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写真グループhaconiwaで空間デザインを担当する

    仲間と一緒になんかやるって最高じゃん。最高にシナプス発火して最高にいいアイデアでるじゃん。仲間を助けてやりたいって気持ちでがんばれるじゃん、仲間に負けたくないって気持ちで限界を突破するじゃん。
    でも、まあ、人間の紐帯ってなかなか難しいじゃん。リーダーいないと一つの目標を達成するのも難しいし、かといってリーダーシップ発揮しすぎるとメンバー個々で考える力が衰えたりするじゃん。で反発されて離反してきたりするじゃん。わからんよ。何が正解か。でも進んでいくんだよ。血を流しながら悩みながら進むんだよ。いやまあ仲良く和やかに軽やかに進むのかもしれないが。
    そもさん、私たちは一人で生きたほうがいいのか、それとも仲間と生きたらいいのか、それとも脳内に幻想の友人を作って生きたほうがいいのか。世界は生き方と考え方のサファリパーク。行動と思考の高々熱ルツボ。溶けては化合しきっと見たことのない明日を教えてくれるんじゃないのかな。
    説破。今日の無名人インタビューもよろしくお願い申しあげます!(主催:qbc)

    今回ご参加いただいたのは サムイヒビ さんです!

    【haconiwa.】



    現在:感情に素直な写真を撮りたい

    ナカザワ:このインタビューをどんな場にしていきたいですか?

    サムイ:僕自身が今活動してるグループがあって、そのグループとしてもこれからnoteでの活動に力入れていこうと思っていたところだったので、そのグループのことについて知ってもらう、広めることができたらなと。
    あとは僕自身、個人でも写真を通していろんな活動をしてるんで、そういったことを、インタビュー記事にしていただけたらな、というふうに思っています。

    ナカザワ:具体的に、どんな活動をされているんでしょうか?

    サムイ:まず僕個人では、趣味で写真を撮っていまして、InstagramやTwitter、各SNSを通して自分が撮った写真を発信しています。その活動も2年ぐらいやって来たときに、ちょっとずつ見てくれる人が増えてきて、写真に対する熱量がどんどんどんどん増していって。もっと自分の作品を見てもらいたいという思いが増えていって。
    それと同時に今グループで活動しているメンバーともSNS上で繋がって、写真に対する熱量が自分と結構近いところがあったんで、じゃあ、何か一緒に面白いことをやってみないかという話で、今に至ります。

    ナカザワ:なるほど。

    サムイ:haconiwa.っていうグループなんですけど。そのグループは展示会を中心に活動するグループっていう形で始まってます。
    今2回展示会を開くことができていて、その他の活動で他のイベントの手伝いをしたり、逆にちょっと自分たちの写真を展示させてもらったりしています。
    グループのメンバーは今5人いまして、一緒にやろうよっていうことで声をかけた写真繋がりの友達がいて、別で3人、空間デザインの担当として声をかけて。
    僕が大学で建築を学んでたんで、そこでの繋がりで、空間デザインをメインとしてやってくれる友達を3人呼んで、5人で活動してるっていうのが現状です。

    ナカザワ:なるほどですね。最初にInstagramで知り合った方、写真を撮る方は、大学などは特に関係なくて、ほんとにSNSで出会ったって感じですか?

    サムイ:そうですね。大学は関係ないです。共通の好きなフォトグラファーさんがいて、その人のライブ配信内のコメント欄で、割と家の距離が近いね、みたいな話から、ちょっと今度写真撮りに行きませんかっていう形になって。
    いまどきの繋がり方をしました。

    ナカザワ:ライブ配信って確かに、媒体を通して、発信してる方ともリアルですし、一緒に見てる方とも時間を共有してるわけですよね。すこし前までは考えられなかった繋がり方ですね。
    サムイヒビさんは、写真を通した活動をずっとされてるってことですよね?

