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オジョ式アイディア発想術「全肯定連想ツリー」【プロットの作り方】

    ■相談「プロットに詰まると手が止まる」

    ペチカお嬢様、ごきげんよう。いつも素晴らしい記事をありがとうございます。
    読みながら勇気とやる気を頂いております。

    本日はプロットの作業についてご相談させて頂きたいんですの。
    わたくしは二次創作小説畑に住んでいるのですが、プロットをカチンコチンに固めないと本文が書けないのですわ。おおまかなあらすじだけではお話が予期せぬ方向に行ってしまい、修正が出来ないんですの。

    ですので、本文よりもむしろプロットのほうが時間がかかるのですが、とにかく一文でも書きましょう! という気持ちで挑む本文と違って、プロット作業をしているときは、ネタやストーリーの流れなんて思いつかないものは思いつかないんだからしかたがありませんわ〜! 状態になってしまいます。
    ここでサボってしまって一生小説が完成しないのですわ……!

    ペチカお嬢様や皆様は、どういうふうにプロット作業に時間を当てているのでしょう?
    また、どうやってネタ出しをしていらっしゃるのでしょうか?

    もしよろしければご教示頂けますと幸いですわ。
    これからも応援しております。お体にお気をつけてお過ごしくださいませ。

    嬉しいメッセジまでありがとうございます!
    あ〜〜〜ありますあります!わかりみのインターネット・ハグをどうぞ❣

    第一としては、思いつかないなら今はその時じゃないので、無理してアイディアを絞らなくてもいい❣ということですネ🌹

    そのときどきでやりたいこと、わくわくする他のことに打ち込むうちに、新しい知識や引き出しが増えていって、それがあるときポンっ!と化学反応をおこして、書きたいお話が爆誕するので…!

    しかしながら、締切りに間に合わせなきゃいけない、など必要性があって頑張りたい場合は、ヨイショっと頑張りましょうか。

    ■とにかくアイディアの数を出す仕組み

    とにかくアイディアは数!100個出しましょう。

    参考&目標↓

    ……ちょっと飛ばしすぎましたネ。
    でも最終的には100ぐらいを目指します。

    とにかく好きな要素を書き出して、それをお話にするなら……と広げてくやり方がいいかもしれませんネ。

    手法はいろいろあるけど、おすすめなのは「ノートに発想を書いて、連想をつなげていく方法」です!

    「ドラゴン桜」で紹介された「メモリーツリー」も似てますネ。コレわたくし実際に、受験勉強に使いました。なつかし~!

    こちらに漫画の該当箇所(詳しい説明)が載っていて、ド級の無断転載かと思ったら公式サイトでした。スクショ失礼します。

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    漫画家三田則房公式サイト ドラゴン桜勉強法⑩ メモリーツリーはこうして完成させる!編より

    これは、記憶のとっかかりをたくさん作って関連付けで記憶する方法ですネ。

    今回はアイディア発想術として、わたくしが詰まったときにやっていることを「全肯定連想ツリー」という名前でお伝えしますネ!

    ※おツイッターでお話した段階では、記憶が曖昧なまま「マインドマップ」だと言ってしまいました🙇💦
    わたくしのやり方は、正しくは「コンセプトマップ」の「スパイダー図」でした!ブレストのアイディア出しとかに使うやつですね。

    マインドマップはお作法がガチガチに決まってたり、公的な場で教えるには講師の資格が必要だったりします。
    自由な発想や心の整理にも使えるので、気になったら調べてみてネ❣

    ◎テーマを決める

    「何についての作品か」というテーマですね。ざっくりでOK!
    自分が好きなネタや性癖が書きやすいけど、ランダムワードでもできますワ❣

    書きやすいのはこんな感じの、定番ネタや自分が好きなもの。

    ・両片思い/初デート/告白/初夜/プロポーズ/結婚
    ・すれ違い/喧嘩/浮気の勘違い
    ・とじこめられる/戦う/探す/旅行
    ・各種パロ

    身の回りや辞書から無作為に1ワードだけとってみたり、お題サイトやアイディア発想ツールを使ってもいいですネ❣

    たとえばレジェンドお題サイト「確かに恋だった」さんからいくつか拝借。

    ・初めての秘密
    ・金魚すくい
    ・いい加減くっつけ
    ・生意気
    ・不意打ち

    ホー……いいのが書けそう!

    こんな感じで、書くテーマを紙の真ん中とかに書きます。

    ◎連想をとにかく繋げる

    今回は「とじこめられる」にしてみます。次に線を伸ばし、思いつくだけ連想を進めていきます。

    ・その状況の理由や、前後に起こること
    ・その状況内で、ディテールを深める(こんな言動をしそう)
    ・連想した、全く別の出来事も書いてOK
    ・思い付きは全部書く

    まずはこんな感じ。思いつくままに。きれいでなくてOKOK!
    (想定しているのは警察・探偵的な職業の恋愛ものです)

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    「ロッカー(とじこめ場所)」と「精神的な不自由(「とじこめ」から連想した別のこと」が出てきました。

    思いつく限り、どんどんどんどん、横(並列)にも縦(詳細化や因果関係)にも続けて広げていきます。

    「とじこめられる」から線を伸ばし、「ロッカー」「エレベーター」「雪山」「セ部屋」「誘拐監禁」「車が水没」など、まずは思いつくものを。

    続けて、各項目からさらに線を引いて、ディテールを深めていきます。
    「とじこめられるーーロッカー」だったら、何故閉じ込められたのか、そのときどんな言動をするかですネ。

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    自分が読めればOK

    ここでやってはいけないのは、「脳内で却下」すること!
    とりあえず、弱いアイディアでいいから書きましょう。クソアイディアでいいから!紙に書くのです!
    書いた文字を自分で見ると刺激になって、思いもよらなぬ別のアイディアと繋がったりします。
    なので、思いついたアイディアは、全部書きましょう!ここでは数を揃えるのが目的で、精査するのはその後!

