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#024 ストレスMAX

    将来のことを一人で抱え込み、笑顔が作れなくなった朝の記録です。

    差し入れ探しや食事の世話に追われる毎日の大変さを、そのまま書いています。


    3月20日(土)

    今日は天気が悪いせいか朝から頭が重い。

    頭にモヤがかかっている感じ。

    でも、それだけじゃないな、たぶんストレスが溜まっているのかも。


    毎日、朝早く起きて、洗濯機まわして、お風呂掃除して、トイレ掃除して、食器片付けて、洗濯物たたんで、妻の病院用の衣類を整理して、犬のご飯を用意して、庭でおしっこさせて、カーテンを開けて、洗濯物を干して。

    そうすると息子が起きてきて・・・いつも笑顔で「おはよー!」と息子に声をかけてあげている。

    だけど、今日は笑顔が作れない。

    自分でもよく分かる、完全に引きつっている、明るい声も出せない。


    毎日毎日、妻がいない将来のことを考えている。

    息子を育てながら家を維持できるだろうか、

    仕事はどうしようか、

    妻が居なくなったら息子の心のケアをしなければ、

    病状と残り時間を妻にどうやって伝えようか、

    いつ伝えるべきか、

    息子がいたら真剣な話できないな、

    幼稚園に行っているときに話したら妻が落ち着くまで時間がかかるかな、

    そうなったら息子の迎えはどうしよう・・・


    誰にも相談することができない。

    こんな重い話を友達にはできないし、そもそも息子がいる時点で相談する時間もない。

    全て一人で飲み込まなければいけない。

    仕方ないよね、病気と戦っているのは妻なんだから。


    暗い朝ではあったが、息子が元気よく接してくれたので、少しずつ気持ちも戻ってきた。

    息子の朝ごはんを作って、出かける準備して、公園で遊んで・・・


    土曜日なのでお昼頃に病院に向かう。

    今日は妻から「肉まんとフルーツゼリーとかき氷アイスが食べたい」とメッセージが来ていた。

    病院に行く途中で買い物。

    だけど、冬なのでかき氷が見つからない。泣

    途中にあるスーパーやコンビニに全部寄ったが見つからず、フローズンヨーグルトを買って行った。


    息子が「粘土遊びしたい」と言っていたので、今日はレジャーシートと粘土を持参。

    病室の空きスペースにレジャーシートを敷いて遊ばせるが、すぐに飽きてしまう。

    念のためと用意しておいたお絵かきや折り紙で遊んでもらった。

    息子はいつも遊びに飽きるとすぐに「帰りたい」と言い出す。

    だけど今日は「つまらない」とは言うものの絶対に「帰りたい」とは口にしない。

    ママとずっと一緒に居たいのかな・・・


    夕飯の時間になって、妻が「冷たいそばが食べたい」というので、そばを探しにコンビニへ。

    冬なのであるか心配だったが2軒目で買うことができた。

    とにかく食べさせてあげないといけないので、できる限り食べたいものを用意してあげようと思っているんだけど・・・

    これが結構大変。

    銘柄をピンポイントで指定されることもあるため、店を移動しながら探すのに1時間以上かかることもある。

    また、夕食を食べるのも一苦労です。

    病院の部屋ではテーブルも小さくて狭いし、息子はまだ4歳なので一人で食べさせられない。

    家でなら良いが、片付けのことを考えると面倒なので・・・一口ずつ私が食べさせている。

    妻のご飯も準備しなきゃいけないし、テーブルが小さいからゴミも順次回収しないといけない。

    私自身は、立って二人の残り物をつまむ程度で、ここしばらく座ってご飯を食べられていない。

    家に帰っても病院から持ち帰った洗濯物整理や、ごみの整理、お風呂を入れて、息子の着替えなどなど。

    うちは一人っ子だから良いけど、何人も子供がいる主婦って大変なんだろうな・・・

    今まで、家のことは妻に任せっきりだったから、苦労を掛けてきてしまったんだな。

    ほんと申し訳ないと思った。


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    37歳でがんと診断された妻を、43歳の私が息子と看取るまでの約1年半の記録です。いま、がんの配偶者を看ている方に向けて、診断・入院から在宅介護・看取りまでに実際にやったこと、調べたことを残しています。整理しきれていない感情も、削らずに置いています。

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