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フリースクールとアイドル劇場で働く、職業は遊牧民

    むかしむかし、山と海に囲まれた小さな村に、願い(ねがい)という名の若い女性が住んでいました。願いには不思議な力があり、人々の心の中が見えるという特技を持っていました。そして願いはいつも「私含めてみんなの今が幸せになってたらいいな」と心から思っていました。
    村では多くの人が「いつか幸せになる」と未来に希望を託していました。農夫は「豊作になれば幸せになる」と言い、漁師は「大漁になれば幸せになる」と言い、若者たちは「恋が実れば幸せになる」と言っていました。しかし願いは、人々の心を覗くと、みな「今」を生きることを忘れていることに気づいたのです。
    ある日、願いは村の広場に小さな井戸を作りました。「幸せの井戸」と名付けられたその井戸には、不思議な力がありました。のぞき込むと、自分自身の「今」の姿が映るのです。
    最初に井戸をのぞいた農夫は、自分が家族と食事を楽しむ姿を見ました。「私は今日も家族と食べる食事があり、それは幸せなことなのに、豊作だけを考えていた」と気づきました。
    漁師は、波の音を聞きながら夕日を眺める自分の姿を見て、「海と共に生きられることが、すでに幸せなのに気づかなかった」と涙しました。
    若い恋人たちは、互いに支え合う姿を見て、「愛し合うこの瞬間こそが、幸せなのだ」と気づきました。
    願いの井戸は、村人たちに「今」の幸せに気づかせていきました。次第に村全体が変わり始め、人々は「いつか」ではなく「今」を大切にするようになりました。農作業の合間に子供と遊ぶ父親、漁の最中に仲間と歌う漁師、日々の小さな幸せを分かち合う村人たち。
    しかし、願い自身は自分の幸せを見つけられずにいました。ある夜、月明かりの下で井戸をのぞき込んだ願いは、村人たちと笑顔で語り合う自分の姿を見ました。「私の幸せは、みんなの幸せを願うことにあったのだ」と願いは気づいたのです。
    後に村を訪れた旅人が願いに尋ねました。「なぜこの村はこんなに温かいのですか?」
    願いは答えました。「私たちは『いつか』の幸せよりも『今』の幸せを大切にしているからです。私含めてみんなの今が幸せであることを願い、それを実現するために互いを思いやっているのです」
    そして「幸せは未来に待つものではなく、今日を生きる心にある」ということわざが、この村から広まっていったとさ。
    めでたし、めでたし。
    そして次にインタビューされるのはきっとこれを読んでいるあなただし、そしていつしかインタビュアーにもなっているのでしょう。
    と思う2025年4月14日20時38分に書く無名人インタビュー1058回目のまえがきでした!!!!!
    【まえがき:qbc・栗林康弘(作家・無名人インタビュー主宰)】

    今回ご参加いただいたのは らん さんです!

    年齢:20代後半
    性別:レディ
    職業:遊牧民


    現在:毎日今はもうめっちゃ幸せですね。

    本間:
    今、何をしている方ですか?

    らん:
    今は特に何もしていないかもしれないです。

    本間:
    1日の過ごし方を教えてください。

    らん:
    今は人生で一番ゆっくり過ごしてる時期です。
    朝の8時9時に起きて、ゆっくり運動して、買い物に行って、今日のお昼ご飯と晩ご飯食べるものを決めて、料理して、その間に本読んだり、YouTube見たり、note見たり。
    母親が帰ってきたら一緒にご飯食べて、話して一緒に何かまた見たりして。
    そう考えると何もしてないですね(笑)

    本間:
    例えば学校に行ったりとか会社とか、アルバイトでもいいんですけど、そういうところに所属したりもしていないですか?

    らん:
    アルバイトは始めました。

    本間:
    何のアルバイトですか。

    らん:
    バイトは2個やってます。
    1個が中学生向けの、学校に行ってない子たち向けのフリースクールみたいなところで働いていて、それはほとんど午前中に終わるので、それがある日はそこに行ったりして。
    あともう1個はなんかアイドルの劇場のスタッフみたいなのもやってて。それはほとんど週末に1日あったりするので、それがあるときはそこに行ったりしてますね。

    本間:
    フリースクールのアルバイトは具体的にどういったことをするんですか?

    らん:
    具体的には私はまだ2月から始めたばっかりなんですけど、学校に何らかの事情で行けてない子たちがそこに来て、朝から本当に学校みたいに、夜17時ぐらいまでカリキュラム通りに過ごすって感じ。
    塾とは違って何か学習を教えるわけじゃないんですけど、生活のお手伝いで何か困ってることないかとか、コミュニケーションちゃんと取れてるかとか、本当に日常会話をしたり、「きのう何した?」とか。
    そういうのでお話し相手みたいになる感じですね。

    本間:
    劇場スタッフの方は?

    らん:
    劇場スタッフは、ちょっと特殊で。
    アーティストさんが公演にいらっしゃってその舞台準備だったり、ファンの方に入場券配ったり、特典会の案内したりしてます。
    よくサイン会とかで、後ろで「お時間です〜」って言うスタッフみたいなこともやってます。

    本間:
    このアルバイトを始めたきっかけはありますか?