    サムイ:そうですね。趣味で。まあ趣味でやってはいるんですけど、ちょっとずつ依頼をしてくださる方も最近はいまして。
    そういう方には元々無償でやらせてもらってたんですけど、自分の生活状況とかも色々考えた時に無償で受け続けるのは厳しいなって思い始めたので、最近はある程度のお金をもらって依頼を受けるっていう形でやってます。依頼がくれば受けるっていう感じになりますね。

    ナカザワ:お仕事とかしつつ、写真の仕事も受けてるって感じなんですね。
    活動における楽しみはどういったところにありますか?

    サムイ:やっぱり写真っていうものは、僕自身、正解っていうものがない、と思ってるんで。自分で高い目標を設定していけば、どんどん成長することができるし、写真に対して考えれば考えるだけ自分の写真にも変化っていうものが生まれてくるので、そういったところが楽しいなって思ってて。
    グループの活動にしてもそうなんですけど、そっちの活動も、なんて言うんですかね、目標を自分たちで設定して結構無謀な目標とかも掲げてます。仮に目標を叶えられようが叶えられまいが、その考える工程っていうのがすごい、僕自身楽しいなって思ってて。
    今は5人で活動してるんですけど、いろんなアーティストの方と意見を共有して、なんかもっと面白いことができるんじゃないかなって、こうスキマ時間とかあったらよく考えたりするのは楽しい。

    ナカザワ:グループの話でいうと、最初、熱量が一緒で始めたっておっしゃってましたけど、無謀な目標っていうのは、みなさんで考えるってことですか。

    サムイ:そうですね。基本的に僕かもう1人の写真をやっているメンバーのハナが結構最初に、こういうのやってみない? みたいな発信をするところから始まるんですけど。やっぱり展示会とかって、来場者数とか明確な数値で出るところがあるんで、そういうところでちょっと到底無理だろうっていう目標を、あえてみんなのモチベーションを上げるためにも立ててるっていう感じです。

    ナカザワ:グループでやる楽しさでいうと、今どんなところで感じてらっしゃいますか。

    サムイ:やっぱり一人で考えるのって限界があると思うので、どうしても自分の好きに偏っちゃうところがあるので、そういった時にグループのメンバーが言ってくれると、新しい考え方だったり、そういう見方があるんだって、いろんなアイデアが出てくるっていうのがグループならではの楽しみ方なのかなと思いつつ。
    あとは、グループで活動してるとはいえ、なんというか、ある程度のラフさもありつつ活動しているっていうところもあるので、友達としても、高め合う仲間としてもあるっていうところで、すごく充実した時間を過ごせてる気がしますね。

    ナカザサ:個人での写真は2年くらい発信してるってことなんですけど、グループの方、どのぐらい続けてらっしゃるんですか?

    サムイ:グループは、去年の3月に最初の友達と出会って、そこから2か月ぐらい、その子と色々話し合って、じゃあ、こういう1回目の展示会をやろうって決まった時に、僕が建築の繋がりの友達に声をかけて。
    もともとは、その子たちはお手伝いみたいな感じで、ちょっと手伝ってくれない?ってイメージで声をかけたんですけど、その1回目の展示会が終わった時にその3人が、すごいことをやれてよかった、ってことを言ってて。
    実際に建築を学んでいく中で自分で設計とかはするけど、実際にものを作り上げるみたいな。そういうことをしたことがなかったから、本当にこういうイベントができて楽しかったって言ってくれて。
    僕たちとしても、展示会ってものに、空間という要素は必須だったので、もしよかったら、これからも一緒に活動していかないって僕から声かけさせてもらって。それから今に至るって感じなんですけど。

    ナカザワ:1年経つか経ってないかくらいなんですね。
    もうひとつ、写真を撮る楽しさとか魅力とかって、今どんな風に捉えていらっしゃいますか?

