メインコンテンツへスキップ
見出し画像

雪の結晶は六角形だけど、きっと雪は丸い

    関東地方もめずらしく大雪に見舞われました。全国的にしばらく冷え込む日が続く予報ですので、どうぞあたたかくお過ごしくださいませ。

    さて、クリハラ(@kurit3)です。この「雪」をモチーフに、刺しゅうをしましたよ。

    六角形の雪の結晶はサイエンス由来のデザイン

    雪からイメージするデザインといえば、六角形のあれですね。

    画像

    Snowflaker - Generate free, simple snowflakes in vector format ←雪の結晶を作るジェネレーター。おもしろいよ

    そもそも、なぜ六角形なのかというと、科学的な根拠がありまして。

    水分子が凝集していくときには,水素結合という引き合う力が働くのですが,縦方向にも平面方向にも成長していく可能性があります。平面方向へ成長していくときには,酸素の周りの3つの水素が等価になって結合の角度が120度になり六角形の基本構造を作るようです。
    雪の結晶(2)(雪が六角形になる訳は?) : 株式会社島津製作所

    なので、あの雪の六角形のデザインは、サイエンス由来のデザインと考えています。こういうの好きです。

    六角形の雪、あんまり見たことない

    こうして、雪の結晶が六角形であることは知っていますが、実物を肉眼で見ることは難しい。理由は2つあって、雪の結晶が小さいこと、すぐ溶けてしまうこと。(その儚さが、六角形のデザインに感情的なエモみを含ませているとも思う)

    わたしが見ている雪は、丸いんじゃないかな。って

    画像

    雪の丸みについての考察はこちら→ 雪がつもると、町がやさしくなる。 | 私的植物生活概論

    そんなこと考えながらデザインの検討をしていきます。

    画像

    スノーフレーク的な六角形のデザインではなく、丸を基本としたデザインにします。丸くて、白くて、冷たい感じ。

    画像

    古典文様でいうところの「雪輪」をイメージして、自分の刺しゅうスキルにあわせて図案を考えていきます。

    刺しゅうをしていく

    前置きが長くなりました。ここから刺しゅうの作業です。図案の写しは白いペンを買いました。これめっちゃいい Clover アイロンチャコペン 白

    画像

    使用した色は
    白 OLYMPUS 850
    青 COSMO 414A

    画像

    25番の糸で、青は2本どりのチェーンステッチ。白い枠は2本どりのアウトラインステッチ。白い面は4本どりのサテンステッチ。

    つくって気づいたこと

    画像

    ・青いラインはけっこう上手くできた
    ・存在感をもたせつつ、太くなりすぎていない◎
    ・サテンステッチは「際」の表現がぬるくなってしまう
    ・細かい描写や、定形(丸、線、角)などには向かない
    ・正方形の枠部分が甘い
    ・丸定規がとても良い
    ・他の図形も欲しくなってしまう

    こんな感じですね。丸、線、正方形などから練習していくの、デザインワーク的にも刺しゅう作業的にも、とても良いと思いました。

    以上です。

     
     
    園芸家/クラフトマン/ブロガー 『私的植物生活概論(https://kurit3.net/ )』の人 PENTAXのフィルムカメラを使います。デジタルもフィルムも楽しいよね! 植物とビールとガンダムが好き。

    あなたへのおすすめ