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#033 ここ2週間で一番良い日

    胸水を抜いて呼吸が落ち着き、この2週間で一番体調が良かった2日間の記録です。

    妻のご両親との面会、家族で過ごす穏やかな時間を書いています。


    4月2日(金)

    今日は朝から「おはよー🌞」とメッセージが入っていた。

    相当調子が良いみたいだ。

    本当に嬉しいメッセージ。

    朝食は、ヨーグルトと食パンを食べたらしい。

    ただし「顔が麻痺しているので、食感などを感じることができず、美味しくないし、歯の裏に何かついている感じがして、気持ち悪い」とのこと。

    だけど「薬を飲むし、体調を整えるために頑張って食べたよ」と。

    昨日までの状態から考えたら、口にモノを入れただけで大きな前進だ。


    今日は少し話でもしようかと仕事を早く切り上げて、飲み物や洗濯物などをもって病院へ。

    妹さんがすでに面会に来ていたので、荷物を置いてすぐに病院を出ることにした。

    その足で、いつもより早めに息子を迎えに行く。


    年中さん初日は元気に幼稚園に行ったが、二日目の今日はちょっとストレスが溜まっているみたい。

    帰りに公園でたくさん遊んであげた。

    息子が満足してから、コンビニで夕食を買って病院へ。


    妻は呼吸が安定し始めたため、鼻から入れる酸素の量を減らしているとのこと。

    今日は元気そうに息子と話をしていた。

    また、息子は「幼稚園で作った折り紙や、年少のとき使っていた名札をお守りとして使ってほしい」と妻にプレゼント。


    今日は、ここ2週間の中で、一番体調が良い日だったと思う。

    かなり落ち着いた日だった。

    明日もこの調子で酸素を減らして、薬の効果が早く出てくれることを期待するばかりだ。


    4月3日(土)

    今朝も「おはよー🌞」のメッセージから始まる。

    妻は今日もスッキリしているみたい。

    だけど「暇すぎて起きている時間が長く、違う意味でしんどい」と・・・。


    まあ、だいぶ余裕がある感じなのでよかった。

    朝から「ヨーグルトを食べて、オレンジジュース、ウィダーインゼリーを飲んだ」とのことだった。

    パンやご飯を食べられないわけではないようだが、「口の中が麻痺していて、食べ物が中に入っていかない」のだそうだ。

    また「自力で体位が変えられないので、身体を思い通りに動かせないのもツラい」と。

    少しずつでも良い方向に向かえばいいかな。


    一方、私と息子は土曜日でお休み。

    今日の予定は・・・

    午前中は息子のピアノ体験教室。

    午後は妻のご両親が病院で面会してから、家に来る予定だ。

    なので、ピアノ体験教室に行く前に、家の片付けと掃除をした。

    妻と息子にカレーを作ってあげる約束をしていたので、カレーの仕込みをしてからピアノの体験教室へ行った。

    ピアノの体験教室は、歌を歌うのがメインだったが、全体的にとても楽しかったらしい。

    通わせるかどうかは、妻と相談しようと思う。

    息子がピアノを頑張ったので、ご褒美にマクドナルド。

    テイクアウトして、公園で食べてから、遊具でたっぷりと遊んだ。


    ご両親が帰った後、夕飯くらいの時間に妻の病院へ。

    今日はカレーを持っていたが、息子用に具材を細かく刻んでいるので、妻も顔が麻痺していても食べやすいらしく、「美味しい」と言って食べていた。

    そう言ってもらえると、作った甲斐があります。

    また、昼間から「コーヒーを飲みたい」と言っていたので、コンビニのホットコーヒーも買って差し入れた。

    「昼間、家族が来てたんだからお願いすればいいじゃん」と言ったのだが、何か買ってきてもらうのにも気を遣うらしい・・・

    遠くまで来てもらっているだけで申し訳ないと思ってしまうみたい。


    自分が体調悪いのに、どんだけ気を遣うんだよ・・・笑

    こればかりは、そう思ってしまうんだから仕方ないか。

    「まあ、俺には気を遣う必要ないから、頼んでくれていいよ」と言っておいた。

    今日は、帰ろうとすると妻の方から「ビデオ通話しようかな?」と言い出した。

    「やろうやろう」と言ったのだが・・・

    帰りの車で息子が眠ってしまい・・・今日のビデオ通話はお預けとなった。

    だけど、とりあえず平和な一日でよかった。


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    37歳でがんと診断された妻を、43歳の私が息子と看取るまでの約1年半の記録です。いま、がんの配偶者を看ている方に向けて、診断・入院から在宅介護・看取りまでに実際にやったこと、調べたことを残しています。整理しきれていない感情も、削らずに置いています。

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