    らん:
    きっかけは、そもそもずっと大学を卒業してからずっと正社員でいろいろと働いていたんですけど。
    今年の1月、新年明けて月末ぐらいに会社を退社して、そのときに当初いろいろ予定してた自分の人生設計みたいなのがなくなって。
    何かやりたいこと、とりあえず時間はいっぱいあるからやってみたいと思ってたこと全部やっていこうって思ったときに、1個は何か子供に関わることをやってみたいなって思ってて。
    塾とか学校関係とかも探したんですけど、運よくそこの求人を見つけたのでそこで採用していただいてって形です。
    劇場の方はアイドルが元々好きだったので、憧れじゃないですけど、後ろでスタッフさんみたいなことやってみたいなと思ってたらそれもたまたまいい求人が見つかって、採用していただけたのでそこで働きましたね。 

    本間:
    やってみてどうですか。

    らん:
    楽しいです。やってみたかったことだったので、すごい充実してますね。
    子供はやっぱ中学生で、私と10〜15歳ぐらいは離れてて、何してても「中学生やな〜」みたいな(笑)、可愛いなって思います。
    子供ってわかりやすくて、すごい好きなこととか興味あることはどんどん喋ってくれたりするんで、この子たちが将来あたたかく過ごせるような社会になればいいなとか考えながら楽しくやってますね。

    本間:
    うん。

    らん:
    劇場のスタッフの方も、一緒に働く女の子とかも結構同年代の子たちで楽しくて、ファンの人もいい人ばっかりで。
    何か推しを間近で見てる幸せみたいなのをファンの人からもらえるので、楽しいんやろうなって思って、やってみてよかったですねこの2つは。

    本間:
    趣味はなんですか?

    らん:
    最近このアルバイト生活を始めてみて料理楽しいなって思うし、あとはよく本屋さんとか図書館行くので多分本読むのはめっちゃ好きな方やなって思う。
    よく歩くから、友達とどっか出かけるときもよく歩くんで、散歩とか歩きながら何か話したりするのも好きやし、YouTubeで何かドラマとか見たりするのも好きなので…
    そんな感じですね。

    本間:
    お料理はどういったきっかけでするようになったんですか。

    らん:
    正社員のときは朝行って、夜7時とかに帰ってくるから、そもそも夜7時に帰ってきたら、あんまりできないじゃないですか、時間が取れなくて。

    本間:
    はい。

    らん:
    だけど今は午前中に終わったり、ずっと週5で働くっていう概念がなくなったので、1日家におるときは、せっかくやったら野菜とか普段食べてないものいっぱい使って作りたいなって、お母さんにも食べてもらいたいなと思って作ってたら、料理は全然苦じゃないなと思って。 
    切ったり、炒めたり煮たりするの楽しいなと思ったんで、「お。なんか嫌いじゃないぞ?」って。

    本間:
    最近作った料理は何がありますか。

    らん:
    最近得意料理になったのは韓国料理のチャプチェ。高野豆腐とかも美味しく作れるぞって感じ。
    とりあえず鍋に放り込んで煮る系はちょっと要領つかめたかなって思います。

    本間:
    お料理してるときはどうですか?

    らん:
    楽しいです。美味しいって思ってくれたら嬉しいなっていうのもあるし。私すごいお肉好きやけど、意外と野菜美味しいぞって食べてなかったからか思いましたね。
    でも、やってたら楽しいなって思うんですけど、私、そもそもすごい不器用で大雑把なんで「多分、料理人は無理やろな」って思いました(笑)

    本間:
    ちなみに、本はどれぐらいで読んでますか?

    らん:
    定期的に週に何冊とかはないんですけど、ちょくちょくずっと本屋さんとか図書館とかにはよく行くんで…
    1冊ガッと読むときもあれば、気に入った章とかだけとか短編のとこだけ読んだりとか。
    昔、中学生高校生のときは学校の図書館の小説だけずっと読んでてたんですけど、社会人なってみるとスピリチュアル系とかも好きですし、エッセイとかもおもしろいなとか思ったりします。
    週に何冊ってのはないんですけど、そのとき目についたものはふら〜っと読むようになってますね。

    本間: 
    今、一緒に住んでいるのは?

    らん:
    母親ですね。

    本間:
    お母様1人とらんさんの2人?

    らん:
    2人暮らしです。

    本間:
    毎日どうですか。

    らん:
    毎日今はもうめっちゃ幸せですね。なんか年始泣いてたのが嘘みたいな。今は幸せだ〜と思って暮らしてます。

    本間:
    具体的にどういう時に幸せを感じますか?

    らん:
    朝ゆっくり、ゆっくりって言っても7時間ぐらいで起きてるんですけど、今日別に何か嫌なことしなくていいんだなとか思ったり、天気いいなって思うだけでも結構単純なんで幸せと思って生きてるんですけどね。
    こんな時間に散歩してるのもすごいな〜とか、めっちゃ本当に些細なことだけど、なんか家で美味しいクッキー買って自分でミルクティー入れてるときに「あぁ、なんか幸せ〜」と思いますね。

    本間:
    らんさんは、周りの方から性格とかどう言われることが多いですか?

