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制限があるから創造性が発揮されること(プレイリストとマイベスト)

     Playlist & My Best-Tape



     いやー、サブスクって便利ですよね。

     自分はサブスクリプション方式の音楽サービスを使っているのですが、楽曲が豊富にあって、検索してるだけで楽しくなってしまいます。

     新しい音楽との出会いはもちろんですが、昔、レコードで聴いてたアルバムも聴けたりして、ホント嬉しいです。

     そして、サービスを使う時の楽しみのひとつが、”プレイリスト” を作ることですよね。
     "note" の中でも、自分の作った ”プレイリスト” を公開している人がいますが、一定のテーマで構成された ”プレイリスト” には、その人の個性が出てる感じがします。


     自分も、テーマを決めて、曲を選んでいくのですが、あまりにも素材となる曲が多いので、あれもこれもになっちゃって、トータルプレイ時間が2時間とか3時間とかになっちゃうことがよくあります。

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     でも、とりあえずセットしておいて、その時の気分で、聴きたい曲から聴けばいいやって感じでそのままにしています。

     とっても簡単なんです!

     でも、ほんとに便利だな~と感じると同時に、昔はけっこう大変だったな~ってことも思い出しちゃったりするわけなのです。


    *********


    【”マイベスト” テープ作り】

     この ”プレイリスト” 作りの楽しさって、自分がカセットテープの時代に作っていた ”マイベスト” テープ作りに共通してるんですよね。

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     レコード時代、車に音楽を持ち込もうとするなら、カセットテープしかありませんでした。
     その後、CDが定着してくるのですが、CDだと、購入したCDしか聴けず、自分の好きな曲だけを集めたりはできなくて、カセットと併用されてた時代があったのです。
     その後、MDの登場やパソコンでの編集などが定着するまで、しばらくの間、カセットテープは生き延びていたのです。


     カセットテープには、いくつかの制限があります。

     まず、録音時間
     基本はテープの”表裏”合わせて46分タイプ

     他にも60分や90分、120分タイプがあったのですが、長時間タイプはテープが薄く、高温の車内では ”伸び”やすいと言われてたので(真偽は定かでありません)、自分の場合、ドライブ用には46分か60分を使っていました。

     また、カセットテープはアナログなので、デジタルのように、”ピッ”と押すだけで次の曲の頭出しができるわけではありませんでした。
     テープの”早送り”や”巻き戻し”の手間があったのです。

     さらに、46分テープの片面が23分ですから、録音時間が20分しかなければ、残り3分間は無音が続くことになります。
     そのため、ドライブ用に”マイベスト” テープを作るのであれば、23分の中に、できるだけ残り時間が少なくなるよう、曲の長さをふまえて構成を考える必要がありました。

     そんな制限の中、曲を選び、時間と曲順を考えながら構成していく作業は、けっこう手間がかかります。
     ただ、出来上がると、自分の作品みたいな達成感もあったりしたのです。


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     手間がかかるということは、そこに、働かせる創造力が必要になる、ということだと思うんですよね。

     46分のカセットテープには、10~12曲ぐらいしか入らないんで、まずは曲選びもたいへんです。サブスクなら、迷ったら両方入れちゃえばいいのですが、カセットには決断が必要なのです。
     決断の時には、自分の好みだけでなく、収録時間、全体の構成なども考えながらなので、複数の感性を同時に使っていかなければならないのです。


     世の中、便利になり過ぎちゃうと、あまり考える必要がなくなっちゃうんでしょうね。
     ということは、逆に言えば、創造力を働かせるためには、多少、不自由な方がいいのかもしれません。


     けっしてサブスクや ”プレイリスト” に罪があるわけではなくて、 ”プレイリスト” 作りを楽しんでいる人は、やっぱり何らかの制限をしながら楽しんでるように感じます。

     と、いうことで
     自分も、「80年代のUK音楽」のテーマで、「46分以内」という制限を課して考えてみました。収録できたのは10曲。


     まず、好きなアーティストを選ぶことに悩みます。
     デヴィッド・ボウイやクイーンは70年代、プライマル・スクリームやニューオーダーは90年代でもカバーできるので、自分にとって”80年代”って感じのするアーティストを選ぶことにしましたが、熟考の結果、ワムやポール・ヤング、カルチャークラブなんかは外す結果となりました。

     さらに、そのアーティストのどの曲にするのかも難しかったです。
     結局、代表曲っぽい選曲になってしまうとこに、自分の創造力のなさが出ちゃいましたね。

     構成としては、明るい曲からドーン!と始まるより、少し静かに始まる感じにしたかったので、ピアノが印象的な、スタイルカウンシルの『My Ever Chainging Moods』を1曲目にしました。
     それから、2曲目、3曲目には軽快なナンバ―の、デュラン・デュランの『Hungry Like the Wolf』、アズテックカメラの『Walk Out to Winter』が続くようにしてみましたが、なかなか80年代っぽい序盤だと思いませんか?

     中盤は玄人好みのポリスやザ・スミス、スパンダー・バレエ、ティアーズ・フォー・フィアーズでつなぎ、終盤はXTCの『Mayor of Simpleton』とU2の『With or Without You』の名曲を持ってきました。
     これで十分!って感じもするのですが、最後の最後にエコー&ザ・バニーメンwで締める!という......

     まさしく、自分にとっての80年代らしい 「UK ’80s」の ”プレイリスト” が出来上がりました!


     さっそく、車で流してると、楽しくて楽しくて、全曲を聴くために遠回りなんかをしてしまいました。

     そんなことも懐かしかったりしたのです。

     




    ♪

     

     
     
    読書や音楽や映画等について気ままに書いてます。( プロフィールに投稿記事一覧を掲載しています。) 80年代を10代で過ごした世代なので、その頃の関係記事が多めになってます。

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