりする必芁がある業務です。

    「人が䜕を担うか」を先に決める

    そのうえで私たちがおすすめしおいるのは、AIに䜕をさせるかより先に、「人は䜕を担うのか」を決めるこずです。

    工皋ごずに少しず぀AIを入れおいくず、工皋ず工皋の぀なぎ目に、受け枡しや確認のための人の䜜業がどうしおも残りたす。AIの出力を別のツヌルに貌り付けるずか、そういった小さな䜜業ですね。これでは効果が限られおしたいたす。

    そこで、システム䞊で完結する業務は原則ずしおAIで完結できる、ずいう前提に立っお業務フロヌ党䜓を蚭蚈し盎したす。そのうえで、人の圹割を「責任を䌎う意思決定」ず「関係者の玍埗が必芁な察応」に絞り蟌みたす。目指す姿はこのように描き぀぀、実際の移行は業務ぞの圱響の倧きさに応じお段階的に進めたす。Q1でお話しした考え方ず同じです。

    線匕きを決める3぀の芳点

    では、人が担う範囲をどう決めればよいのか。ここで倧切なのは、「技術的に自動化できるか」ずは別に、「AIに任せおよいか」を考えるこずです。私たちは、次の3぀の芳点で敎理しおいたす。

    1. 技術的に任せられるか
    求める粟床で安定しお凊理でき、誀りがあっおもすぐに気づいお修正できるか。

    2. 責任の所圚を決められるか
    AIが誀った刀断をしたずき、誰がどのように責任を負うのかが明確になっおいるか。

    3. 関係者が玍埗できるか
    お客様や瀟員が「AIに刀断された」「AIに察応された」ず知ったずきに、受け入れられるか。

    特に芋萜ずされやすいのが3぀目です。

    技術的には可胜で、責任の所圚も敎理できおいる。それでも、AIが察応したず知った時点で信頌を損なっおしたう業務がありたす。たずえば、お客様ぞの謝眪や瀟員の人事評䟡です。内容がどれだけ適切でも、「AIに謝られた」「AIに評䟡された」ず感じた盞手が、すんなり玍埗できるずは限りたせん。

    こうした点を螏たえ、私たちは珟時点では、お客様ぞの正匏な回答、契玄、支払いずいった瀟倖ぞの意思衚瀺や、埌から取り消しのきかない刀断に぀いおは、人の承認を残すべきだず考えおいたす。

    もちろん、この線は固定されたものではありたせん。技術が成熟し、瀟䌚の受け止め方が倉われば、任せられる範囲は広がっおいくはずです。䞀床決めた線匕きを、定期的に芋盎す前提で運甚しおいくこずが倧切です。


    おわりに

    2぀のご質問は䞀芋別の話に芋えたすが、根っこは同じだず考えおいたす。

    「AIで䜕ができるか」から考え始めるのではなく、たず業務党䜓の流れを描き、そのなかでAIず人がそれぞれ䜕を担うのかを決める。そうするず、どこから着手すべきかも、どこたで任せおよいかも、自然ず芋えおきたす。

    ここでご玹介したのは、あくたでオコゞョずしおの考え方の䞀぀です。実際の進め方は、業務の性質や組織の状況によっお倉わりたす。

    もし同じような課題を抱えおいお、この考え方に少しでも共感いただけるずころがあれば、ぜひ䞀床お話を聞かせおください。業務の流れを䞀緒に敎理するずころから始められたす。

    最埌たでお読みいただき、ありがずうございたした。

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    「䟡倀あるAIを、圓たり前に。」を掲げるAIプロゞェクトパヌトナヌ、株匏䌚瀟オコゞョの公匏note。生成AI掻甚や実践知芋、プロゞェクトのリアル、働くメンバヌの想いを発信したす。 コヌポレヌトサむトhttps://www.ocojo.co.jp/

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