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天才の論理 ①すると決めて、②する、以上。(十二大戦)いや、わからんし

    「すると決めて、する」

    これは西尾維新原作の『十二大戦』というアニメで、今でも記憶に残る言葉です。ただ、これだけだと伝わらないため、長文で引用します。

    「どうすればそんな正しいことができるのか。迷わず、不安を感じず、間違わずに正しいことができるのか」

    という質問に対して、天才の失井は次のように回答します。

    正しいことはしようと思わなければできない。

    もしもきみが正しいことができなくて苦しんでいるのだとすれば、それはきみが正しいことをしようと思っていないからだ。

    正しいことをしなくていい理由はいくらでもある。
    迷う材料は山ほどあるし、不安材料も売るほどある。
    人のせいにするのもいいし、社会のせいにするのもいいだろう。
    時代のせいにだって、運のせいにだってできる。

    だが、正しいことをしていない人間は、できないのではなく、やらないだけだということを自認すべきだがね。
    きみもまったく無理に正しいことをしなくていいが、それはできないわけではなく、やらないことを選んだのだということをゆめゆめ忘れぬことだ。

    正しき者はみな、一、すると決めて、二、する。

    すごく響いた言葉なので今でも覚えていますし、真理だと思うのですが、この境地に至れる人は少なく、言葉としてはわかるけど、実行するのは難しいパターンだと思っています。

    凡人と天才では処理フローが異なる

    上記は、受け取り方次第では「意志の強さが問題」にもなります。
    これを精神論で終わらせず、具体的な行動に落とし込むのが腕の見せ所なので、足りないものを補って図式化しました。
    それがこの処理フロー図です。

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    天才様は、具体的なイメージができる

    天才様である失井の場合は、すると決めたことが具体的にイメージできるため、迷いや不安はありません。
    そのため、「しようと思うか、思わないか」で良いのです。

    凡人の私は、具体的なイメージができない

    すると決めたことがイメージできない場合は、どうなるでしょうか?

    「失敗するかもしれない」
    「どうすればいいかわからない」

    という不安が生じます。

    なぜ、そう思うのでしょうか?

    やったことがない、知らないからです。
    もしくは成功体験が不足し、できるイメージを描けない、自信を持てないからです。ここに大きな違いがあります。

    では、凡人の私はどうすれば?

    仮にイメージできないまま、無理にやってみた場合はどうなるでしょうか?

    全くできずに落ち込むかもしれません。
    そして、それが次に行動する際の迷いや不安につながるかもしれません。

    ただし、迷いや不安は決して悪いものではないのです。

    迷いや不安を「アラーム」と捉え、その感情を受け取ったら、
    「なぜ、その感情が生じているのか」
    「どうすれば解消されるか」
    を冷静に考えることが大切です。

    成功するイメージができずに不安なのであれば、

    ・具体的にどの部分がイメージできないのか?
    ・どんな情報があればできるのか?
    ・どんな練習をすればできるようになるか?

    などを紙に書き出してみると、少しずつ不安がなくなります。
    そして、もう一度、できそうかイメージして繰り返します。

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    不安を感じる理由の一つは、学校での勉強の仕方が影響

    不安を感じる理由の補足説明です。

    学校では、授業を受けて勉強し、テストという順番でした。

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    社会人になると、学校で言うところの「テスト」をいきなりやる状況がたびたび発生します。そのため「教わってないからできない」という心理になりやすいです。

    学校で習うやり方と社会人でのやり方は異なる

    ところができる人は、まずやってみて、わからないところを勉強するという順番で進めていきます。その方が効率が良いからです。

    例えば本を読む場合でも、知っていることは読み飛ばし、知らない部分を重点的に読む方が効率的です。

    この分岐点は何でしょうか?

    学校の授業では、まだその分野に対する知識がなく、わからない・できないことが多すぎるとやる気を失うため、一から順番に授業で勉強し、理解を深めてからテストという順番になります。

    ただし、社会人になると知識や経験が増え、最初から順番に学ぶより、知っていることを飛ばして知らない部分だけ学ぶ方が効率良くなります。
    そして、何を知らないかを知る方法が、テストをしてわからないところを洗い出すというやり方です。

    天才様は、知識量が豊富で予測精度や分析能力が高いため、「まずやってみる」ほうが適しています。

    最初から上手くいかなくても、上手くいったこと・上手くいかなかったことを分析して、次にどうすれば上手くいくかを考え、リトライしてどんどん進んでいけます。

    知識と経験値で差は埋められる

    イメージできるか否かの差は、天才と凡人の違いではなく、知識と経験値の差です。そのため、この差を認識して埋めることが論理的な対応策です。

    ぜひ、不安や迷いを上手に活かして、「なぜ、その感情が生じているのか?どうすれば解消されるか?」を考え、行動してみてください。
    きっと、前よりもよくなると思います。


    「どうするか」が決まっていない仕事では、何を基準に判断する?

    この記事では、迷いや不安を感じたときに、「なぜそう感じるのか」「何が足りないのか」を考え、行動できる状態にする方法を書きました。

    ただ、実際の仕事では、正解もルールも決まっていない場面がたくさんあります。そんなとき、細かなルールを増やすのではなく、何を基準に判断すればよいのか。

    実際のシステム開発プロジェクトで起きた「問題ありませんでした」という報告を題材に考えました。


     
     
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