    サムイ:さっきも言った、正解がないっていうこともありますし、最近の僕自身の楽しみ方としては、感情に素直な写真を撮るっていうことが楽しくて。
    やっぱり写真だと、特にSNSで発信するってなると、どうしても評価されたいとか、綺麗に見せたいとか。構図を綺麗に見せるとか、ちゃんとブレてない写真をアップするみたいなのが、多少なりとはあると思うんですけど、そういうのは気にせずに、その時自分が抱えてる感情を一番に大事にして、それをどうにかして写真に表現できないかっていうのを考えることがすごい楽しくて。最近、ちょっとずつそれができてるような気がしていて。
    その理由として、フォトブックを最近作ることがあって、少ない人数ではあるですけど、買ってくださった方からコメントをいただきまして。
    言葉にできない何かを感じた、とか、命を削って作品作ってるように見えたよ、みたいなことも言ってくださったんです。そういうことを感じられるものを作れてるっていうのは、ひとつ自分の感情を作品に乗せることができてるんじゃないかな、と最近ちょっと思っています。そういうところが、僕にとっての写真の魅力です。

    ナカザワ:感情が乗っている写真、感情が素直な写真ってご自身ではどういう写真だと思ってますか?

    サムイ:なんていうんですかね。
    ちょっとinstagramの方の投稿を見ていただけたら、わかりやすい投稿があると思うんですけど、真ん中の列の上から8段目の手の写真。

    サムイ:これはもうキャプションにも書いてあるんですけど、この写真を撮った時が、戦争が始まった2、3日後くらいなんです。僕自身、ニュースとかあんまり見ないんですけど、自分が生きてる時代にこういう恐ろしいことが起きて、どこのSNSを見てても絶対流れてきて、嫌でも目にする状態で。基本落ち込むこととかないんですけど、珍しくこのニュースを見てすごい気分が落ちることを経験しました。
    その状態でこの撮影に挑んだ時に、なんとかしてモチベーションをあげようとはしてたんですけど、ちょうどその自分が思ってることと似たことを被写体さんも思ってて。じゃあもう別に無理にモチベーションをあげずに、今持ってるこの感情を一番大事にして撮ってみよう。そうやって撮った写真がこれなんです。
    なんて説明したらいいのかな、力強さみたいなものをこれでは表現したくて。
    訴えかけるような。ギャラリーで見た時に周りの写真と比較してもらっても、ちょっとなんて言うんですかね、色が強くて、躍動感みたいなものがあると思うんですけど、こういうのが自分にとって感情をのせた写真というものですかね。

    ナカザワ:撮ってるときに無理に元気になろうとしなかったり、被写体さんと同じ気持ちだった。

    サムイ:そうですね。そこが結構大きかったかもしれないですね。

    過去:学校外の人と過ごすことが多かった高校生時代

    ナカザワ:過去の話も聞いていきたいんですけど、写真を撮って表現するっていうのは、昔からやっていたことなんでしょうか。

    サムイ:写真を撮るのが楽しいなって思い始めたのは、高校2年生ぐらいの時だったと思います。
    スマホで空の写真を撮ることにハマってた時があって、その時にちょうど友達がカメラを使って写真を撮っていたんですよ。その子の写真がすごい好きで、自分もカメラを買ってやってみようっていうのが、スタートラインになりますね。
    カメラを持った理由としては、それが大きかったです。

    ナカザワ:今スマホでけっこうキレイに写真撮れますからね。写真を撮るっていう行為自体は身近ですよね。

    サムイ:今、誰でもある程度の綺麗な写真っていうのは撮れるようになってきてる時代だからこそ、いずれは一眼と同じクオリティーの写真とか、もうスマホで撮れる時代が来ちゃうんじゃないかと思っていて。
    一眼で撮るからこそこれが撮れるんだぞっていうものを頑張って撮りたいなって思った結果が、感情を乗せるみたいなところに繋がってたりするかもしれない。

    ナカザワ:なるほど。

    サムイ:あと、結構、友達との時間を大切にしてる方だと思ってて。何をするにも、友達がいたからこそできたことがすごい多いなと思っていて。それこそ今のグループでの活動も、僕個人じゃ絶対にできないことだったんで。そういうことがあったからこそ、友達と過ごす時間とか遊んでる時間ってものをちゃんと残したいっていう思いが、どこかにあったんだと思います。

    ナカザワ:学生時代の友達は多い方でしたか?

