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「倍ほめ」で子供を伸ばす、町屋の学習塾経営者

    今回ご参加いただいたのはブラボー先生®︎です!
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    ▷イントロ

    まじか。今回近所の方じゃん。はー。珍しい。こういうこともあるもんだ。と。
    まあ私、東京生まれだし、ずっと東京にいるので、東京の人口多いし、東京のインタビュー受ける方は珍しくないですが、隣の駅の方で、今回、塾の先生をやっているブラボー先生という愛称の方のインタビューなのですが、その塾の前を一度ならず通ってるんですよねえ。
    私のほうは住所までは言わんですが、へえ、奇遇ですね。
    東京の下町、町屋というのはこういう風景です。
    線路走ってるのは、都電荒川線です。

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    ということで今回、ブラボー先生回です。
    距離が近いと、親近感が増しますね。
    と、いうところで、そうですね。先生の印象は「信頼の塊ゴッドファーザー」ですね。文章からは伝わりにくいところなんですが、めっちゃくちゃ頼りがいのある話しぶりなんです。youtube見ていただくのも良いかもしれません。
    オッケー。セブンイレブンのチルド飲料、ティーラテ(私が好き)でも飲みながらお読みください!

    1、学習塾からお送りします

    qbc:もしもしこんにちは。今日はよろしくお願いします。qbcと申します。

    ブラボー先生:初めまして~。

    (子どもの声)

    qbc:今日は教室から?

    ブラボー先生:はい。もうちょっとで終わるんで、大丈夫です(笑)

    ちなみに塾はこちらです。

    ブラボー先生:無名人インタビュー、何本か拝見しました。すごい取り組みですよね!

    qbc:ありがとうございます!

    ブラボー先生:予告編まで作ってるからビックリしちゃいました(笑)

    qbc:あれは趣味の領域に入ってきてるんですけど(笑)

    ブラボー先生:これは収益化を考えてらっしゃるんですか?

    qbc:あんまり考えてないですね。
    とりあえず(インタビューを)100人までやって、エッセイというか、ルポみたいなのを売るということは考えたりしてますが、インタビューすること自体でお金をもらうというのは考えておりません。

    ブラボー先生:ムーブメントを起こしたい感じなんですね?

    qbc:そうかもしれないですね。根本にあるのは「みんな他人に関心がなさすぎるよね」っていうのがあって(笑)
    当たり前の事なんですけど、身の回りの人たちのことは気にかけている人が多いと思うんですけれども、いわゆる「赤の他人」に対して興味を持つっていうことが少なすぎじゃない? というのがあって。

    ブラボー先生:毎回動画も作られてるんですか?

    qbc:Youtubeやってて、動画も編集できるようになったんで、テストみたいな感じですね今は。

    ブラボー先生:なるほど。素晴らしい!

    qbc:ありがとうございます。
    無名人インタビューという企画に興味を持っていただいて応募いただいたという感じですかね?

    ブラボー先生:そうです!
    私はnoteでの活動の目的ははっきりしていて、自身のブランディングですね。塾の広報活動も、口コミとホームページのコラムだけで全くお金をかけていないですし。
    ちょうどコロナの影響もあって、ゴールデンウィークの前後から学習塾の授業をオンライン授業に移行したんです。そこら辺の苦労話もいろんな人に知ってもらいたいと思って。今のところの目標は、自分からフォローせずに、1,000名のフォロワーを集める、ですね。最終的には「ブラボー先生」っていうペンネームだけで、お問い合わせ流入っていう大目標もありますが(㊟最近数名フォローしちゃったそうです)。

    qbc:おおー、すごい。

    ブラボー先生:オンラインに関わらず、塾の運営とブラボー先生の人となりを知ってほしいと思っています。
    我々は「商品」を売っているのではなくて「価値」を売っています。そういう時には、まず信頼してもらわなきゃならない。「ブラボー先生とは何者なの?」というところを見せなければならない。

    qbc:はい。

    ブラボー先生:お恥ずかしい話だったり、自分の今までやってきたこととかも、小出しにしてます。
    あとはもう、暑苦しい塾なんで、そういう熱意がどうにか伝わればと。その温度感を理解していただいたうえでお問い合わせいただいた方が、双方無駄な時間が省けるのかなと思って。

    2、寺子屋のような学習塾

    qbc:講師はずっとやられてるんですか?

