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店員は神様です

    レジで現金を投げるスタイルの客いるじゃないですか。
    これはアルバイトをしていた某ハンバーガーの店にも某パスタの店にも現れましたし、自分が客として行った店でも遭遇したので一定数生息しているわけです。
    で、自分が店員サイドの時
    現金を投げつけられてだいぶスタンディング腹だったんです。

    ↑「スタンディング腹」の詳細はこちらご確認ください。

    ですが1月の初っ端のシフトでの勤務中に気付いてしまったんです。

    【現金を投げる人にとってのモノの見え方】
    店=神社
    キャッシュトレイ=賽銭箱
    現金=御賽銭
    注文内容=願いごと
    店員=神

    Yomopedia

    ということに。

    “お客様は神様です”
    改め
    “店員は神様です”
    というわけです。

    そもそもが、初詣なんかでお金を賽銭箱にシュートするあの行為は
    自分自身の穢けがれをお金に託して神に浄化してもらうという意味合いがあるそうです。
    神=オートクレーブなんですか?
    神って高圧蒸気滅菌機能ついてるんですか?
    つまり
    店員=神=オートクレーブ

    【オートクレーブ】
    内部を飽和蒸気によって高温高圧にできる機器。
    医学・生化学:病原体などを死滅させる滅菌処理(オートクレーブ滅菌)のために用いる

    研究ネット

    …オートクレーブのことは一旦無しにします。
    言いたかっただけです。

    私は現金投げカスタマーのことを“参拝客”と呼ぶことにしました。
    この発見以来もう全てはこっちのものですよ。
    平常心どころか高揚感まで出てくるほど。
    現金投げつけられてももう
    「お、願いごと(注文)はなにかね?聞かせてみ?オオン?」
    としか思わなくなりましたからね。
    スタンディング腹ではなく
    “どうもー!神でーす!”といった完全なるなめくさり神と化し、心中大爆笑状態です。

    接客業苦手なくせに接客のアルバイトをするという謎の苦行を自分に強いていた私が発見したワークハック、
    これは他の神たち店員にも共有しなければならないと思い、
    神同士の交換ノートスタッフノートに

    店=神社
    キャッシュトレイ=賽銭箱
    現金=御賽銭
    注文内容=願いごと
    店員=神
    現金投げる客=参拝客
    店長=天之御中主神

    と書いておきました。
    神たち店員から
    「自分のことを神だと思いながら働くわ」
    「優しいお客さんが来たら願いごと叶える速度と精度ハンバーガーを速く美しく作る高めでいく」
    「私はトイレ掃除に命をかけてきたからトイレの神様がいい」
    といった宣言や、もはや現金投げてこないタイプの客へのホスピタリティ向上意思表明やピンポイント神への立候補などの返事がきていて
    おおいに笑いました。

    天之御中主神店長「俺さ、明日ミーティングあるから本社行かないといけないんだよね。だから朝鍵開けるのお願いできる?」
    私「わかりました。出雲大社本社でミーティングですね。10月でもないのに。」
    天之御中主神店長「やめて笑 よもちゃんがあれノートに書いてから仕事中笑っちゃうからなるべく触れないようにしてんの。本社のこと出雲大社とかいうの勘弁して!」
    私「いやいや、だって全国の店長が本社に集まる構図って完全に10月の出雲大社じゃないですか。あれ神のミーティングですよね?」
    天之御中主神店長「他の神に会って笑わない自信がない…」

    といった具合に
    店員=神という等式でひたすらに楽しんでおりました。


    病院で働いていた頃はカンファレンスのことを
    “神のミーティング”、
    つまりカンファレンス室=出雲大社と考えていました。
    ついでに、インフォームドコンセント(IC)のことは
    “神のお告げ”ということにしておきました。
    しかしカンファレンスをする部屋が常に同じ場所とは限らないのでそのことを
    “可動式出雲”、
    自分が参加していなくても同時刻に別会場でカンファレンスが行われていることを
    “同時多発出雲大社”と呼んでいました。
    ただこれ、同じ科の同期にしか言いませんでした。
    先輩やらなんやらはほぼ全員
    毘沙門天とかアレスとかスサノオだったので、
    こんなことを考えているなんてバレてもバレなくても半殺しにはされるのですが、バレた日には内臓全て引っ張り出されそうでしたからね。

    この後間もなくして私は
    天照大神になりました(適応障害による休職からの鬱)。
    とはいえ適応障害からの鬱を
    “天照大神になった”などと表現しているあたりがもうね、周囲の人から
    「メンタル鋼はがねかよ」
    と言われる所以なんですね。

    【天照大神になる】(動)
    天照大神が天の岩戸に隠れたことに準え、
    “ひきこもる”ことを意味する。

    デジタル大蓬泉

    ↓以下クソデカ独り言
    …私が“はがねタイプ”であの病院でHP0でポケモンセンター(メンタルクリニック)送りにされたということは毘沙門天・アレス・スサノオたちは“ほのおタイプ”…
    だからか、だから私に“こうかばつぐん”だったのか…
    つまり、まわりが“どくタイプ”なら“はがねタイプ”には“効果無し”なので天照大神になることもなかったということか…


    クソデカ独り言の割合がすごいことになってきたので黙りますね。
    今日も話が脱線どころか廃線となった鉄道の様相を見せておりますが、
    接客でお悩みの方はぜひ、
    店=神社
    キャッシュトレイ=賽銭箱
    現金=御賽銭
    注文内容=願いごと
    店員=神

    の置換法を試してみてください。


    圧力鍋による調理も“オートクレーブ”の一種です。

    鰯の甘露煮は圧力鍋で作ると断然楽です。

     
     
    ラブラドールの匂いで肺を満たしたいアラウンドサーティ。 9歳児に親育てされている本末転倒人間。 文字に嫌われた人間が、しつこく文字を掻き集める滑稽な姿を東京の片隅からお送りしております。 ※連載小説も基本的には一話完結として読める構成を目指しているので、おじけづくことなかれ。

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