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Photo byoh_mai_canada

【詩のようなもの】12月の雪

    晴れをとまどう 静かな大空
    冬の始まるを告げる12月の朝
    何も変わらないこの季節の到来
    冷えた身が何度も同じ轍を踏む

    光を失った灰白色の かぼそい心
    クリスマスの赤と 白い小さな雲
    頼りなく残され かすかに揺れた 
    一枚だけの カレンダー

    人々の輝く瞳は まぶしすぎて
    輝くクリスマスツリーの中に
    迷子になる 白い小さな涙
    分厚い殻にはひとすじの罅ひびもなく
    内からの慟哭の振動だけが
    今年最後の月に響き渡る

    冬晴れの青い空に
    涙色のマフラーを巻き
    手にそっと吹きかけるのは
    思い出の吐息

    逢いたくて 逢えなくて
    あの人の 心に届けと
    宙を仰ぎ もてあます
    冷たい恋に 無口に積もる
    12月の雪




    ~お読みいただきありがとうございました~
    寒くなってまいりました。体調管理に気を付けたいと
    思います。みなさまもお体に気を付けてお過ごしください。

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