    ブラボー先生:講師歴20年。自分で経営するようになってからは7年目ですね。
    私たちが理想とする塾は、生徒の人生の伴走ができる塾です。塾の先生の名前も覚えてもらえないような塾ではないですね。
    結婚式の来賓で呼ばれたり、子供ができたから(塾に)見せに来たり、就職が決まったから連絡が来るとか、そういう塾です。
    「進学率」というよりかは「寺子屋」っていう感覚で教えてるし、それこそ偏差値が60~70の中学へ行きたいって言う子はお断りする場合もあります。
    進学塾は他にもいっぱいあるわけですから。
    うちの塾はそういうところではなくて、礼儀だとかちゃんと挨拶をするとか、そういうことをもっと教えるようにしています。

    ブラボー先生は本も出版されています!

    qbc:なるほど。

    ブラボー先生:あと特長的なのは、「ほめ育て」ですね。
    「ブラボー先生」ですからね。ほめてほめまくる。
    僕は実際に「ブラボー!」って言うんです。そうすると、子供が塾から家に帰ってきた時に、「ブラボー! ブラボー! ってほめられた、塾に入りたい」って親御さんに報告するらしくて、それで自然と「ブラボー先生」と呼ばれるようになりましたね。商標登録も取りました。

    3、教える=演じる

    qbc:塾を経営する前はどちらに?

    ブラボー先生:同じ塾の本部教室にいました。そもそも、この塾の塾生で。小学5年生から通ってた塾で、留学して帰ってきてから挨拶に行って、それからそのままアルバイト入ったんですね。

    qbc:なるほど。

    ブラボー先生:私、演劇学部卒業して、その後ずっと売れない俳優時期があったんですね。
    その時の生活費を稼ぐために、いろんなバイトしました。飲食やったり、雑誌の編集とか。で、その中で唯一続いたのが、自分のいた塾での塾講師。
    それが、結婚して子供生まれると、俳優では食っていけないので、塾講師の専業になりました。
    その頃には塾の役員もやるようになっていたのでここ(教室)を任されて、独立させてもらったっていう。本部の役員には、まだ名を連ねているんですけど。

    qbc:演劇とアルバイトの二足のわらじをずっとやってきたと。

    ブラボー先生:10年弱くらいか…でも全然芽が出なかったですからね、びっくりするくらい。
    劇団員って、売れるのは自分の力じゃないと売れないんですよね。保障がないです。組合があるわけでもないし。僕がいたところは東京の小劇場なんですけど、ギャラないですよ。ギャラは、チケットノルマって言われるもので。

    qbc:チケットリターンだけなんですか!?

    ブラボー先生:チケットリターンも、要は買取ですよね。売らなきゃ自分が被るだけだし、言われた額以上売れれば、それが実入りだし。事務所に所属するようになるまで頑張れるかどうかでしょうね。
    私、27歳で子供いましたから。ちょっと無茶ですよね。

    qbc:その期間はずっとお芝居をやってたんですか?

    ブラボー先生:いやいや、あと塾でしょ。あとアルバイト。普通の下積みですよね。売れてないわけだから。

    qbc:どうして塾の先生に?

    ブラボー先生:私、ちょっとへそ曲がりですから、大きな会社とかにいて、給料もらうための商売の全体が見えにくいというのは、嫌だったんですよ。生きてる実感を得たいというか。
    だから寿司屋の兄ちゃんでもよかったのかもしれない。それから、ライブが好きだったんでしょう、多分。

    qbc:なるほど。

    ブラボー先生:赤面症で汗かきで、舞台の上じゃ芽が出なかったんですけど、子供達に勉強を教えてるのって、ある種自分自身じゃないところがあるんですね。
    「先生」という役を演じているんです。
    だから、すごく演劇に通ずるものがある。怒ってないのに怒るフリをしたり、腹が立ってるんだけど笑顔をしたりと。
    そういう要素が演劇に通ずるなとずぅっと前から思ってて。

    qbc:確かに!

    ブラボー先生:あとはやっぱり気持ちですよね。子供の「分からないことが分かる」というイベントに携われることが、やっぱり大きいかな。
    「分かるようになった!」って感謝される。学習塾の先生って、お金頂くけど感謝もされるんですね。それが大きいかな、と思ってます。

