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がんばり屋ママのやさしい中医学ー断れないのは、性格じゃないー

    ― 肺と境界線の話 ―


    本当は少し疲れているのに。

    「いいよ」と言ってしまう。

    本当は今日は余裕がないのに。

    「大丈夫」と笑ってしまう。

    あとから、どっと疲れる。

    どうして私は断れないんだろう。

    そう思ったことが、何度もある。

    ⸻

    中医学では「肺(はい)」は
    呼吸だけでなく、

    “外との境界線”をつかさどると考えられている。

    外の空気を取り入れ、
    いらないものを手放す。

    その働きは、人との関係にも似ている。

    肺が疲れていると、

    ✔ 人の目が気になる
    ✔ 断れない
    ✔ すぐ風邪をひく
    ✔ 呼吸が浅い
    ✔ 悲しくなりやすい

    そんなサインが出ることがある。

    断れないのは、
    優しいから。

    でも同時に、
    少し境界線が薄くなっているのかもしれない。

    ⸻

    🌿 今日できること3つ


    ① 深く、ゆっくり吐く
    吸うよりも「吐く」を長めに。
    境界線は、呼吸で整う。

    ② 小さな「今日は無理」を言ってみる
    全部じゃなくていい。
    ひとつでいい。

    ③ 朝、空を見上げる
    胸をひらいて、空気を入れる。

    ⸻

    肺は、繊細。

    がんばり屋さんほど、
    外に合わせすぎてしまう。

    でもね。

    断ることは、
    誰かを拒絶することじゃない。

    自分を守ること。

    境界線を引くことは、
    冷たいことじゃない。

    呼吸を深くするだけで、
    少しずつ戻ってくる。

    あなたの輪郭。

    五臓は、全部つながっている。

    足りない日も、
    ためこむ日も、
    ゆらぐ日も、
    眠れない夜も、
    断れない優しさも。

    どれも、あなたが一生懸命生きている証。

    整えるのは、
    強くなるためじゃない。

    やわらかく、自分に戻るため。

     
     
    台所で、少しだけ力を抜く話を書いています。 ワンオペ育児や家族の食事に向き合う中で、「ちゃんと」をやめたら暮らしが静かになりました。 プラントベースを軸にした、がんばらない食と、続けられる台所の記録。

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