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東京湾フェリーで南房総へ、なぶらで腹を満たし、菱川師宣を愛でる ー ふらり南房総旅 はじまり編 ー

    なぐなぐツーリストのツアー(なぐツー)に参加いただき、ありがとうございます。今回より、新たなシリーズが始まります。春の房総半島、南房総を巡る旅にご案内いたします。

    これから千葉に遊びに行きたい。でも、マザー牧場やら鴨川シーワールド、東京ドイツ村じゃないんだよなぁ~ というアナタ。少しだけストライクゾーンを外してみたいアナタ。もっと歩きたいアナタ。オトナな旅をしたいアナタ。なぐなぐにお任せください。

    今回ご紹介する行程はコチラ
    気になる場所は、あるかな?

    ・菱川師宣記念館で、浮世絵を観よう(48の・・)
    ・鋸山のこぎりやまで、石切文化とラピュタの廃墟を臨む
    ・根本海岸(白浜屏風岩)で、秘景奇岩に出会う
    ・絶景 釣師つるし海岸
    ・ちょいと寄り道、三浦半島 盗人狩

    【旅の栞】

    上記、南房総の見どころを、数回に分けて紹介してゆきます。それでは、集合は、三浦半島久里浜港に11時40分必着で、お願いします。

    ▼ ぎりぎりセーフ!

    キラキラと陽光まばゆい東京湾。船のデッキから、ぼーっと海を眺める。穏やかな海上。昨日(3/19)の嵐が嘘のようだった。ニュースによると、昨日千葉では、雨だけでなく霰あられも降ったようだ。

    神奈川県側から、東京都心を通らず千葉県に渡る方法は、大きく2通り。ひとつは、海ほたるで有名な東京湾アクアライン。もうひとつが、今回我々がチョイスした、東京湾フェリーだ。

    三浦半島の先っちょ久里浜くりはまと、内房の港金谷かなやを40分で結ぶ。

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    東京湾フェリーより引用


    船は、「たび」という2文字が、一番似合う乗り物だと思う。正直、値段は東京湾アクアライン経由の方が安い。が、旅の始まりを告げるには、船が良いのだ。

    この船、休日は、1時間おきに出航している。とはいえ、直前で逃すと痛い。出航10分前、11時30分に港に到着。間に合うのか?

    ダッシュで、チケット売り場へ
    「車1台と、大人2枚!」

    通勤電車並みの、飛び乗りに成功。フェリー会社によっては、早めに車の乗船がシャットアウトされるが、東京湾フェリーはギリギリまで粘ってくれた。ふぅ、ありがとう!


    ▼ ぎりぎりアウト・・

    くぅう・・・

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    べたっと、貼られた「完売」の2文字。

    ここは、房総半島は鋸南町きょなんまち、勝山漁港近く、漁協直営のお店「なぶら」。今朝水揚げされた魚介を、味わうことのできるお店だ。

    本日のおすすめ限定定食はすべて売切れ。気を取り直し、券売機の前で悩むこと10秒。ポチリ。

    頼んだのは


    おひとりさま、一個限り

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    これなーんだ?

    正解は


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    イカまみれ、イカミンチ! うまし! イカスぜイカミンチ!

    そして、

    お刺身定食、

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    イワシ刺となめろうが絶品!


    房総の幸、早くも満喫。
    お腹を満たした後、向かったのは、、

    ▼ 振り返れば・・

    鋸南町が生んだ有名人と言えば

    見返り美人で有名な、菱川師宣ひしかわもろのぶですね。

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    上半身のみ掲載

    我々世代(50代)が小学生のころ、切手収集が流行りました。小学生のガキでも知ってた、高額切手の代名詞が、この「見返り美人」でした。

    大河「べらぼう」より100年ほど前の時代。浮世絵の祖とも呼ばれる菱川師宣の作品を、多数閲覧することができる施設。それが、鋸南町にある「菱川師宣記念館」です。

    少し説明しよう!

    菱川師宣の父親は、布に金銀箔や刺繍をする「縫箔師」と呼ばれる仕事をしていました。

    その影響で、絵を描くことに目覚めた「もろのぶ」
    絵を描くには、そうだ、町に出よう!
    ということで、江戸は吉原に向かうんです。

    菱川師宣の才能を見抜き、発掘して売り出したのが、鱗形屋の2代目鱗形屋三左衛門うろこがたや さんざえもん。「べらぼう」で片岡愛之助演じる鱗形屋孫兵衛うろこがたや まごべえは3代目です。

    着物に造詣が深かった「もろのぶ」、流行にも敏感でした。髪の結い方、帯の結び、着物の柄など最新ファッションに身を包んだ女性。これが、見返り美人なんです。同じ柄の着物も展示されていてました。ぜひ見比べてみよう。


    ▼ 特別展

    今回は、べらぼう効果を狙ったのかわかりませんが、特別展として「歌川スリー ~歌川派の三巨匠 国芳・豊国・広重~」と題して、御三方の浮世絵も展示されており、見ごたえ抜群でした。(~2025.3.16まで)

    御三方は、ライバル同士。飲食店の紹介なら、今でいうところの「食べログ VS ぐるなび」、旅先紹介なら「まっぷる VS るるぶ」みたいな感じで、同じスポットを紹介した、三巨匠の浮世絵が並べて展示されていました。
    観ていると、この女性の描き方は国芳くによしだなって、分かるようになってくるから不思議。

    まぁ、手塚治虫と鳥山明が描く女性を、見分けることができるもんね。浮世絵だって見分けることができて、当たり前か・・

    あと、吉原で活躍した菱川師宣ならではの作品展示もありました。(あは~ん)「恋のむつごと四十八手」という作品です。

    いわゆる「春画」ってやつですね。当時は、上流階級だけの知識だった和合の営みを大衆文化として広めて、大ヒットしたんです。ひめゴトの現場に同席して、描いたようです。( ゚Д゚)

    上記を読むと、四十八手は、相撲の決まり手のヒントにもなったみたいですね。裸で、「モミアウ」ことは、いっしょなんだけどね・・・


    「恋のむつごと四十八手」も収蔵されていますが

    無難なものだけ展示します

    との、付箋がついた作品が、2点だけ展示されていました(笑)



    べらぼうをきっかけに、浮世絵に興味が出た方。
    菱川師宣記念館へ、ぜひどうぞ。


    ー ちょいと寄り道 ー

    記念館のお隣にある道の駅
    ここに蔵を構える、クラフトビール工房。

    ソーセージもおススメ。燻製には、地元鋸南の桜チップを使用。店主曰く、桜の剪定で出た廃材(枝)を買い取って活用、地元貢献と環境維持とリサイクル。こんな活動、応援したくなります。

    旅先では、地元を元気にする企業にお金を使いたいですよね。


    (つづく…)


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