    サムイ:人並みにはいたと(笑)。

    ナカザワ:(笑)。

    サムイ:大学の友達はそんなに多くなかったんですけど、高校とか中学は人並みにはいた方だったと思います。あと、学校外のコミュニティで友達が多くて。
    もちろん写真界隈の方たちと遊ぶこともありましたけどそれとは別の趣味でもう一つフリースタイルフットボールっていう、ちょっと変わった趣味をやってまして。実はこっちの方が、写真活動より長く続けている趣味なんですけど。
    競技自体が全然知られてない競技だったんで、そこのコミュニティ自体、人との繋がりがすごい大切にされるようなところでした。プライベートで遊ぶ時でも、フリースタイルフットボール界隈の人たちだったり、写真界隈の人っていう、学校外の人たちと過ごす時間の方が多かったかもしれないです。

    ナカザワ:それって、どうやって知り合うんですか?やっぱりネット?

    サムイ:SNSでしたね。最初はSNSで繋がって、繋がった人の繋がりでどんどん広がっていく感じでした。

    ナカザワ:高校生くらいからなんですか?

    サムイ:そうですね。ちょうど高校生からですね。

    ナカザワ:それがフットワークの軽さなのか、そういう時代なのか。
    コミュニティに顔を出してコミュニケーションを取っていくことを積極的にされてたんですね。

    サムイ:ただ、実は逆に、コミュニケーションがめちゃくちゃ苦手な性格で。ほんとに高校生とか人と話すのが苦手だったので。
    フリースタイルフットボールだったり、写真っていう活動を通して、ちょっとずつ人と話すことの魅力と言いますか、楽しさみたいなものに気づいていく中で、やっぱりどうしてもちょっと苦手意識みたいなものはあって。
    今、こうやってインタビューさせてもらってるんですけど、多分、昔の自分だったら、そういうことも絶対にしなかったと思うんですけど、今はそれを逆に克服しなきゃなとも思ってたんですよ。
    その克服しなきゃっていう理由で、そういう場に行って、今何度か克服しようと色々試行錯誤してた結果が、今こうやってインタビューも受けさせていただけるなら受けてみたいな、って考えだったりだとか、あとは展示会活動してみたいなと思うようになった、と思うんですよね。

    ナカザワ:あんまり、人と喋ることが得意じゃないタイプだった?

    サムイ:そうですね。誰かの後ろについてまわる人間でしたね、ずっと。

    ナカザワ:グループの中心でこうわいわいするっていう感じもなく・・・。

    サムイ:絶対にできなかったです。今もできるとは思ってないんですけど。ほんとに苦手でしたねそういうのは。

    ナカザワ:ちなみに、フリースタイルフットボールっていうちょっとニッチな趣味に近づいていくっていうのは、なにかきっかけとかあったんですか?

    サムイ:サッカーのリフティングってわかります?フリースタイルフットボールはリフティングをしてる最中に色んな技を組み込んで、相手とバトルしたり、パフォーマンスしたりっていう競技なんですけど。

    ナカザワ:どっちかっていうとパフォーマンスなんですね。

    サムイ:ダンスに近い競技ではあるんですけど。

    ナカザワ:空手の型の方みたいな。

    サムイ:僕は中学3年まで一応サッカー部に入っていて、サッカー自体もそんなに上手くはなくて、それに加えてサッカーってこうやっぱ集団の競技じゃないですか。そういうところで人間関係とか僕には結構苦しいものがありまして。
    でもリフティングだけは結構得意だったんですよね。ちょうどそのころ、フリースタイルフットボールっていう競技で、日本人が初めて世界一になったというニュースをたまたま見て。あ、こういう競技もあるんだって思ったのがきっかけで、ちょっとこの競技、自分に合うかもしれない、どちらかというと個人競技だし、楽しそう、っていうのから始めましたね。

    ナカザワ:今も続けてらっしゃるんですか?

