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紅茶を旅する105分〜3つのスコーンを添えて〜


    「ものすごくスコーンが食べたい気分なの」


    そう話す友人が指定した店は「ムレスナティー東京店」だった。

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    お金持ちの家みたいな門構え


    こちらのお店の特徴は、なんといってもティーフリーと呼ばれる紅茶の飲み放題システムである。
    1時間45分の間、100種類以上用意されたフレーバーティーの中から、その時おすすめのものをスタッフの方が一杯一杯注いでくれるのだ。

    どういうことか、実際の流れを追って見ていこう。


    席に着いてまず目に入るのが、ティーカップとフレーバーリスト。

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    A4サイズの紙にびっしり…っ


    お店のシステムについての説明もそこそこに早速一杯目のお茶が運ばれてきた。
    スタッフさんが持ってきたティーポットから、机に置かれたティーカップに注いでもらう。

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    飲み放題なので
    注がれる量はやや控えめ

    先に書いたように、その時おすすめのものを淹れてもらうので、何が来るかは完全にランダム。その瞬間、瞬間のお楽しみである。

    スタッフさんが先に苦手なもの(シナモンやメロンなど)はないか聞いてくれて、それらのフレーバーを使ったものは外してもらえるので安心。

    配慮がとてもありがたい。


    何という名前のどんな紅茶かは都度スタッフさんが教えてくれるので、机に置かれていたフレーバーリストに、同じく用意されているペンでチェックを入れていく。

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    チェック!


    チェックするためにリストをじっくり眺めていると、紅茶の名称がところどころちょっと変なことに気が付く。

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    拡大して眺めてみてね


    「純、白桃」のような果物の名前が入っているものはまだ良くて、「メチャメチャフルーティー」みたいな勢いで乗り切ってる名前もあれば、「ルビーの指輪」とか、「パリが大好き」とか、もはや味の想像がつかないものもある。

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    ブラックティーあたり特にスゴい

    ちょっと何言ってるか分からないので、紅茶を持ってこられたスタッフさんの説明をよく聞いておく必要がある。

    今回は飲めなかったのだけど、いつか王女様のミルクティーと王妃様のミルクティーと姫様のおいしいミルクティーの違いを知りたい。


    スタッフさんの説明を聞いたら、まずは香りを楽しむ。
    はじめに淹れてもらった幸せのベリーは、ほんのり甘い香りがする紅茶だった。飲んでみると、香りほどの甘みはなく、すっきりとしている。
    この後の紅茶にも、期待が高まってきた。


    さてさて、私たちの今回の目的は紅茶だけではない。スコーンである。

    私たちが予約していたスコーン3個セットがこちら。

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    全体像
    食器がカラフルでかわいい

    このスコーン、なかなかのボリュームである。
    ちなみに、スコーンフリーセットというスコーンのおかわり自由セットもある。我が友人ははじめ「紅茶を飲む間スコーンを切らしたくない」という理由でそちらを注文しようとしていたのだが……

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    ギリギリで正気に戻った友人とのLINE

    大袈裟ではなく本当に小柄な女性の拳くらいの大きさ(身長157cmの筆者の拳と同じか一回り小さいくらい)があるので、3個でも飲み放題の紅茶を飲む間にスコーン切らすことはなかった。


    後から気が付いたのだが、スコーンは2種類ある。

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    写真手前と左奥の大きいスコーンはザクザクとしていて、よりどっしりした感じ、右奥の他2つと比べて小さい方はサクサクと軽めの食感だった。


    スコーンにつけるクリームは「国産マロンクリーム」「クロテッドクリーム」「生クリーム」「完熟果物を使用したコンフィチュール(この日の完熟果物はイチゴだった)」の中から2つ選ぶのだが、こちらも、選んだものについてはおかわり自由。ちょっと大盤振る舞いしすぎでは?と思うくらい何でもおかわりさせてくれる。スゴいぞ、ムレスナティー。