    4、学習塾激戦区

    ブラボー先生:38歳で塾講師専業になったのですが、やっぱり面白かったんでしょうね。今はもう、この仕事しかしてないです。
    飲食業を相棒と一緒にやって、ベーシックインカムをそれで安定して稼いでいた時期もあったんですが、相棒にある時言ったんですよね。7、8年前かな。「学習塾業界で勝負してみたい」って。
    なんだろうね、自信があったのかな? わかんないんですけど、今になってみると無謀もいいとこだったんですけどね。
    やっぱり、塾講師には、お金じゃないところに魅力を感じてたんでしょうね。

    qbc:なるほど。

    ブラボー先生:ウチの塾の向かいに以前、めちゃめちゃ有名な、ジャンルも丸かぶりするような進学塾があったんですね。
    なんでそんな悪い立地に今の塾を作ったかというと、知り合いのテナントだったんですよ。だからここ以外は嫌だなと思って。それに、不思議と「ここでやってみたい」「できるな」と思ったの。
    その時は、学習塾が上手くいかなくても、飲食店からの給料でなんとかなるかなくらいに思ってましたけど、早い段階で塾の売上が好調になったんですよね。
    だいたい中小塾って、この地域だと生徒が60~80人がひとつの目安なんですが、一年目で100人到達しちゃってたんですよね。

    qbc:おお、すごい…!!

    ブラボー先生:まぁ、目立ったんでしょうね。塾名から看板の大きさから。

    こんな看板です。行ってきました。小さく写してしまった。。

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    ブラボー先生:あとは単純に、ウケたんでしょうね。読書のクラスとか、なんかちょっと違うことやったんですよ。他の塾がやってないことを。だからさっきの子達(冒頭の子ども達)みたいに、幼稚園生とかからも来るようになって。

    qbc:へぇー、面白い!

    ブラボー先生:あと、僕が留学してたのもあったんで、小学生から英語のコースやりましょうって言って、「国語」「算数」っていう塾が多いんだけど、「国語」「算数」「英語」っていうのは、もう7年前からやってますね。
    僕の妻が日本人じゃないんですよ、外国の人なんで。それで彼女がクラスを持ってる。
    あと、進学塾自体の考え方に苦手意識を持つ親御さんも一定数いらっしゃるんですね。なのでうちの塾はそういう苦手意識の多い方ばっかりです(笑)

    qbc:読書の授業とか素敵ですね。

    ブラボー先生:「ことばの学校」ですね。オリジナルではないのですが、目玉を作らないと、向かいの進学塾に潰されるなと思って。
    僕が文系なので、文系塾にしようと思いました。作文を書いたり、英語もやれたらいいよねと。

    qbc:はい。

    ブラボー先生:ちょうど、東京理科大学の新しいキャンパスが金町にできた時期だったんですよ(葛飾キャンパス)。数学系は、理科大の学生がいっぱい来てくれて。結果、文系理系ともできることになったのですが。

    qbc:独立する流れはどんな感じだったのでしょうかね?

    ブラボー先生:23歳の時から、15年くらいアルバイトで同じ塾に働いていて、「(塾を)やりたい」って話も塾長にしていたし、「やるんだったら、ウチで出すからやってみないか?」という言葉ももらっていたんですね。そうすると僕が滑って転んだ時にも手助けできるしと。
    で、飲食店を辞めて塾をやりたいなと具体的に思ったところで、相談に行って。3年間は社員で働いて、独立させてもらいました。現在は単独運営・フランチャイズ形式です。
    本部の役員にもなっていたし、スタートはスムーズでした。教場運営のノウハウは3年間で色々教えていただいていましたし。でも、踏襲できる部分は踏襲して、あとは独自色が強いから違う塾ですよ、と(保護者に)言うようにしてます。

    5、塾:でっかいファミリー

    qbc:先生が向いてるなあと思ったのは、どんな時でしょうか?

    ブラボー先生:息するように教えられると言いますか、苦じゃないんですね。
    今も「大変だ」って、よく言うんだけども、いざ教えるとやっぱり疲れが吹き飛ぶ。

    今、夏期講習中なので月から金まで毎日6、7コマやっているのですが、やっぱね、いいんですよ。教えてて、彼らが吸収するのを見ると、こちらの疲れが吹き飛ぶんです。
    だから、先生には麻薬性があるのかもしれない(笑)

    qbc:まさに天職ですね。

    ブラボー先生:子供と接しているから気分も若く保てますし、教えたらそれだけ伸びるので張り合い出ます。
    中3の英語は、全ての生徒の授業を僕が見ることにしたのですが、この間の期末テスト、塾生15人で平均86点!

    qbc:すごい!

    ブラボー先生:やっぱり、「やればできる」って言うのをみんなに体感してもらえたからだなと思っています。ワイワイガヤガヤするんだけど、勉強する時はすごく真面目。こちらも張り合い出ますよ。ほめて励ます。ひたすらギバーに徹するんですね。

    qbc:なるほど。

    ブラボー先生:教えている講師も元塾生が多いし、二人いる社員二人も、元塾生と本部教室の元同僚です。ある意味、でっかいファミリーでやってるから、ストレスがあまり蓄積しないのもいいのかもしれませんね。
    うちの娘が大学生になったら「塾で働きたい!」って言ってくれてるし。
    そしたら、noteの執筆だけになりますよ私の仕事は(笑)
    全部取られちゃうかもしれない(笑)

    qbc:今までで苦労した点は、どんなところでしょうか?