    らん:
    もうとにかく明るいと言われますね。明るいし、自分でも思うんですけど、早い。
    いろいろ決めたり、行動したり、やめたり諦めたりするのも全体的に早いなっていうのは感じますね。

    本間:
    ご自身ではどう思いますか。

    らん:
    とりあえず何かやってみて駄目やったら終わったらいいんじゃないっていう考えなんで、何かやってみるまでのスピードはめっちゃ早いんですけど、で、手を引くまでのスピードもめっちゃ早いんですけど。
    なので、挫折とか失敗とかグッと落ち込む経験があんまりなくて。
    落ち込んでも別に死ぬわけじゃないし、寝たらいいかみたいになるんで、割と自分の性格は生きやすいなとは思いますね。

    本間:
    最近楽しかったこと、何かありますか。

    らん:
    なんかこんなん言ったらあれかもしれないけど、毎日楽しい(笑)
    本当に自分がやりたいと思ってた子供関係の仕事に就けたのも楽しいなと思うし、劇場のスタッフっていうのも楽しいなって思うし、それこそ推しみてるときも楽しいし…
    当初の予定では、私も結婚して、今は違うとこに住んでるっていう計画みたいなのがあったので。でも、母親がそれをちょっと寂しがってて、「今年の桜は一緒に見れないかな」っていうのを話してたんです、2人で。
    でも、「見れるやん!もう咲くやん!」って思ったら、なんかそれもそれで楽しいなって。
    楽に生きてるからいろいろ自分が動いてないけど、周りがなんかいい感じに動いてくれたり、力を入れて生きてなかったら周りがスムーズに動き出すみたいなのってこういうことかって思うので、 楽しいし今あんま嫌なことが全然ないですね。 

    本間:
    なるほど。
    今、最近あった嫌なことを聞こうと思ったんですけど(笑)

    らん:
    キャー!(笑)
    なんか結構いい子ちゃんに見えるかもしれないんですけど…
    私あんまり人とか物とかに対しても嫌って思わなくて、その人はそういう考えなんやなとか、怒ったのも何か理由があるんじゃないかなみたいに考えるんで…
    あっ、カタログギフト頼むときにあんまり好きなものなかったから消去法で頼んだかな〜ぐらい(笑)これ全然嫌じゃないですね。

    本間:
    大丈夫です。
    推しは何ですか?

    らん:
    お察しの通り、アイドルとかに関わってるので、K-POPすごい好きで、K-POP全般みんな好き。頑張ってる人を応援するのが楽しいので、そういう人たちを定期的に見て「かわいいな〜かっこいいな〜幸せ〜生きててくれてありがとう〜」って思ってますね。

    本間:
    K-POPはいつ頃から好きなんですか?

    らん:
    多分中学生ぐらいから好きですね。東方神起とか日本で流行りだした世代だと思うんで、そこぐらいからずっと長く推してますね。

    本間:
    推し活をしてるときはどんな気分ですか。

    らん:
    めっちゃ幸せです。もうその人が存在してくれてるだけでありがたいっていう感じですね。長くずっと活動してほしいなって思いますね。

    本間:
    推し活はらんさんお1人で?

    らん:
    中学からの友達がいて、その子もK-POP好きでその子からいろいろ情報を教えてもらうので、2人で今のK-POP事情みたいな話したりしてますね。

    本間:
    推し活って具体的に何をするんですか?

    らん:
    多分一般的にはアルバム買ってサイン会行ったり、コンサート行ったりとかやと思うんですけど、私あんまりそういう活動的なものは…
    あ、でも、日本のアイドルで、中高のときはそういう握手会とかコンサートとかめっちゃ行ってました。けど、今の私の推し活やと、YouTubeで何かラジオ聞いたりその子が出てるコンテンツ見たりとか、ドラマデビューしたらそのドラマ見たりして、「見たよ〜!」って内心思うみたいな。
    視聴回数で応援するみたいな感じですかね。

    本間:
    好きな食べ物は何ですか?

    らん:
    韓国料理のトッポギが一番好き。日本やとホルモンが好きですね。

    本間:
    トッポギとホルモンはどこが好きなんですか。

    らん:
    お餅系、モチモチしてる食感がめっちゃ好きで、なんかニョッキとかお餅とか、白玉とか何かそういう歯ごたえのやつめっちゃ好きだし、辛い物も好きなんで、トッポギは辛いしモチモチしてるし全部クリアって感じです。
    ホルモンはいっぱい食べるとちょっと気持ち悪くなるんですけど、少量のホルモンやとめっちゃ好きです。あの独特なクセのある味が好きです。

    本間:
    よく食べますか?

    らん:
    よく食べます。でも、家でホルモンってあんま調理できなくて。
    ホルモンは鍋だったら結構な確率でモツ鍋かホルモン鍋選びますね。店に行って。

    本間:
    トッポギはどうですか。

    らん:
    トッポギは家でも全然作れるんでよく作ります。好きなものやっぱ作りますね、料理してるときは。

    本間: 
    これは本当によく作るな、って料理は?

