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Photo bykacchyjp

私設賞 宇宙杯 うつスピ賞の上位6句(審査員賞前夜祭)


    こんばんは。

    みんなのあこがれの、みんなの俳句大賞、大決定しましたね!

    全458句から選ばれた
    栄えある大賞句は

    馴れ初めを祖母は語らず桃の花 めろ

    めろさんおめでとうございます!!


    心からなんですけど、運営について、
    どうやったらこんなに上手くいくんだろうというぐらい、
    ものすごくスムーズで、コメントも温かく、最高の運営でしたね。
    まとめもものすごく見やすいです!
    ありがとうございました!

    愛のある言葉がたくさん飛び交ったのではないでしょうか。


    予選突破してドキドキを味わいたかったところですが、
    私は見事予選で落ちました!

    みなさまおめでとうございました、お疲れさまでした!


    うつスピ賞、
    実は上位6句も選んでいましたので、大発表します!

    12句はこちらから。


    それでは!
    第6位!

    なに想う❤️君を通して🌸自分知る😊

    みんさんです!


    この句はいいですね!
    まさに、noteにいる人の心だと思い、選びました。

    私自身の自分語りになりますが、
    うつ病のことの「発信」をするためにnoteに来ました。
    「発信メイン」の心境でした。
    一年弱いて思ったことは、noteでの交流っていうのは、相手を通して自分を知ることでもあるんだなぁと思いました。

    最初は俳句の記事を書く気もありませんでした。

    きっかけとなったのはこの記事ですが、

    最初は「うつ病と俳句」の関連から書いていたのですが、

    最近は純粋に俳句を楽しみたい人へのお役立ち記事を書いています。
    だいぶ、最初に知っておいたらいい感じかもということは書きましたので、
    興味のある方はみんなの俳句大会3点セットをどうぞ。



    発信する気持ちで来ていた自分が、
    いろんな記事を読むことを通して、自分を知っていくことになりました!

    ハートマークがすきを意味しているんじゃないかなとか、
    大胆に記号を使うという、
    楽しげな気持ちが伝わってくる表現も良かったです♪
    おめでとうございます!!



    第5位!

    やわらかな爆弾抱いて春の恋

    蟹沢ちゃむさんです!

    春の恋の気分が良く伝わってきますね!
    恋は爆弾なのかもしれません。
    この「やわらかな」が絶妙ですね。
    ちょっとした言葉で傷ついたり、気持ちを伝えるのが怖かったり。
    全部言い表せているのが「やわらかな爆弾」なのではないか、
    春の気分と合っていると思い選びました。

    蟹沢ちゃむさんの句は、もう一句もお気に入りでした。
    桜降る輪廻の音に耳すませ

    桜に、日本人は様々な思いを重ねてきました。
    桜の降る時には、耳をすませてみると、
    いろいろな命が巡っている音がするのではないでしょうか。

    輪廻の意味
    輪廻は、人を含む生き物が亡くなったとき、動物などを含めた生類に何度も生まれ変わることを指す教えを意味します。命を持つものが生命の転生を無限に繰り返す様子を、車輪の軌跡に例えたことが輪廻の由来だそうです。

    https://www.famille-kazokusou.com/magazine/manner/325

    素晴らしい2句でした!おめでとうございます!


    第4位!

    ふらここへ明日の引っ越し報告す

    ゆずさんです!

    上手いですよね。シンプルに見えて上手いです。
    ブランコに引っ越しの報告をする、という言葉から、
    小さい子どもが名残惜しそうにたくさん遊んだ公園で最後に遊ぶ姿を思い浮かべてもいいですし、
    大人になった自分が、子どものころたくさん遊んだ公園の、街の象徴的な遊具としてブランコにあいさつをして、
    街を去る姿を思い浮かべてもいいですよね。

    こういう句をどう味わうべきかというのを深く考える場合、
    「ブランコ以外の言葉を当てはめた場合どうだろうか?」と考えまくるのですが、
    ブランコ、大人の物思いや、子どものわんぱくのジャンプ、親子で乗っている姿等々、
    考えれば考えるほどブランコじゃなくちゃダメな気がしてきました。
    計算された言葉の配置なんだろうなー、とシンプルな句に感動しました!
    おめでとうございます!



    第3位!

    いつの日か 月にも桜 咲くのかな

    chitoseArkさんです!

    シンプル。
    それでいて、壮大な妄想。そして、句の中に感じる平和。
    月に桜を咲かせる発想に感動しました。
    日本全国で咲く桜が、月にも咲いて、地球からも見ることが出来る時代が来るなんて、考えただけで素敵ですね!
    宇宙杯のタイトルであることからの作句の関連もあったのかもしれません!宇宙を素敵に詠んだ句でした!
    おめでとうございます!


    第2位!

    春ショールはんなり甘く陽のごとし

    moeさんです!

