
【詩】透徹
空が砕けた。
冷気が、静脈を這う。
音は死に、
残るのは金属のような光だけ。
木々は沈黙を守り、
葉は堕ちる瞬間まで 抗わない。
誰もいない道に
言葉の屍が散らばっている。
踏めば、かすかに鳴る。
それはかつての祈りの残響。
風が刃となり
季節の皮膚を裂く。
痛みは、
透明で、美しい。

空が砕けた。
冷気が、静脈を這う。
音は死に、
残るのは金属のような光だけ。
木々は沈黙を守り、
葉は堕ちる瞬間まで 抗わない。
誰もいない道に
言葉の屍が散らばっている。
踏めば、かすかに鳴る。
それはかつての祈りの残響。
風が刃となり
季節の皮膚を裂く。
痛みは、
透明で、美しい。