    らん:
    よく作るのは…なんやろ。それこそ最初に言ったチャプチェとか、野菜取れるやつで、外では野菜あんま取れないんで、野菜取れるやつよく作りますね。
    チャプチェもよく作るし、高野豆腐とかも作るし、切干大根、きんぴら、とか何か得体の知れない野菜炒めとか野菜煮込んだやつとか。スープとかもよく作りますね。

    本間:
    お料理するようになって変わったことは何かありますか。

    らん:
    料理する前は本当に食べる側の意識みたいなんやったんですけど、料理って台所に立つ前じゃなくても買い物に行くところから始まってるなと思って。
    何作ろう、何が要るかなで冷蔵庫チェックして、賞味期限見て今日の作るものを考えて、お肉冷凍してたら朝から解凍しなきゃ駄目やしって思ったり、台所前から始まってる。
    でも自分1人だと、今日は楽にコンビニでいいかなって思ったりするけど、食べさせたい人がいて作るので、自分のために料理してくれるってめっちゃ愛やなって思いましたね。
    普通に作ってくれるものってないなって、なんか絶対考えてやってくれてるんだろうなと思ったら、料理1個で愛されてるなって思いましたね。 自分がやってみて。

    本間:
    らんさんが今一番食べさせたい人は誰ですか?

    らん:
    私は今一緒に住んでるのが母親なんで母親に食べさせたいし、週末に父親の還暦祝いがあって、そこでも初めて料理を振る舞うって宣言したので父親にも食べてもらいたいですね。

    本間:
    そこは、家族が全員が揃う場になるんですか。

    らん:
    そうです。本当は兄が来るはずだったんですけど、ちょっと遠方に住んでるので、多分オンライン参加になりそうですね。


    過去:私らしくいれるかってなるとちょっと違うかなとか、テンポとかテンション合わへんかなってなったとき、結婚とかの話をして、めっちゃ申し訳ないけど「来世は私みたいなタイプと結婚したいな」ってふとよぎってしまったんです。

    本間:
    子供のときはどんなお子さんでしたか?

    らん:
    後先考えずにやる子。めっちゃちっちゃいときの記憶ない頃のことでお母さんに「手離したらすぐどっか行く子」って言われて、興味が見えたらそこにすぐ行っちゃうから一緒に外出するのめっちゃ怖いって言われました。じっとしてないし、好奇心旺盛やし。
    私も、小中ぐらいの子供のときを振り返って、本当に好奇心旺盛でやりたいことやってましたね。

    本間:
    何かこれをやってた、みたいなものはありますか。

    らん:
    勉強も好きやったし多分できた方やったし、部活でめっちゃこれやったとかはないですけど、とにかく何か周りの友達とか先生とかとめっちゃ仲良くしてて、周りに常に人がいる環境やったんで、小中高とか子供時代を振り返っても楽しい思い出がいっぱいありました。
    自分なりには毎日毎日楽しく生きてたんですよね。

    本間:
    小学校の頃、休み時間とか何してましたか?

    らん:
    小学校のときはとにかくグラウンドで遊具でみんな引き連れて遊んでましたね。
    ブランコ乗ったり鬼ごっこしたり、なんかじっとしてなかったと思います。「みんな行こうや〜!」みたいな感じでした。

    本間:
    中学生になったときはどうでした?

    らん:
    中学生もみんなで休み時間になったら、女子中やったんですけど、大騒ぎしてましたね。廊下やったり、ロッカーの前とかで大騒ぎして、あんまり時間ないときはそれこそ小説好きだったんで小説読んだりしてたんですけど、なんかあんまり1人で過ごしたっていう時間がなくて。
    とにかく喋ってましたね、いろんなことを。

    本間:
    高校生になったときはどうでしたか。

    らん:
    高校生は…ずっと一緒(笑)
    高校は共学で、でも3年間一緒のクラスだったんです。40人ぐらいで。なので、めっちゃ仲良くって休み時間になっても誰かと周りのことを喋ったりして。
    携帯持ち込みあったんですけど、あんまり携帯ずっと触ってるってことなくて、喋ってましたね。

    本間:
    どういうことを話すんですか?

    らん:
    自分の好きなアイドルとか、現実世界のクラスの好きな子とか恋バナとか、それぐらいですかね。家族でこんなんしてる、とか。
    なんか振り返ったらそんな感じだったと思います。ちょっと妄想したりとか、みんなで。

    本間:
    部活動は入ってなかった。

    らん:
    はい。なんかめっちゃ緩い部活みたいな、中学校のときは1年ぐらいダンス部に入って、最初は楽しくやってたんですけど本格的になってきて、そんな本格的なのは無理かも〜と思って1年ぐらいでやめました。
    そっから何を思ったんか、家庭科部みたいなのに憧れて、何かクッキー作ったり、編み物したりっていう家庭科部に憧れて。
    でも中高一貫校の付属校やったんですけど、高校生のとこにはおるけど中学生は部員がいないってなったんで、クラスで同じくやりたい子おらへんかなって探したら3人ぐらい募れたから、先生に家庭科部入れて欲しいですって言って、緩く楽しく高校の先輩たちと一緒にクッキー作ったり、料理したりしてましたね。

    本間:
    それは2年生と3年生とっていう感じ?

    らん:
    多分それぐらいやったと思います。

    本間:
    高校では何か部活動とかしていましたか?

    らん:
    高校は部活動ではなかったんですけど、年に1回の体育祭のときに応援団みたいなやつがあって、 そこでみんなで学年混ぜ混ぜになって踊ったり応援したり毎年参加してましたね。 1ヶ月ぐらい練習してやってました。楽しかったです。

    本間:
    それはみんなの代表としてっていう感じですか?

