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Photo bymitsuruamano

エクレア食べたい【アマノ文筆クラブ】

    「効率よく、私の大好きなエクレアをたくさん集めたいのだが」
     そういう企画を友達と話し合っていた。
    「いい案があるぞ」
     友達が提案してきた。
    「落語の『まんじゅう怖い』って知ってるか?」
    「もちろん、知ってるさ」
    「だったらお前も、『エクレア怖い』って言えばいいのよ。翌朝には家中エクレアまみれだ。ついでに、『熱いコーヒーが怖い』とも言っておけ」
    「たまには、いいこというじゃないか」
    「早速やろうぜ」
     私は人が大勢いる公園で叫んだ。老若男女問わず色んな人がいる。
    「エクレア怖い!エクレア怖い!あーエクレアめっちゃ怖いな!!」
     周囲は笑っている人もいれば、奇異な目で見る人もいる。あたりまえだよな。大好きなエクレアのためにここまで体張れる人、いないよね。
     翌朝、目が覚めると枕元にエクレアが山積みで置いてあった。
     「みんなありがとう!エクレア怖い!エクレア怖い!めっちゃエクレア怖いな!」
     そうして、友達がやってきた。
    「やったな!熱いコーヒーで乾杯しよう!」
     だが、翌月の健康診断で糖尿病の疑いありで甘いものを控えるように言われてしまった。
     「やっぱり、エクレア怖い」


    アマノ文筆クラブ様、よろしくお願いします。

     
     
    北海道在住です。小説をメインに色々なことを書いたりする場所です。今は主に、北海道を舞台としたオリジナル小説シリーズ「休憩室にて」を書いてます。その他、各企画に参加しております。

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