    サムイ:まあ、続けてると言っていいのかわからないレベルではあるんですけど。時間があればやりたいなと思うものではありますね。

    ナカザワ:あまりコミュニケーション得意じゃないとおっしゃっていつつも、そのコミュニティーにそれぞれ入っていこうっていうのは、やっぱりその苦手意識をどうにかしたいなっていう思いが強かったんですか?

    サムイ:そうですね。苦手意識をどうにかしたいっていうのもですし。
    むしろ遊んだりはしたい人間ではあったので、そういうすごい人たちと会って、一緒に練習とかしてみたいなっていう好奇心でしょうか。
    ほんとに中学時代、高校時代とかの最初の方は、そういう好奇心からちょっと動いてみようかなっていうのはあったかもしれない。
    で、最近になって、社会人になるにあたって、人とのコミュニケーションは絶対に必要になってくるもんだと思って、大学時代の後半とか、克服っていう意味も込めて動いていたことが強いかもしれないですね。

    ナカザワ:そっちの方が後なんですね。純粋な好奇心とか、もっと知りたいみたいな感じで。

    サムイ:そうですね。高校時代とか、そんなに考えることがなくて、純粋に興味だったり好奇心っていうので動いてたと思うんです。
    いろんなことをしていく中で、こう自分の苦手を克服していった方がいいってなっていったのかもしれないです。

    ナカザワ:そこの意識よりは、好奇心や楽しさで色んなコミュニティに入っていった。
    ちなみに、そういった学校以外のコミュニティを持ちつつ、学校の友達とも普通に遊んでたりとか。関わり持ってたりとか、バランスよく過ごしてらっしゃったんでしょうかね?

    サムイ:高校時代でいうと、ほんとに遊んでなかったんです。高校内での会話とかは普通にしてたんですけど、学校外で遊ぶことはほとんどなくて。
    その時期は一番フリースタイルフットボールに没頭していた時代だったので、土日はほぼ毎週、フリースタイルフットボールの友達と、朝から集まって夜まで練習して、みたいな。
    そんなことを毎週のようにしてたんで。振り返ったときに、高校の友達と全然遊んでなかったなっていうのがあって。大学も似たような感じで、写真界隈の人との遊びとか、たまにフリースタイルの仲いい子たちと遊ぶっていう方が、圧倒的に多かったところはあります。

    ナカザワ:学校外の、趣味のコミュニティへの近さっていうのはSNSの影響もあるかもしれないんですけど、高校生になる前は、そういう趣味はされてなかったんですか?

    サムイ:そうですね。中学生ぐらいまでは、普通のよくある学生生活でしたね。

    ナカザワ:面白いですね。世界を結構広く持ってらっしゃるのかな、と思いました。

    未来:展示会を通してアーティストがつながりあえる未来へ

    ナカザワ:これからの話っていうところで。今後、例えば5年後10年後とかにやっていたいことはありますか?

    サムイ:今後は、社会人として個人としての生活はもちろんですが、展示会、haconiwa.のグループの活動にもう少し力を入れたいと思っています。
    haconiwa.がどんな活動してるかっていう説明ができてなかったんで、ちょっと改めてさせてもらうんですけど。
    グループ自体が、展示会を中心に活動するとさっき言ったんですが、アーティストにとって、展示会っていうものは結構近い存在だと思っていて、だからこそ写真っていうジャンル1つに絞るんじゃなくて、いろんなアーティストさんとコラボしていく形で、展示会を各会ごとにいろんなジャンルの見せ方、展示をしていこうと思っています。
    何回も展示会を重ねていく中で、いろんなジャンルの人たちの繋がりが自然と増えていくので、そのいろんな人たちと繋がった最終的なところで、大きいイベントをやりたい。漠然としてはいるんですけど、ひとつ、僕が持ってる夢としてあります。そのために、今は自分たちにできることを少しずつやっていくっていう、準備期間みたいになっているんです。
    まあ僕も社会人1年目ですし、他のメンバーも同い年か一個下で、ちょうど就活の時期だったり、大学院に行った子もいたり。そういった各々最優先のことが目の前にあるんで、今は自分たちのできることをひとつひとつしっかり固めて、その中でできることをしっかりやっていこうという方針です。