    らん:
    もう全然そんな、代表としてなんて踊れないんで、メンバー1みたいなポジションでやってました(笑)

    本間:
    高校卒業した後は?

    らん:
    地元の国公立大学に無事行けて、4年間哲学を勉強していて、その中で4年間サークルで初めてちゃんとした部活っていうので演劇部に入ってました。
    あと子供のボランティアみたいなのもちょっとだけやってました、半年か1年ぐらい。

    本間:
    哲学を学ぼうと思ったきっかけはありますか。

    らん:
    入ったときに4年間あるじゃないですか、大学が。

    本間:
    はい。

    らん:
    最初の1年で文学部に入ったんですけど、いろんなコースがあって1年は全体的に見て、2年から専攻を決めるときに、実用的じゃないじゃないですか哲学って。
    全然就活で有利でもなんでもないけど、昔から「なんだろう?」「なんでやろう?」って、そんなことを思ったり考えたりする時間がすごい好きだったので。
    哲学って何考えてもいいみたいに教授から言われて、例えば、今って時間は何なのかとか、自分って何なのかみたいなことでもいいって言われたんで、「何でもいいんやったら考えるところに行きたいな〜せっかくやったら」と思ったんで哲学に行きましたね。 

    本間:
    どうでしたか。

    らん:
    授業も楽しかったし、哲学が好きな子たちが集まって話し合ったりするんで、はたから見たらもう延々と討論してるやんっていうやつでも、いっぱいいっぱい考えたり、この人たちはそういうふうに考えるんやって思えたりするきっかけにもなりました。
    あんまり哲学って理解されることなかったんですけど、やってみて本当に良かったですね。
    楽しかったです。

    本間:
    演劇サークルに入ったのは何かきっかけがあったんですか?

    らん:
    きっかけは、元々兄が演劇とか好きだしうちの家族も演劇好きで、演劇始める前にもちょこちょこ家族で劇場行ってて、どうせやるならやったことないことやろうかなって思って、「…演劇?」みたいな。でも楽しかったので4年間続けられました。

    本間:
    具体的にどういうことをしたんですか。

    らん:
    めっちゃ不器用やのに、金づちを持ってトントンして道具作ったりとか、セリフめっちゃ覚えて自分が役者として立ってみたり、いろんな講演のスケジュール調整したり広報やったりして、全般的にいろいろやりました。
    自分が役者として立って、それを家族が見に来てくれたりして、家族がめっちゃ喜んでくれたりしたんでやっててよかったって思いました。

    本間:
    大学卒業した後はどうでしたか。

    らん:
    卒業した後は新卒はビルメンテナンス系の会社に入って、そこで4年間いたんですけど、2年間は営業して2年間は部署異動で経理したりして、その会社はめっちゃアットホームでほんまにみんな仲良くて。
    退職するってなったらもう抱えきれないぐらいいろんな人からプレゼントをもらって、プチ芸能人気分で退職しました。

    本間:
    その退職っていうのが最初にお話いただいてた、この間の1月?

    らん:
    違うんですよ。

    本間:
    そうなんですね。

    らん:
    その後、2社ぐらい挟みました。

    本間:
    なるほど。
    その間、ちょっとお話いただいてもいいですか。

    らん:
    はい。 
    最初の会社を退職したのが、すごい会社も良くて人もよかったんですけど、ふと、私結婚もしたいし、子育てもしたいって思って。
    そうするとやっぱ時間って大事やなと思って、周りの働くママさんたち見てると結構忙しそうにしてる、お迎えの時間もありますよね。
    それで何か家でできる、手に職つけて自分で場所を選べる仕事に切り替えていかないとなって思ったときに、ちょうど時期なこともあって「ITや!」「今の時代はITだったらいろいろできるかも!」って思って、次の会社をITに決めたんです。

    初心者でも行けるところに行って、その会社自体もすごい楽しくて一緒に働く子たちもすごい楽しかったんですけど、そこを半年ぐらいで辞めた理由が、配属になった現場がすごい遠くて、家から多分片道2時間ちょいぐらいかかって。
    そのときに初めて、どんなに環境が良くても通勤ってめっちゃストレスになるんやなと思って、毎日2時間ちょいは通えないなと思ったんでそこも退社することになりました。

    本間;
    はい。

    らん:
    その半年間まだまだ全然未経験やったんで、がっつりITに関われることも少なかったんですけど、次はいわゆるプログラミングみたいなやつをやって手に職をつけるんだ!と思って、最近辞めた会社に就職しました。それも多分1年行かないぐらいで辞めたんですけど、未経験なのに開発として雇ってもらえました。
    自分がやってみたかったプログラミングとか実際にサイト作ってみて動くみたいな楽しさもあったんですけど、もちろん現場もそんな遠くもなくて。

    でも仕事自体楽しいかって聞かれたら、何やろなみたいな。これ何のためにやってるんやろみたいなのがちょくちょくあったり、前の会社と違って、喋る人が1人しかいないみたいな現場だったんで、誰とも喋らないとかも全然あって。
    どんどん、私ってこんな喋らんやったっけ?みたいになってきて、それが多分ずっとじんわりストレスになってたのかな。

    本間: 
    うん。

    らん:
    年明けにまた現場が変わるってなって、変わった現場でもそんな感じに続きそうでちょっと環境を変えてみよっかな、なんかITじゃないのかもしれないって思いました。
    そのとき、プライベートのことになるんですけど、ずっと長いこと付き合ってた彼氏がいて。その方はもうプロポーズされる直前まで行ったんですけど、それも、いいんかな?どうやろう?みたいに土壇場でなってしまって、その人とも別れることになって。
    直近で結婚とか妊娠、出産とか、手に職とかの予定が別になくていいかもって思えたんで、今の現状になってますね。

    本間:
    パートナーの方と別れることになった理由をお伺いしても大丈夫ですか?

