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Photo byfairview_square

きっと後悔するに違いないということだけはわかっている、だからこそ…

    私はいわゆるめちゃくちゃ子煩悩な母親ではない。


    育児休暇中、児童館などにいくと、本当に童心にかえりお子さんと一緒になっておままごとしてあげている優しそうなママさんたちを見かけると


    「この雰囲気に疲れて早く帰りたいし、いや、大人だから、こども目線でままごと一緒にするなんて、私には無理ゲーだわ。」


    そう思った。時々気まぐれに近所の公園などに娘を連れ出しても、ぼーっと娘が遊ぶのを眺めていて、時々猛烈な眠気に襲われ、


    「早く帰りたい」


    心の中でつぶやく自分がなんとなく非道な親に思えてモヤモヤするの繰り返しだった。


    幼い頃は、いくら一緒に遊んでくれとせがんでも、ずっと本ばかり読んでいた母親の気持ちが親になってやっと理解できるようになった。


    こどもと遊ぶのってつまんない。


    でも、私に親としての愛情が全くないわけではない。


    昨日までできなかったことができるようになると、素直に成長を感じて嬉しいし、目の前で娘が発熱などで苦しむ姿を見ると、胸がぎゅっと締め付けられるように痛んだ。


    そんな娘ももう小学1年生。


    普通にある程度会話で意思疎通できるようになってからは、一緒にサスペンスドラマを観たり、お出かけしたりと、だんだんと年の離れた友人感覚で割と楽に付き合えるようになってきた。


    でも、相変わらず、一緒に人形遊びして、とか、折り紙折って、そんなリクエストにはかなりの確率で断っているし、保育園、幼稚園、学童の先生方、こどもと遊んでくださる皆様にはほんとに頭が上がらない。


    こどもと遊べるってすごいことなのだ。


    そんな私でも、一つだけ分かっていることがある。


    私は娘を愛しているし、もし、万が一があり、娘の身に何かあったら


    あぁ、もっともっといっぱい遊んであげたら良かった!


    もっともっといっぱいの時間を一緒に過ごせばよかった。


    もっともっと愛してあげればよかった。


    そんな風に間違いなく後悔するということだけは分かっている。


    でも、相変わらず、同じ目線で遊ぶのは割と苦痛。


    一緒に楽しめることを見つけて、時間を過ごすように工夫している。


    そんな毎日の中、昨日、石川達之さんの新刊「子離れしたくない」を読ませていただいた。

    まさか泣ける本だと思わず、電車の中でうっかり読んでしまい、ハンカチタオルで涙と鼻水をぬぐうはめになった。


    昨日は普段シャワーですませるところをお風呂をわかし、娘と一緒に入った。


    同じ目線で楽しめないなら、一緒に楽しめる地点を探そう。


    そんな感じで素で振る舞って、夜寝る時、ぴとっとくっついてくる娘のぬくもりに、思わず涙が出た。


    このぬくもりに、どれだけ救われてきただろう。


    どちらかと言うと、ダメ親、ダメ人間の私。


    あなたがいたから、人生と向き合おうと思えたし、あなたがいたから、ここまで生きてこられた。


    むしろ育てられているのは私の方だよ。


    ありがとう。


    娘とお風呂で歌った替え歌が頭をよぎる。


    ありがとう、ありがとう、蟻が10匹〜♪


    ありがとう、ありがとう、蟻が10匹〜♪


    「おかあさん、そんな変なうた、うたいたいのはそんな歌じゃない!!!」


    あぁ、きっと子離れできないんだろうなぁ。


    石川達之さんの新刊「子離れしたくない」は17日まで99円キャンペーンを実施されています。


    ここまでお読みいただき、ありがとうございました✨✨✨

     
     
    【49歳会社員】会社員として働きながら、マインドフルネス講座にも関わっています。 人生を「静かな航海」のように感じながら、日々の気づきを記録しています。 マインドフルネスもその航海の道具の一つですが、それがすべてではありません。

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