    ナカザワ:うんうん。

    サムイ:SNSだったりいろんな媒体を通して自分たちをちょっとずつ発信していこうという考えのところで、noteをひとつの手段としてあげた感じです。
    これからの流れとしては、自分たちの優先順位はちゃんと考えつつ、できることをちょっとずつやっていく。活動で少しでも多くの人たちに存在を知ってもらって、いざ展示会をやるときに、いろんな他のジャンルのアーティストさんに声をかけさせてもらってコラボして、面白い展示会を作って、またその展示会の内容を発信してっていうのを、当分は繰り返していくのかなっていう風に考えています。

    ナカザワ:今まではどんなアーティストさんとコラボされたんですか。

    サムイ:1回目の展示会に関しては、写真がやっぱりスタートだったので写真×空間ということで、写真をを撮られている方を1人と、haconiwa.メンバーの5人でやりました。
    2回目は、イラストをやっている方たちに声をかけさせてもらって、ただ写真とイラストを別々で展示するんじゃなくて、印刷した写真にイラストを書き込んだり、逆に印刷した写真を切り取って、描いた絵にくっつけて、コラージュアートみたいな展示会をしたりとか。
    他のイベントに参加させてもらったところで言うと、お花屋さんとのイベントをやっている会場内に、僕たちの写真を展示させてもらったりとか。
    子供向けのイベントに、空間をプロデュースする形でちょっと参加させてもらったりもしてました。

    ナカザワ:いろんなことができますね。

    サムイ:そうですね。いろんなアーティストさんと関わっていくと、できることの幅もどんどん増えていくと思うので、後々には僕らhaconiwa.のコミュニティみたいなものを作って、そこで作品作りだったり、仕事の依頼みたいなことがあれば、その中で解決させることができたりするのかなって。

    ナカザワ:ちなみに、haconiwa.の、コラボを続けるビジョンは、活動してきたなかで出てきたものなんでしょうか?

    サムイ:それも話が戻っちゃうかもしれないんですが、写真を個人で発信して、上を目指したいという漠然とした目標がある中で、やっぱり写真ですごい人たちって上にはたくさんいるんですよね。今後、写真だけをひたすら続けて追いつけるのかって思った時に、ちょっと今の僕には無理だな、何年かかるんだって思って。
    キャリアも変わってくるじゃないですか。長い年月やってればやってるだけ。感性も豊かになってくるし。そういった人たちが上にいる限り、ちょっと今の自分じゃ追いつけないのかなって。でも諦めたくなかったので、じゃあ自分に何ができるかなって思った時に、もう、他の人の力を借りようと。
    それで、アーティストさんにとって共通することって何かって考えたときに、展示会が出てきて。展示会を通していろんな人たちもコラボして、力を借りるっていう形ですね。言っちゃえば。
    人の力を借りてどんどん大きいものになっていくっていうのが、そうやって上で活動している人たちと対抗できる手段の一つかなと。正解とかないんで、対抗するっていうのもおかしいんですけど、それが僕ができることなのかなって思って。

    ナカザワ:戦略的にそうなっていったっていう感じですね。すごいしっかり考えてらっしゃる。

    サムイ:ありがとうございます。いえまだまだ。

    ナカザワ:その活動のエネルギーといいますか、原点になってるのはなんでしょうか。

    サムイ:そうですね。やっぱり周りの人の存在っていうのはすごい、僕は感謝してもしきれないところが、すごい多くあって。
    その中でアーティスト活動してる人も多くいて、自分が将来的に大きくなれば、その友達が持ってるアーティストとしての夢に対しても、僕が発信することで、その人の役に立てるかもと思ってるんです。今まで助けてくれたり、支えてくれたりした人たちをもっといろんな人に知ってもらいたいっていう思いが、頑張らないとなっていう思いが、あります。