    らん:
    最初は私がめっちゃ好きになって、私の100アタックみたいな感じで付き合うことになったんです。
    長いこと付き合ってみて、もちろんほんまにいい人で大事な人にも紹介できる、いい人だよって胸張って言えるぐらいの人なんですけど、多分人間として合わんってあるのかなって思って。
    例えば、私は結構口数も多いし、テンションも朝からもめっちゃ高いんですよ。
    だから、割とそういう楽天的な感じだとしたら、向こうは静かで落ち着いてて冷静でみたいな逆の感じだったんですけど、最初はそれに多分惹かれたんですけど…。

    テンポとかテンションとかが違うと、私も一緒に静かに大人しくなっていて、普段の「自分が良いって思ってる自分」があんまり出なくなってくるなって、「あれ?他の人といるときって、私もっと明るくないかな?」とか、もっと楽しそうにしてないかなって思うようになって。
    私らしくいれるかってなるとちょっと違うかなとか、テンポとかテンション合わへんかなってなったとき、結婚とかの話をして、めっちゃ申し訳ないけど「来世は私みたいなタイプと結婚したいな」ってふとよぎってしまったんです。

    それを信頼できる兄に言ったら、「それ別に来世じゃなくて良くない?」って言われて、確かにそうよなって。来世とか何言ってるんやろ、今世まだ結婚してないのにって思って。
    母親も「彼のこと好き?」って私に聞いたときに、「多分私と別れたら、彼、死んじゃうかもしれない」って私は答えたみたいで。
    それってどうなんやろって、今思ったら、「好き?」って聞かれたら「好き」って即答できるのが好きなんじゃないかな、「私と別れたら死んじゃうから好き」ってなんやろって思ったんで、人としてはめっちゃいいなと思うけど、これからこの人と一緒にいたいってのはちょっと違和感とかが出てきたから泣く泣く別れたんかなって思いますね。

    本間:
    大体どれぐらいお付き合いされてたんですか。

    らん:
    全部含めると5年いかないぐらい付き合ってました。

    本間:
    別れを切り出したのは?

    らん:
    私からですね。

    本間:
    実際お別れしてみたときの気持ちはどうでしたか。

    らん:
    めちゃめちゃ引きずるよって、周りにも結構長い期間付き合って別れた子がいたんで、その子に言われてたんですけど。
    それこそ別れた直後1週間ぐらいは朝泣いて、どっか行っても泣いて、思い出して泣いて…みたいな感じだったんですけど、元々の性格なのかそこまでウッてならなくて。
    今は、もしどっかですれ違ったりしたときに向こうに良い家庭とか、家庭まで行ってないかもしれんけど良い人が横にいてくれたらいいなって、寂しくしてなかったらいいなと本心で思いますね。幸せそうにしててほしいな。

    本間:
    ありがとうございます。
    一番大事な人、物とかでも大丈夫なんですけど、何ですか?

    らん:
    一番大事な人は、変わらず、自分。
    自分が0順位やとしたら一番は母親になります。でも、自分が一番大事なのはみんなにもそう思ってほしいなと思うので、自分が一番大事ですね。

    本間:
    みんなにもそう思ってほしいっていうのは?

    らん:
    結構母親を見てて思うんですけど、結構自分は後回しみたいな。
    例えば「本当はAがいいけど、みんなのためを思ってBじゃない?」みたいな、けど、ほんまに自分のこと思うんやったらAじゃないの?って思うんです。
    自分が幸せじゃないと周りを幸せにできないって思うんで、自分が空っぽなのに相手に水注げないじゃないですか。
    まずは自分の幸せを考えたら、自分が幸せそうにしてるんで、幸せそうな人の周りってわくわくするからその人にも集まってくるし。

    本間:
    うん。

    らん:
    今働いてるフリースクールのとことか見てても、まず人のこと考えちゃう子が多いので、「まず自分でいいんだよ」って、「まず自分が好きなやつでいいんだよ」って伝えてます。
    大事なものとか人ってあんまり自分って答える人少ないかなと思うので、まず最初に自分ってみんなが思えたら、まず自分から満たせて、それが周りに伝染したらいいんじゃないかなって考えますね。


    未来:どうせ死ぬしどうせ灰になるんやったら、明日やろうとか1年後にこれやりたいなって思うことでも、明日とか1年後って灰になるかもしれへんって思ったら今やろう、今好きなことしようって思えるんで。

    本間:
    5年後、10年後、もうちょっと先の死ぬときまでを想像して、未来についてどういったイメージを抱いてますか?