    ブラボー先生:オープンしたころかなあ。20連勤、30連勤してましたね。忙しくなるってことは評価されてるってことだからがんばりました。

    6、心のつながり

    qbc:オンライン授業のほうは、いかがですか?

    ブラボー先生:オンラインになっても大丈夫だという自信はありますね。
    お母さん方と連絡を密にしているのと、それから自分の思ってることをメルマガやnoteに載せているので。夏期講習で忙しいけど、毎日投稿してるのはそのためもあります。

    今いる子供とお母さん方の満足がない限り、うちみたいに広告にお金をかけてない企業は、続かないですね。

    qbc:オンライン授業をパッケージにして販売みたいなことは考えていらっしゃいますか?

    ブラボー先生:チャンスは感じていますが、片手間だと見透かされてしまうので。真剣にやるには担任のクラスを手放したりといったことが必要ですね。
    多くの学習塾が参入すると思うので、(覚悟が無いと)試行錯誤してボロボロになっちゃうかなと思ってます。本質を捉えてないから。
    オンライン授業は、対面授業よりも「心の繋がり」が重要になると思っているから、どこも失敗するのではと思うんです。一旦その初動が途切れた時に、もしかしたら仕掛けるかもしれないですね。

    qbc:ブラボ―先生にとって「信頼」というのは、どういうものなのでしょうか?

    ブラボー先生:私の「ワタクシゴト」にすることですね。
    今お預かりしている生徒を、自分の子どもだと思って平等に愛してあげること。
    だから、お母さん方には親戚のおっちゃんとしてアドバイスをしています。

    qbc:最後に、今後の展望などをお伺いさせてください。

    ブラボー先生:教場展開するかどうか、は決めてなくて。今いる子たちとずっとやっていければいいなと思っているから。
    あとは、ブランディングをすることで自分の発言力を強くしていきたいと思っていますね。それで、子供たち、親御さんの帰属意識を高めていきたいと。
    偶像としての僕がどんな大きくなることで、彼らの誇りになってくれれば嬉しいです。

    あと、よこしまなことを言うと、本を書いてるので、それが売れたらいいなと(笑)

    ブラボー先生の本はこちらですよ!

    詳しい内容はこちら!


    ▷アウトロ

    明確なコンセプト、明瞭なキャラクター、明快なトーク。
    分かりやすさ。そして緻密さ。
    背景にはもちろん生活を守ることと、それから生徒さんたち、生徒の親御さんたちへの責任を感じました。まさにひとつの大きな家族をまとめる父親なんだな、と。
    あとは、やはり俳優さんのステップが大きかったのかな。話しぶりでやはり説得力があると感じていたのですが、動画を見ると、よりその「映え」ぶりが分かると思います。いや、かっこいい先生に(この場合かっこいいおじさまでしょうか)教えてもらったらやっぱり人間、勉強がんばっちゃうよな、て。
    それから、下町の雰囲気も濃厚に感じました。私は東京生まれ東京育ちなんですが、東京の西の生まれです。東京ってエリアでけっこう違うんですよね。西から下町に引っ越してきた時、人間が違うんだなあと思いました。あとお祭りにみんな真剣。
    自分が子供の頃に通っていた塾に、大人になって働いて、そこでまた子供たちを迎え入れるっていう循環、すてきです。
    特に浅草の人というのは、お客さんをきちんとお客さんとして扱うことができる方たち、という印象を持っておりまして、こう、上手なんですよね。初対面の関係構築が。そういう上手も感じたインタビューでした。
    フォロワー1,000の目標も達成まであと100を切っておりまして、ブラボー先生に興味を持った! という方はぜひフォローしてみてください。

    より興味を持った方は本も買ってみてくださいね! すみません私買ってないけど。
    しつこいですが、ブラボー先生の本はこちらですよ!

    (編集協力:虹倉きり)

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    あなたよ輝け「有名人だから面白いんじゃない。人は誰でも素晴らしく面白い」。2020年設立。メンバー約20名。主宰は栗林康弘。1,500人以上をインタビュー。聞く=愛💕🫶無料インタビュー応募は固定記事からどうぞ。公式サイトhttps://mumei.me/

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