11月4日付のClaude Code 2.1.318の変更履歴で、クラウドセッションに「No repository」が加わったことが案内されました。Anthropicがホストする環境で、リポジトリを選ばずにセッションを始められます。小さな処理を試すだけなら、GitHubに検証用のリポジトリを作る手間が省けます。 Claude Codeの変更履歴
CSVの取り込みルールを試してみる
たとえば、商品をCSVで一括登録する機能を作るとします。実装に入る前に決めておきたいのが、1行だけ入力に問題があったときの扱いです。正常な行だけ取り込むのか、ファイル全体を差し戻すのかで、結果画面に出す情報も変わります。
ブラウザで Claude Code を開き、Anthropicがホストするクラウド環境を選びます。新規セッションのリポジトリ選択欄に「No repository」が表示されたら、それを選んで下の依頼文を送ってみましょう。クラウドセッションを利用できるプランが必要です。 クラウド環境の公式ドキュメント
商品CSVの取り込みルールを試したいです。Pythonの標準ライブラリだけで
下のサンプルを読み込み、登録できる行と、登録できない行を分けて表示してください。
今回は正常な行を先に取り込める仕様を試します。
価格は0以上の整数とし、同じ商品コードが出てきたら最初の正常な行を採用してください。
登録できない行は、CSVの行番号と理由を出してください。
入力:
sku,name,price
A01,ノート,300
A02,ペン,
A01,ノート別名,450
A03,消しゴム,120
クラウド環境でスクリプトを実行して、出力を貼ってください。
期待する出力は、登録できる商品が A01 と A03 の2件、登録できないのが3行目(価格が空)と4行目(商品コードが重複)です。行番号はヘッダーを1行目として数えます。
結果を見ながら、たとえば「修正したファイルをそのまま再アップロードしたら、先に登録した2件はどうなる?」と続けて聞いてみましょう。再アップロード時に既存の商品をスキップするのか、価格も更新するのか。画面やDBの実装に着手する前に、決めるべきことが一つ見えてきます。
既存アプリに入れる段階でリポジトリを選ぶ
試作で決めた取り込みルールとサンプルCSVを持って、次は既存アプリのリポジトリを選んで作業します。アプリ側の商品コードの制約や既存のエラー表示に合わせて実装し、差分をレビューできる段階です。最初から既存アプリのコードを読んだりPRを作ったりする作業なら、初めから対象のリポジトリを選びましょう。 リポジトリを選ぶ手順とPR作成の公式ガイド
おわりに
CSVインポートなら、試作で決めたルールとダミーCSVを、そのまま実装時の確認に使えます。まずは正常な行と困りそうな行を数件ずつ用意して、エラーになったときに利用者へ何を返すかまで試してみてください。