    らん:
    それこそ会社辞める前までは、1年単位で人生設計みたいのをしてたんですけど、何歳に結婚して何歳に妊娠してみたいなのを。
    けど今思うと全然その通りにいかへんのが人生なんじゃないかなと思ったりするんで、あんまり、5年後10年後とか考えてないです。
    それこそ自分が大学で哲学やってたときも、時間を一生懸命勉強したんですけど、結局未来も今の連続じゃないですか、急に未来って時間がやってくるわけじゃないから。 
    今、楽しく幸せに生きてたらそれが楽しい未来に繋がるって思いたいので。

    でも、5年後10年後……。
    かわいい子供と、旦那と、親も兄弟もみんな元気でっていう、うっすらとしたそういうあたたかい未来ですかね。
    このときにこれしてあれして、みたいな具体的なやつはちょっと考えなくなりました。
    出会うときに出会うんじゃないかなって思ったり、やるときにやるんじゃないかなって思います。

    本間:
    どういう旦那さんがいいですか。

    らん:
    恋愛バラエティーとか見るのも好きで、最初によく言うじゃないですか、あなたの理想のタイプは?ってやつ。
    それを見て、自分だったらなんて答えるかなって考えたら、あったかい人がいいなって思って。
    行動もそうやし、考え方も言葉も、どうやったらそんなあたたかい言葉が出てくるんやろうとかあったかい行動できるんやろうと思える、全体的にあたたかい人がいいなって思いますね。

    本間:
    あたたかいっていうのは、優しいとは違う?

    らん:
    うーん。優しいと似てるんですかね。
    湧き上がってくる、愛に溢れてるみたいなのが近いかもですね。

    本間:
    どういう家庭がいいですか。

    らん:
    家庭は、私がほんまに愛されて育ってて、何しても「いいね〜かわいいね〜」って全部肯定されてきたんで、私もそういう親になりたいです。
    子供ができたらやること全部オールOKで、生きてるだけで素晴らしいみたいな感じで。
    多分横で見てるだけで幸せやと思うんで、なんかもう、ありがとうの気持ちでいきたいですね。

    本間:
    推し活と似た感覚?

    らん:
    ですね。そうかもしれない(笑)
    でも、ほんまに長く健康に生きて欲しいと思う。好きなことをやってて欲しいなって思いますね。

    本間:
    今までお話を聞いていて、らんさんは周りの人のことを思える人だと感じたんですが、今やってるアルバイトとか日常生活でも周りの人を思って行動しているんですか?

    らん:
    私、あんまり人に嫌われたりする経験がなくて、振り返ってみても、常にいろんな人から好かれるみたいなのがいっぱいあって。
    でも多分それって、無意識かもしれないし意識してるかもだけど、私、基本全部の事「好き」で入るんですよ。
    全部最初プラスから入るんで、どんなことされてもマイナスにならなくて0になるだけなんです。基本その人のこと「好き」から入るから興味が出るし、せっかく関わってくれて、意味があって関わってると思うから、大事にしたいし。
    だから、周りのことよく見てるとか考えてるって言われるかもしれないですけど、「好き」があるからですかね。
    言ってもらえて嬉しいです。

    本間:
    もしも、周囲の人との関係を持てないような人生だったとしたら、どういう人生になっていたと思いますか。

    らん:
    無人島に1人みたいなイメージですかね(笑)
    でも、あなたの人生は絶対人と関われませんって最初から知ってたら、1人でも楽しく歌って踊って過ごしてそうです。
    それならそっかって思って、多分動物巻き込んで笛吹いて友達になられへんかな〜って思いますかね(笑)
    言葉はなくても、通じなくても、別に横におってくれたりするだけで目見たり、その人の体温を感じたり何かをちょっとだけでも分かれば嬉しいなと思うから、多分何かしら巻き込んでるかもしれないですね。

    本間:
    言葉がなくても通じ合えるみたいなのって、日常の中でも感じることありますか?

    らん:
    動物育てたことないんですけど、猫がめっちゃ好きで、野良猫を道とか見たら立ち止まってずっと見るんですけど。
    ずっと見てたりしたら向こうからやってきてくれて、何か感じとったんかな?めっちゃ好きって気持ちを感じ取ってくれたんかな?とか思ったりします。
    あとは、電車とか乗ってて観光客の方増えたりして、向こうの方ってなんか目があったら笑いかけてくれるからいいなと思って。
    笑いかけ返したり、別に喋ってないけどなんかいい気持ちもらえるから、そういうことなんですかね。

    本間:
    言葉がなくても通じ合えるって、なんでそう思えるようになったんでしょう。

    らん:
    なんやろ。でも喋ってなくてもその人の雰囲気とか、いい人そうやな〜とか、滲み出るものとかオーラとか、そういうものを纏って生きてたら周りもなんか見てて楽しいじゃないですか。ブスーっとした顔してる人がおったら近づきたくないなとかもなるし。
    言葉通じるのが一番いいけど。

    本間:
    「存在してるだけで素晴らしい」ってインタビュー中に何度か出てきたと思うんですが、そう思うようになったきっかけがあるんですか?