    ナカザワ:自分だけうまくいけばいいや、じゃないんですね。

    サムエ:そうですね。そこが結構大事にしてます。

    ナカザワ:ちなみに今社会人1年目っていう風におっしゃってたんですけど、今後はアーティスト1本で、という思いはありますか。

    サムイ:将来的にはほんとにhaconiwa.としての活動で生活できるのがほんとに夢なんですけど、現状として僕自身、知識も技術も足りなすぎるところがあると思っています。。やっぱり一度社会に出ることは、自分を成長させるものとして、大きいものだと思っていて。
    就活をして、今入った会社も、空間デザイン関係の会社ではあるんですけど、そこで自分としてできる力をつけて、最終的には自分のhaconiwa.のほうへという思いがありますね。こんなことを会社に言っちゃったらダメなんですけど。

    ナカザワ:そこも含めて考えた上で就職しようっていう道を選んだってことですね、今は。
    なんかすごい見えてますね、前が。

    サムイ:ちょっと掲げてるものがでかすぎるんで、ほんとに大丈夫かっていうのは、しょっちゅう壁にぶつかるんですけど。
    でもすぐ成果も出せるものではないと思ってますし、やっぱ続けてみなきゃわかんないという精神で、頑張っていますね。

    ナカザワ:結構あれですね。写真を撮ることに出会ったっていうタイミングで、人生変わってますね。

    サムイ:そうですね。色々そのタイミングで大きく変わったっていうのと。
    周りの友達も目標をしっかり持って努力している人たちが多いんで、その人たちに負けないようにしなきゃ、負けたくないっていう思いもあります。

    ナカザワ:ちなみに、写真撮ることに出会えなかったら、どういう人生になってたと思いますか?

    サムイ:そうですね。まあ、フリースタイルフットボールをもうちょいやる時間が増えてはいたと思うんですけど、かといってそのフリースタイルフットボールで何かご飯を食べていけるとかっていうわけではないんで。
    純粋にこの大学で学んでた建築関係の企業に入って、建築関係のことに携わりながら、趣味でフリースタイルフットボールをやってるっていう。
    なんて言うんですかね、言い方悪いですけど、普通の生活と言いますか、特に目標とかもあまり持たずに、日々同じような生活を繰り返していったのかな、とは思います。

    ナカザワ:なるほどなるほど。
    いろんなことを考えながら、こうワクワクしながら頑張ってらっしゃるんだなっていうのが、すごく伝わってきました。
    ご自身としてはこれからも頑張り続けていくのかな、なんて思ったんですけど、メンバーの方々からは、ご自身がどんな風に思われてると思いますか。

    サムイ:これ、なんか僕から言うのも変だとは思うんですけど。熱いやつとは思われてるのかなあと思っていて、あと真面目なやつと思われてそうだなと。
    実は、ほんとに最近の話なんですけど、始まってまだ2回しか活動してないんですが、グループを抜けようかなって考えることがありました。

    ナカザワ:うんうん。

    サムイ:理由は、ちょっと色々あったんですけど、haconiwa.解散の危機と言いますか。
    haconiwa.にはリーダーとか特に決めてないんで、誰が中心に回してるとかはないんですけど、自然と、僕が言ったことを中心に動いてたのかなって思うところがありまして。
    そのときに、僕の中でちょっとズレだったり、良くないなって思うところがちらほら見えてきてて、ちゃんとそれを一度話したんですよね。グループのメンバーに。
    今こういうことを思っていて、俺は今のままだったらここでは活動しないって思ってるって。
    それで、僕の熱量が伝わったのかはわかんないですけど、みんな一人ひとりちゃんと意見を持って考えてくれて、言葉にして伝えてくれて。
    ほんとだったら、もうそこで僕は活動をやめていたかもしれないんですけど、そこまでみんな活動のことを考えていてくれてるなら、もう一回、このメンバーを信じて動いてみようかなって思って。で、また再スタートしたってことがあって。
    僕が持ってる熱量は伝わったと思うので、だからこそ、熱量はあるやつっていう風には伝わってるんじゃないかなと思います。

