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「文章のチェック、お願いします」と頼まれるのはいいけれど

     
    素直に聞いてほしいとおもう。仕事の話です。いやね、私は毎日、文章の添削をしているのですよ。5000件は超えています。
     

    note記事やなにかの宣伝文、ちょっとオープンにはできない文章の添削をしています。放課後ライティング倶楽部メンバー様の特典です。
     

    私の添削は、美文にはできないけど、意味のわからん文章を伝わる文章に変えるのはできます。
     

    添削っつっても、私みたいな文に変えるのはしません。「ここをこう直してください」と、元の文が消えてしまうような、そんな添削ではないのです。個を重視します。
     

    言葉の重複。意味がわかりづらい指示語(あれどれそれこれ)。修飾する言葉の距離、主語と述語の不一致。手癖で書いてる言葉の指摘(〜こと。〜という。基本的に〜)
     

    ひとりの読み手として、記事に向き合い添削しているんです。添削コースも設けているんですよ。甘口・ふつう・辛口。だいたいの方は辛口を頼みません。辛口添削だと、「3行で飽きた」と思ったらそう言います。(こわ)
     

    文章の内容に意見するのは、望まれない限りしません。けど、文の指摘はします。
     

    私が書くのを避けている語尾に「させていただきます」「〜となります」があるんですね。
     

    なんでもかんでも「させていただきます」を使っときゃいいだろってのが無理。この言葉さ、声に出して読んだら噛むのよ。「たてていたたきたす」って読んじゃう。
     

    あと「なります」ね。「こちらの商品、7800円になりますぅ〜」って、なんだろ、この語尾。コンビニ言葉と言われてましたね。「なります」は「成ります」だから、変化を表す語尾なはずなんです。「サナギが蝶になります」はあり。変化だから。
     
     
    あー、そういわれてみれば「商品」が「7800円」になりますってのも、変化といえばそうか。
     

    やや、こんな話をしたいんじゃなくて。仕事であつかう文書にさ、「お見積もりをお送りさせていただきます」とかさー、書かれていると、モヤモヤするのですよ。私にチェックがまわると「お見積もりをお送りします」に変えるよね。
     

    でもね、修正を書くと「させていただきます」のが丁寧だから、“相手もそう思っているから”という反論があるわけで。
     

    させていただきます信者だね。……爆ぜろ。
     

    もしかしたらマイナなのは私かもしれない。「させていただきます」がデフォルトの正しい敬語だと認識されてしまうと、書かないほうが無礼だと思われるかもしれない。
     

    えー、やだなぁ。とは思うも、言葉の常識は時代で変わってしまいますからねぇ。例をあげると、「煮詰まる」はどういう意味で使ってますか?ってよくある問いですね。
     

    なんだか思うようにいかなくて、八方塞がりな気分。それが煮詰まるでしょうか。
     

    本来の意味はちがいます。「いい感じ」が煮詰まるです。ジャムが煮詰まる、みたいな。誤用で使っている人が増えて「煮詰まる」が「行き詰まる」と同じ意味は使われてしまっているのです。テレビのコメンテーターも誤用で使っていましたから。
     

    「アイデアが煮詰まってきた」って文は、受け取る人次第で意味が変わってしまうのですよ。
     

    やー、それでも「させていただきます」は避けたいね。
     

    今日も読みにきてくれてありがとうございます。文章に出てくる「〜こと」は、とことん駆逐するヤスでした。
     

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