    らん:
    そんなふうに両親がずっと育ててくれてました。
    何かしてほしいとか、何かやってほしいとか全く言われたことなくて、やりたいことやって好きなことして、笑顔で私がいてくれるだけで幸せみたいにずっと言ってくれたりしたからですかね。
    何か失敗したり、何か嫌なこととかあっても、「まぁいっか。生きてるだけでいいって言ってくれてるし〜」みたいに思えてるんで。
    だから私も人に対して、何かやるからすごいとか、もちろんそれもすごいんですけど、そもそも幸せそうに生きてるだけですごいな、生きてるだけで偉いよってなりますね。
    だって、ちゃんと朝起きれたわけやし夜眠れてるわけやし。ご飯食べれてるし。

    時間あったら何かしないとってなるじゃないですか。何か有効的に使わないとって。

    本間:
    うん。

    らん:
    けどなんか、今生きてることがすごくない?って思うので。

    最近深海魚の水族館に友達と行ってきて。
    深海も全然解明されてなくて不思議みたいなこと考えたら、友達と2人で、「なんで人間って生まれたんやろ?」「最初の人間って何や?」みたいな。「ホモサピエンスどっから来たんや」みたいになって、なんか生きてるって不思議、もう生まれただけですごいなみたいになったんです。
    何かしないとって私も結構思っちゃうときもあるけど、別に「何かするために生まれたんかな?」とか思って。
    生きてるだけで偉いやんって思ったらちょっと楽になるなと思ったんで、多分そういうマインドですね。

    本間:
    逆に、死についてどう考えてますか。

    らん:
    去年のお盆のときに、祖母が亡くなって。
    もちろんよく会ってたし、好きだったんですけど、生きてた体が焼いたら灰になるじゃないですか。

    本間:
    はい。

    らん:
    それが結構衝撃的で。人間って灰になるんやって。
    でもそれがすごい良い意味に感じることができて、結局灰になるんやったら、どう生きても灰になるなら怖いことないなって思って。
    死に対して、もちろん痛いとか寒いとか怖いっていうのはなるべく経験したくないけど、いずれ必ず死ぬし、そんなに怖がらなくてもいいなと思う。
    死ぬって感じるから今やりたいことできるんかなって思います。どうせ死ぬしどうせ灰になるんやったら、明日やろうとか1年後にこれやりたいなって思うことでも、明日とか1年後って灰になるかもしれへんって思ったら今やろう、今好きなことしようって思えるんで。
    めっちゃ嫌や、絶対死にたくない、とかないですね。
    どうせ死が来るんやったら今楽しく生きれるから。
    だから、死ねるおかげ、みたいな。

    本間:
    死ぬ瞬間にどういう気持ちでいたいですか?

    らん:
    「楽しかった〜!幸せやった〜!こんなふうに死ぬとは思わんかったけど〜!ドッキリ〜!」みたいな(笑)最後まで笑っときたいですね。
    演劇終わるときのエンドロールで幕がガーッて降りるみたいにして、みんなで拍手、こっちも頭下げて楽しかったなって思えるようにしてたら最高ですよね。

    本間:
    幸せだったって思って死ぬには、どうなってたらいいんでしょう。

    らん:
    まずは自分が健康に生きてて、周りの大好きな人たちも家族とか新しい家族とかも健康に生きてて、周りの人がやりたいこと全部好きなことをしてて。
    幸せってそんなことでいいんじゃないかなって思うので、ストレスなく健康に、やりたいこと好きなことしててほしいですね。

    本間:
    らんさんが、これをするまで死ねないということありますか?

    らん:
    結婚するなら自分の旦那さんを見てみたいし、自分の子供を見てみたいです。
    したいことは今やってるので…。
    あ、両親の死を見るまでは死ねないですね。私が先に死んじゃいたくないんで。
    お父さんお母さんがちゃんと死ぬのをこっちで見てからしか、死ねないですね。

    本間:
    最後に言い残したことはありますか?
    遺言のようなものでも読者向けのメッセージでも、独り言でも大丈夫なので、最後に言い残したことがあればお願いします。

    らん:
    私含め、読んでくれてる方を含め…。
    本当に今すごい幸せなんですけど、年始のときはもうどうしようって、全部計画崩れたとか、人生やばいかもって思って泣いたり、こんなテンション高い私が朝から泣いたりしてたんですけど。 全然どうにでもなるよっていうのをめっちゃ伝えたくて。
    私も5月、6月どういう風に過ごしてるか分からないですけど、ほんまにやりたいこととか好きなこととか、嫌なことからは全然逃げていいと思うし、何か違うなって思ったら方向転換が絶対にできるし。
    なので、私含めてみんなの今が幸せになってたらいいなっていう気持ちで、今泣いてたりつらいなって人も、私も経験したんで絶対に何とかなるし、みんな幸せに生きましょうっていうのは伝えたいですね。

    本間:
    ありがとうございます。

    あとがき

    人生、リセットはできないけど、修正はできる。
    何歳になったって、生きている限りは。

    そう気付かせてくれるインタビューでした!
    【インタビュー・編集・あとがき:本間ユミノ】


    #無名人インタビュー #インタビュー #遊牧民 #アルバイト


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    あなたよ輝け「有名人だから面白いんじゃない。人は誰でも素晴らしく面白い」。2020年設立。メンバー約20名。主宰は栗林康弘。1,500人以上をインタビュー。聞く=愛💕🫶無料インタビュー応募は固定記事からどうぞ。公式サイトhttps://mumei.me/

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