    ナカザワ:きっと、中学生のころとは違う姿で、頑張ってらっしゃるんでしょうね。

    サムイ:そう言われる事は増えたかもしれません。変わったねって。

    ナカザワ:写真との出会いとか、大学生の時の仲間との出会いで、すごい変わってきてますよね。これからどう変わるかもまた楽しみですね
    こちらが聞きたいことばかり聞いてきてしまったんですけれども、最後に言い残したなとか、喋ってないなみたいなことはありますか? 

    サムイ:じゃあちょっと、haconiwa.としての今後のことでちょっと言いたいんですけど。
    これから、いろんなアーティストさんの力をお借りして活動していきたいと思ってる中で、今noteという場所を中心に、そういったアーティストさんと繋がる場にしていこうかなと思っています。
    instagramやyoutubeに上がってる動画を見てもらえれば、どういう活動してるかっていうのは、なんとなくわかると思うんですけど、もし興味持ってくださった方とか、普通に気になったこととかあれば、僕自身、フォロワー数とか一切気にせずに、その人の作品を見て向き合っていきたいなと思ってます。
    フォロワー数とか、数が見られがちな今の時代だからこそ、数に埋もれてるすごい人たちっていっぱいいると思うんですよね。だから、我こそはフォロワー数は少ないけど、こんなすごい作品作れるんだぞとかっていう方がいたら、繋がることができたら嬉しいなと思っています。
    このインタビューの記事を通してでもいいですし、僕サムイヒビがやってるnoteを通してでもいいですし、インスタを通しても、まあなんでもいいんですけど、知ってくれて、なにかしらの形で繋がれたら嬉しいなと思ってるんで。
    これからの活動とかだったりに興味を持ってくださったら嬉しいです。

    ナカザワ:協力者、伴走者募集中って感じですね。

    サムイ:僕自身も別に知名度も影響力もあるわけでもないし、それこそ無名の人間なんで、だからこそ共感できる部分とかもあると思うんで。そういう人と繋がっていきたいなと。

    ナカザワ:すごい、めちゃくちゃ爽やかな気持ちになりました。

    サムイ:いや、よかったです。こういうインタビューとかは初めてなんで。

    ナカザワ:このパターンのインタビュー自体はあんまりないと思いますけど。
    でも、もしかしたら、ほんとに5年後、10年後とかに恐れ多いぐらい有名になってる可能性もあるなと。ありがとうございました。

    サムイ:ありがとうございました。ほんとに貴重な機会をいただけました。

    あとがき

    「サムイヒビ」とタイピングして予測変換で「寒い日々」と出てきて、勝手に裂け目のほうのひびに脳内変換していた私は大変驚きました。
    簡単にいうと表現をしながらアーティストさんのプラットフォームをつくる、そんな活動をされているサムイヒビさん。ひとりじゃできることは限られている、という確固たる思いの強さが印象的でした。

    また、本筋と異なるところですが、サムイヒビさん、私と年齢が5歳も変わらないくらいなんですね。
    今回のインタビューを通して、私より若い人々は、SNSという社会と、学校という社会と、そして家族や地域の社会と、それぞれがシームレスにつながった世界で生きているのだとはっきり感じました。環境によるところも大きいですが、インターネット上のつながりとリアルのつながり、区別することなく自分を取り巻く世界の一部なんだと思います。
    生まれた年、それも数年の違いでこんなに感覚が変わっていくんだ、と、社会変化の凄まじさを肌で感じたアラサーでした。

    インタビュー担当:ナカザワアヤミ

    編集協力:qbc

    #無名人インタビュー #インタビュー #自己紹介 #写真 #アート

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