    17音かけて季語そのものだけを説明することを、一物仕立てと言います。
    これは、めちゃくちゃ難しいんですよね。
    「オリジナリティがあるぞ!」という俳句と、平凡で、「ただ季語のことを説明しているだけじゃないか!」という俳句と、「何言っているのかわからないなぁ」の俳句が、紙一重だと思っています。

    オリジナリティーのある「一物仕立て」の句を作るには、他の人が気づいていないことを発見する観察眼がいるんです。
    一物仕立てには①観察力 ②根気 ③描写力 この三つの力が必要になります。

    世界一わかりやすい俳句の授業 夏井いつき(p36-37)より抜粋要約

    「春ショールって、上品ではなやかで「甘い」なぁ。太陽みたいだなぁ。」
    この、甘いという味覚への置き換えた感性、
    春ショールの手触りや色合いが、
    言われてみたら「春ショールって確かにそう!」ということを見事に表現していると思いました!

    そして、正直な話を言うと、
    私自身、この句を選ぶの、ちょっと怖かったんです。
    というのも、一物仕立て、
    「いやいやうつスピさん、春ショールにおいて、単に季語の説明になってますよ!」こう思われたり言われたりするんじゃないかと。
    この、単なる季語の説明になっているかどうか、
    読んだ人のそれぞれの感性で変わってくると思います。
    私は一目見て二重丸つけるぐらいmoeさんの発見を感じて感動したんですけど、
    みんなはどう思うのか、
    本当に、一物仕立ては繊細で、発見があるのか、難しいんです。

    前回記事のコメント欄で、ヒスイさん、よしだみゆさんから、
    春ショールの句がいいというコメントが入ってホッとしているところです。

    一物仕立てという高度な技に挑戦した春ショールの句、
    私は上位2位に入れるほど評価しています。
    みなさまはどうお感じでしょうか?
    おめでとうございます!



    さて、第1位は!!



    ばん!!



    春の月きみに寄り添うたまご肌

    はやしっぷさんです!!

    この句はいいですねー。
    ユーモア感が最高ですね。
    「きみ」と「たまご」肌。
    どこから作ったんだろうかと聞きたくなる句です。

    春の月が出ている中で、君と、私が寄り添っている場面。
    単に言葉遊びにとどまらず、
    春の月、きみ、たまごと音楽記号のスラーでなめらかにつながっているように、
    春の月の気分と、きみの気分と、たまご肌の気分がそれぞれ関連してつながっていて、描いている光景も素敵です。
    「きみ」と「たまご」から作ったのかもしれないですけど、
    春の月の少しぼんやりした気分と、
    きみとたまご肌のひらがな書きの効果もあいまって「完璧!!」な句だと思いました!
    「きみ」と「たまご」は狙ってないのかもしれないです。
    でも多分狙っていると思います。

    こういう遊び心もありながら、
    春の月の気分と、ひらがなのきみとたまご肌と響かせ合っていて、この句が今大会ベストの句だと思いました!!
    あと、私には「たまご肌」を俳句にする発想が全くありませんでした!!
    というのも高く評価した理由の一つです。
    きみと自分が寄り添っている俳句はよく見るタイプに分類されると思いますが、「たまご肌」とすることで自分を表現するなんて!

    私自身が、言葉遊びをするタイプの俳句を作るので、
    この春の月ときみとたまご肌の句は、どこからどうやって作ったんだ!
    完璧なバランス感で俳句が成り立っているじゃないか!!と感じました!
    おめでとうございます!


    そしてさらに言うと、この作者の残り二句、

    おさかなも虹のおめかしはなごろも

    おじいちゃん正座で映るひな祭り

    残り二句も上手すぎました。春の気分と合わせるための、
    ひらがなのやわらかさの効果を知っていて、
    3句で作者が見えてくるような、優しい句で素敵でした。

    この作者は、季語のことを知っていて、
    季語の正面じゃなくて、
    季語のすみでちょこっと座っている、季語が隠し持っている魅力みたいなものを上手く描けているなと思いました。
    ひな祭りのおじいちゃんの正座とか、
    想像しただけでかわいい場面が想像出来ました。

    はなごろもといえば人間の姿を想像しがちなところに、
    おさかなさんのおしゃれです。
    光が反射して虹みたいに見えたのでしょうか。
    作者の春のうきうきな気分が見えてきますね。

    と、ひらがなの使い方が抜群に上手く、
    この2句も合わせて紹介させてもらいました!
    予選通過しないなんて!!

    ということでうつスピ賞上位6句は

    なに想う❤️君を通して🌸自分知る😊  みんさん
    やわらかな爆弾抱いて春の恋  蟹沢ちゃむさん
    ふらここへ明日の引っ越し報告す  ゆずさん
    いつの日か 月にも桜 咲くのかな  chitoseArkさん
    春ショールはんなり甘く陽のごとし  moeさん
    春の月きみに寄り添うたまご肌  はやしっぷさん

    この6句でした!

    おめでとうございます!!


    さて、審査員の先生の表彰を待ちましょう。

    私は予選すら残らなかったのですが、
    どなたが賞を取るか楽しみに待っています!

    ほめるコメントはバンバン書いていきましょう!

    愛を込めて!

     
     
    うつ病の休職をきっかけにnoteにやってきた俳人。 noteで始まった俳句大会、みんなの俳句大会のために愛のある記事を書き続け「スターライトうつスピ先生」として知られる。主な作品に、 うつびょうのさんぽせんにちゆきのはて 春光のラストピースとしての僕 など。現在復職の道を歩み中。

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