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頼れるキャリアアドバイザーの見分け方②面接対策〜入社まで

    前回の記事の続きです。今回で完結します。

    前回の記事で、応募する先は決まりました。
    次のステップは、内定を得るためのサポートです。
    履歴書や職務経歴書の添削、模擬面接などがあたります。

    なお、こういう業務に、「対応できません」というアドバイザーはそもそも論外ですので、「日程調整屋さん」ぐらいに考えてドライに付き合うのがいいです。

    1つだけ、前提として覚えておいてほしいことがあります。
    それは、
    「どれだけ対策しても落ちる人は落ちるし、サポートしなくても受かる人は受かる」
    です。

    合格の見込みがない人を受からせることはできません。
    できるのは、「受かる力を引き出す」ことです。

    何が言いたいかというと、
    「受かる力」は自分で付けてくださいね、ということです。
    志望動機とかはまず自分で考えて、面接対策はそれから依頼してください。

    そのうえで、どれくらいのレベルで対策してもらえるか?はアドバイザー次第、ガチャ的なものです。
    アドバイザーのレベルが低いと、時間はかかるが仕上がらない…ということにもなりがちです。

    書類の添削

    現状、履歴書・職務経歴書の添削についてはchatGPTを活用する方が早く、また一般論的な正解を出してくれるので、そちらでも全然いいと思います。

    履歴書は簡単です。学歴・職歴・資格について、正式名称と在籍した年月を間違えないように書きましょう。
    よく「志望動機」の欄がありますが、ここは空欄でもいいと思っています。
    僕は、各社に向けた書き分けも時間がかかるだけだし、どうせ面接で話すので書かなくていいですよ、と伝えていました。

    職務経歴書は、どうしても書くのに時間がかかりますね。
    これまでの社会人人生の集大成ですから、時間をかけましょう。

    フォーマットはネット上にたくさんあるので、どれでもいいと思いますが、
    基本的には
    「いつ、どこ(会社、部署)で、何をしたか」
    「どんな成果を出せたか、それはなぜか」
    の2点をわかりやすく書くのが重要です。
    わかりやすく書けているか、読んでいて気になる部分はないか、をきちんと教えてくれるのが一流のアドバイザーです。

    ちなみに、僕が添削する時は、
    「ここに書こうか迷って書いてない、あなたならではのエピソードありませんか?」
    と聞いてました。

    こういう質問はAIからは出てこないと思うので、アドバイザーが介在する意味があります。

    面接〜内定まで

    ・面接を受けて、「手応えがイマイチだった…」「言いたかった話ができなかった…」ということがあれば、アドバイザーに共有しましょう。
    エージェント経由で伝えることができます。
    伝えたから不合格が合格になる、ということは基本的にありませんが、やらない後悔よりはマシです。

    ・複数の会社を受けて迷っている場合に、客観的な意見をもらうこともできます。
    仕事内容・面接の印象・待遇など、「何で迷っているか」を整理する時間は有効です。
    場合によっては、転職活動の方向性を軌道修正する時間も必要になるかと思います。
    一流のアドバイザーであれば、じっくり腰を据えて話をしてくれるはずです。

    ただし、どうしてもポジショントークになるので、要注意です。
    アドバイザーもノルマがあるので、自分が案内した会社に入社してほしいし、少しでも紹介手数料が高い会社に入社してほしいものです。
    常々、エージェントもビジネスだということを忘れないでください。

    ・ポジショントークを防ぐために、「応募するのは全て1社のエージェントから」とするのが有効です。
    他のエージェントの影があると「そっちを潰さなきゃ」となりポジショントークに寄りますが、「とりあえずウチの紹介先で入社してくれるもんな」とわかっていれば、親身になってくれやすいです。

    入社まで

    内定が出ても、転職活動はまだ道半ばです。

    「転職する決断をする」「現職を辞める算段をつける」といった部分がとても重大です。

    「内定が出たら転職します!」と決めている人ばかりではないです。
    むしろ、3人に1人ぐらいは内定が出ても「やっぱり現職に残る…」としているような印象です。

    また、転職を申し出ると強い引き留めに遭う人も多いです。
    僕自身も前職を辞める際、部長と社長に3時間近く面談をセットされ、会食も組まれ、と結構時間がかかりました。
    ここで「やっぱり転職やめる」となる人もいます。

    最終的には個人の判断なので尊重しますが、そういう要素がある場合は先にアドバイザーに共有しましょう。
    感情的になってはいけない、結論はその場で出さずに一度持ち帰る、など、攻略法をお伝えすることができます。

    企業とエージェントの関係性もありますし、状況はなるべくこまめに報告・相談していきましょう。
    これまで書いてきた「二流のアドバイザー」だと、この段階で頼りにならず、「一番難しい段階で相談できる相手がいなくなる」という最悪の事態に陥ります。

    まとめ

    ずいぶん長くなってしまいましたが、2回分を総括します。

    一流のアドバイザーは、
    ・言いにくいことをハッキリと指摘する
    ・力をかけるべきポイントを熟知している
    ・ビジネス感を出さない
    ということに長けている、と言えます。

    この観点を重視してアドバイザーを選ぶと、「良き相談相手でありビジネスパートナー」が見つけられると思います。

    ここまでお読み頂いた方に、良い転職活動の味方が見つかることを祈っています!

     
     
    元・転職エージェント。面談経験は1,500人以上、訪問企業数は大手企業からスタートアップまで500社以上。 稼ぐ力(キャリア・転職)と増やす力(投資戦略)の両輪で、ビジネスパーソン向けに発信していきます。 ※Amazonのアソシエイトとして、適格販売により収入を得ています。

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