    私は「生クリーム」と「クロテッドクリーム」を選択した。

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    左:生クリーム
    右:クロテッドクリーム

    クリームらしからぬ、ぼそぼそとした見た目だが、熱々のスコーンにのせるとほどよく溶けてくれる。これがたまらなくおいしい。

    クロテッドクリームは鼻に抜けるレモンの香りがとても爽やかで、どっしりとしたスコーンが一気に軽やかなお菓子に様変わり。

    一方生クリームは、しつこくない適度な甘みが幸せ。たっぷりつけても甘ったるくない、さっぱりとした味わいだった。

    別途机に置かれるスコッチベリーやキャラメルミルクティーのシロップも合わせてかければもう幸せの極みだ。

    自分で色んな組み合わせを試しながら好みの味を見つけていくのも楽しい。


    そうこうしている間にも紅茶はどんどんやってくる。
    スタッフさんが「○○をベースにした紅茶です」と言ってやってくる度に、「え、飲んでみたい」の連続だ。


    途中、サービスで水出しの紅茶を出していただけるのも嬉しい。

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    マスカットワイン(紅茶)

    マスカットの爽やかさが夏らしい一杯。
    ホットティーとスコーンで口の中が少しもったりしてきたなぁという絶妙なタイミングで持ってきていただけて、嬉しさ倍増だった。
    水出し紅茶で一旦お口をリセットしたら、またおいしく食べ進めることができる。


    水出し紅茶を含めて、この日は計13種類の紅茶を味わってきた。しかし、フレーバーリストのチェックはまだまだスカスカ。おそるべし、ムレスナティー。

    紅茶とスコーンでしっかりお腹いっぱいになった1時間45分だった。


    ごちそうさまでした!


    ちなみに、ムレスナティーでは、茶葉(ティーバッグ)の販売も行われているので、気に入ったフレーバーは覚えておくと良い。(そのためのフレーバーリストである)

    フレーバーごとに箱で売られているのだが……

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    私が買った2箱

    左「美しく輝きましょう!未来へ・・・・・のおいしい紅茶」というマスカットワインの紅茶。

    右「心をこめて“ありがとう”の紅茶」という名を冠した「女神の祈り」という紅茶。


    ……。


    どこから突っ込めばいいのか・・・っ!



    一見かわいらしいが、絶対に読みづらい金の箔押しで商品名が印字されたパッケージ。

    そして読めたところで味の想像ができるかはものによる。よりすぎる。


    そして極め付けは側面。 

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    たとえ会うことができなくても
    人としてぼくらは一つなんだから…。


    ポエムだ。

    しかもこのポエム、3つの側面それぞれ異なるものが書かれているうえに、フレーバーごとに別のことが書かれている。

    こちら、ムレスナさんのありがた〜い語録らしい。


    いや、ムレスナさん誰だよ。


    思いますよね。調べたくなっちゃいますよね。やはりみんな同じことを思うのか、以前に取材を受けてらっしゃった。

    こちらの記事によると、ムレスナさん語録は、社長のディヴィッド.K氏(大阪生まれの日本人・乙女座)が書いているらしい。


    あぁ!また突っ込みどころが・・・っ!



    そんな突っ込みどころ満載のお紅茶、筆者は母にプレゼントした。ちょっと早めの母の日だ。

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    275円(税込)のギフトBOX
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    キューブボックスがぴったり2個入る


    キューブボックスの中には、密封のパックにティーバッグが11包入っている。

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    ツマミを引いて開封
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    中身

    開けた瞬間、香りがぶわっと広がる。思わず笑みがこぼれてしまう甘い香り。これには母も驚いていた。

    味はもちろんお店で味わったのと同様。おいしさがしっかり閉じ込められていた。


    東京以外にもさまざまな地域に取扱店があるほかオンラインストアもあるので、母の日のプレゼントに迷っている方は、一度検討してみては。

    個人的には、味もそうだけれど、パッケージのメッセージで選ぶのもアリだと思う。



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