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越前そばを楽しむ、福井に来たなら行っておくべき店 ー 蕎の膳 櫻庭 ー

    旅の楽しみは、食と酒。

    今宵は、蕎麦尽くしと参りましょう。

    訪れたお店は、「蕎の膳 櫻庭」
    ちょいとオシャレで、蕎麦前から日本酒、地元の食材、そしてもちろん越前蕎麦を楽しむことができる空間だ。


    ◇◇

    ▼ 電車でゴー!

    店まで福井駅から3km、タクシーなら10分。
    ですが、せっかくなので、オイラは電車に乗ります。(旅をするなら、タクシーではなく公共交通機関なのだ)

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    えちぜん鉄道の越前開発かいはつ駅という、インパクト強めの駅で降りる。駅は、開発されていない無人駅・・。そこから歩いて10分ちょい、


    ▼ おしゃれ空間

    一番乗りだ。外は、まだ明るい。(今は、5月・・)

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    すぐに、続々とお客様が入り始め、あっちゅうまに満席。

    駅から10分余、歩いてきたのは・・
    コイツのためでもある。

    うぇーい!

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    きっちり冷えたグラスに注がれた、黄金の液体。
    本日の、ご褒美、サイコーです。

    ▼ 蕎麦前

    ふくいの野菜サラダ

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    ピンクのドレッシングは、お店オリジナル。赤玉ねぎ、らっきょう、にんにくの皮むきむき三兄弟入り。酸味も強めで、好みの味だ。お土産用にも売っていたので、気に入ったら購入してみよう。(道の駅でも見かけました)


    そばの実とろろ

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    そばの実、とろろ、出汁ジュレの3層構造。そのトップに、海苔が君臨する。プチプチそばの実、むっちりとろろ、じゅわりと味が染みわたるジュレ、口の中で色んな食感と味わいが混ざり合う。

    そばがき揚げ

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    そう来たか、という逸品。さっくり揚がった表面が芳ばしく、アツアツのねっちょりそばがきが中に封じ込められている。味付けはお好みで、醤油麴、ゆず七味、ゆず醤油をつけて召し上がれ!

    こんなん食べたら、

    ポン酒ですよね。

    ▼ 地酒 吞み比べ

    福井は、米どころ、水どころ。ということで、酒もうまい。

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    右奥から、「越前岬 シュタルク カイザー」
    なんで、ドイツ語なの? って、疑問はおいといて、シュタルク カイザーとは「強い皇帝」を意味する。シュッとすっきり味の銘柄。
    真ん中は「白岳仙 白練」、滋味を感じる透明感のある旨味。
    左が「梵 艶」、柔らかく複層的に味わいがやってくる、まあるいお酒。お前には、厳しさがない!と、幹部から指導されている新米部長さんのイメージ(わからないかぁ・・)


    ▼ 蕎麦前 つづく

    えっ? 長いって? はい、すいません。
    蕎麦前をちょいと食べて、蕎麦をすすって、さっそうと立ち去る。そんな、オトナになれない、オイラ。

    ところで、

    在来種

    福井県のソバの特徴は、「在来種」
    福井在来と親しみを込めて呼ばれている。
    古来より、その土地に根付いた品種が20種以上。このお店櫻庭も、すべて福井在来を使用した10割蕎麦だ。

    福井在来は、品種改良されていないため、背丈も生育もまちまち。結果、収穫量も少ない高価な貴重品。小粒な蕎麦実で、味や香りがぎゅっと詰まっている。うまいのだ。


    厚揚げ焼き

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    写真では見づらいが、出汁に浸されている。辛味大根、茗荷大葉刻みを薬味にしながら、ハフハフいただこう。
    玉子の旨味が、ド直球で口に広がる。

    九頭竜舞茸

    福井県と岐阜県の県境付近、九頭竜くずりゅう湖というダム湖がある。そのあたりでは、舞茸の栽培が盛ん。以前、道の駅で一株購入して、自宅で食べ美味さに唸ったことがある。
    今回、久しぶりに出会えた、これはオーダーするしかない。

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    岩塩をパラパラ振りかけ、パクリ。さっくり薄衣の中から、じゅわーっと舞茸の香りと旨味が広がる。

    こりゃたまらん、舞い踊りたくなる。

    そして、ポン酒お代わり!

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    頼んだのは「福千歳 鯖純米」
    純米らしくない、すっきりした辛口のお酒であった。

    銘柄名に、「鯖」がつくので、


    焼き鯖(半身)

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    福井と言えば、焼き鯖ですよね。アツアツ焼き立て。
    はい、説明はいりませんよね。美味いに決まってるヤツです。

    ホフホフ、はふはふ

    日本酒で流し込む、うぃー

    し・あ・わ・せ


    ▼ おまたせ

    辛味櫻大根おろしそば

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    もちろん、福井在来 十割そば。

    大根おろしをドン。葱、そばの実を載せ、鰹節をふわりと被せる。そこへ、出汁を回しかける。

    セット完了!

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    嚙み応え抜群、歯ごたえのある蕎麦。噛むほどに、蕎麦の香りが口の中に広がる。辛味の少ない櫻大根、そばの香りを包み込む鰹出汁。プチプチ蕎麦の実も、素敵なアクセントであった。


    ▼ 弁当忘れても・・

    お腹も心も満たされ、店を出る

    と・・・

    あれ? パラパラと雨が・・

    傘忘れた。

    「弁当忘れても傘忘れるな」


    福井に来ると、地元の方が、いつも言っている言葉だ。


    「食べに行くにも、傘忘れるな」



    駅まで、ダッシュ! 

    酔いのまわった、重いお腹を揺すりながら、走るのであった。





    (つづく…)

    国産蕎麦を盛り上げよう、Eijyoさんに賛同します。




     
     
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