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秋の夜長はアンプラグドで...

     Unplugged



     少しずつ冷たい風が混じり始める秋の夜長には ”アンプラグド” が似合うのです。

    (アンプラグド)
     電力を使用しない楽器で演奏される音楽のこと。
     アコースティックを基調とするライブ番組として、1989年に「MTV Unplugged」が放送を開始(1999年に本放送は終了)。

     なんでしょう、あの90年代前半、「アンプラグド」の波があったんですよね。
     もちろん、「MTVアンプラグド」で見せるアーティストたちの、いつもとは違った "素" のパフォーマンスが素晴らしかったのは言うまでもないのですが、デジタル化が進むミュージックシーンに対する ”生なま” への欲求みたいなものがあったのかもしれません。

     という、自分自身も、それまでライブアルバムなんて聴いたことなかったくせに、次々とリリースされる ”アンプラグド” のライブアルバムによく手を伸ばしてました。

     ちょっと懐かしくなってしまったので、今回は、当時、自分が手にしていた ”アンプラグド” のライブアルバムについて "note" したいと思います。


    +  +  +  +  +  +

     

    エリック・クラプトン

    『Unplugged』1992

      1992年1月:MTVアンプラグド

     もちろん、エリック・クラプトンがギターの名手ってことも知っていたし、「いとしのレイラ」も知ってたし、ジョージ・ハリスンの盟友ってことも知ってました。
     でも、クラプトンって、自分のもうひとつ上の世代の方々が好むミュージシャンのイメージだったので、アルバムを聴いたことはなかったのです。
     当時は「アンプラグド」という言葉が新しく感じて手に取ったのですが、この超ブルージーなライブアルバムで、クラプトンにハマってしまったという... ありがたい機会となりました。
     「Tears In Heaven」とか、何度、聴いても涙が出そうになります。

    「Tears In Heaven」



    ポール・マッカートニー

    『UNPLUGGED (The Official Bootleg)』1991

      1991年1月:MTVアンプラグド

     クラプトンのアルバムが気に入りすぎて、遡るように、いろんなアーティストの「アンプラグド」を探していて見つけた一枚。(現在のように簡単には調べられない時代だったのです。)
     もちろん、「アンド・アイ・ラヴ・ハー」や「ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア」など、ビートルズ時代の名曲もいっぱいなんですが、「ビー・バップ・ア・ルーラ」や「ブルー・ムーン・オブ・ケッタッキー」など、その他のカバーがいい感じなんです。

    「Be Bop A Lula」


    +  +  +


     「MTVアンプラグド」では、意外なアーティストのアンプラグド版の演奏が聴けるのが、ひとつの醍醐味なんですよね。
     自分の中で、そういう ”意外” の落差が楽しかったアーティストの「アンプラグド」のアルバムです。


    ロッド・スチュワート

    『Unplugged...and Seated』1993

      1993年2月:MTVアンプラグド 

     染み入るようなクラプトンのアルバムと違って、ロッド・スチュワートのこのアルバムは、かなり楽しい感じなんですよね。
     ロッド・スチュワートといえば、自分にとっては、どうしても「アイム・セクシー」な印象が強いのですが、「アンプラグド」で聴くと魅力的な歌声だということを再認識させてくれるんですよね~。
     また、このライブでは、いろんなミュージシャンが参加してるのが楽しいのですが、ロッド・スチュワートの時はロン・ウッドが来てました。
     後年、映像で見たら、ほんとにいました!(当たり前だろっ)

    「Stay With Me」



    ニルヴァーナ

    『MTV Unplugged in New York』1994

      1993年11月:MTVアンプラグド 

     正直、このライブアルバムを聴くまでは、それほど、ニルヴァーナに関心があったわけじゃないんですよね。
     自分にとってグランジは、それほど魅かれるものではなかったのです。
     このアルバムはカート・コバーンの死後のリリースということもあって、かなり話題になって、自分もその流れで聴いたのですが、自分のカート・コバーンのイメージとは違ってたんですよね。
     自分にとって、ニルヴァーナとの出会いは、実は、このライブアルバムなのです。

    「The Man Who Sold The World」



    キッス

    『Kiss Unplugged』1996

      1995年8月:MTVアンプラグド 

     え~、キッスも「アンプラグド」?
     ちょっと興味湧きますよね。
     聴いてみると、普通にロックしてたりするんですよ、これが!
     たしかに聴きやすい感じはあるんですが、音はシンプルになっても、キッスはやっぱりキッスなんです。
     旧メンバー(当時の)を交えての演奏は楽しそうなんですが、メイクがないと誰か分からない自分だったりするのです。w

    「Rock And Roll All Nite」


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     最近のミュージックシーンは、PC上で何でもできる世界になっているだけに、いずれ、90年代のこの「アンプラグド」のような、「生なま」を求める動きが出てくるかもしれません。
     多様性の中でも、やっぱ、「生なま」っていうのは、プリミティブな部分に響いてくるのも事実なんですよね。


    ♪

     
     
    読書や音楽や映画等について気ままに書いてます。( プロフィールに投稿記事一覧を掲載しています。) 80年代を10代で過ごした世代なので、その頃の関係記事が多めになってます。

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