    頭の中で却下せず、とにかく思いついただけ書きなぐる!
    そうするうちに、連想が伸びるネタと伸びないネタの違いが出てきます。

    たとえば「野球ネタ」はまったく出てこないけど、「キャンプネタ」ならいっぱいネタが出てくる!みたいに。
    キャンプなら、「キャラAが率先して火を付けて、Bは一人で黙々とテントを張って、Cが虫が多いと文句をいう」「色々楽しんで、寝ようとしたらクマが出た!どうする!」とか、楽しく連想が続くもの…………これがプロットの卵ですワ〜❣

    また、「旅行」について山に行こうかな〜それとも海に行こうかな〜となったら、悩む必要はありません!思いつくものは、脳内で却下せず、全部書きましょう。どっちルートも書くのです!編集はその後!

    きれいなお話にしなきゃとか、人気が出るネタにしなきゃとかは全く思わなくていいです!
    とにかく、「楽しく想像が続く」という、創作活動の原始的な楽しさに没頭してネ❣

    たとえば写真の中だと、「ロッカー」「エレベーター」「雪山」「セ部屋」あたりは一瞬で出てきたし、脳内でネタを考える時もパッと出るラインナップです。

    でも、紙上でそれぞれ深めていくと、もっともっと連想がつながりました。
    「雪山」の先は「あためあう」→「ちゃんと話ができるので、仲直りができる」という連想になりました。つまり、「この二人は喧嘩をしてたんだ!」という因果関係の逆算ができました。
    でも今度は、「どうして喧嘩してるのに、二人で雪山にいるの?」という疑問がでてきたので、解決するために「職場のみんなで行ったが、二人だけはぐれた」というつじつまあわせができました。

    ぼんやり頭の中で「男同士、密室、雪山。何も起きないはずがなく……グフフ……」と考えているだけでは得られない、プロットの赤ちゃんができました!

    もう一つ、思いもよらなかった方向に、ラグビーボールのように跳ねていったのが、「とじこめられる――誘拐監禁」路線です。
    こちらは(監禁するなら見つからない場所に隠すはず)という前提から、「発信機をつけてたから、居場所が分かって救出できる」というツリーが伸びました。……ストーカーやん!!
    よって、愛する推しを誘拐監禁しておびえさせた一般ストーカーに、推しを傷つけない信念のあるストーカー(??)が「格の違いを見せてやる」とおしおきする話になりました。

    とんでもないですね!倫理はないけど、ちょっと新鮮な話ができました。
    わたくしも、まるで予想してなかった方向性だったので、びっくりです。

    ここまでは手書きのぐちゃぐちゃで構いません。

    ◎編集し、プロットとして整えて完成

    たくさん連想が進んだ、あるいはいちばん面白く感じたネタを、プロットの卵として一つ選択。そこから編集作業に入ります。

    ある程度、アイディアの取捨選択をして、もしヤマやオチがほしかったら、はじめに作っておく。
    別の線のアイディアを使ってもいいし、大胆なカットをしてもいい。

    別の紙に清書してもいいし、この段階でPCやスマホに入力してテキストデータにしてもOK。

    ……あとはいつもどおりのプロット作成ね。無理やりアイディアを出すなら、こうです‼️


    相談お嬢様に合わせて、たとえばお二次だと、「メジャーなパロディをいったん全通り考えてみる」をしてみると楽しいんじゃないかしらん?
    余白が多い原作なら、めぼしい「○話と○話の間」みたいなのを全通り検討するのもアリ。

    思いつく可能性をぜ〜んぶ潰したときに、アイディアの宝石……見つかりますヨ❣

    プロット段階だけで満足しないように、こちらの相談でも書いた、「ギチギチに決めないで、細部の思考は執筆時にとっておく」も可能ですネ。

    賞の応募に⁉️エクセレント・チャレンジにインターネットハグをどうぞ❣

    …………正直、わかる〜〜😭
    そうなんです!そうなん……です!

    「かけるかどうかわからない」執筆初挑戦のときや、「こうすればかける」ノウハウを積み立ててるビギナー〜中級までは、楽しくないですか?ゲームとかも pic.twitter.com/KJ01HU2Xdl

    — 創作おTips📢長編小説講座 (@onote_etc) August 2, 2024

    ※これを元にした長めの安価な有料記事を執筆中です


    とにかく、ノー却下の全肯定で、泥臭くアイディアを出し続ける!コレしかないですワ!

    わたくしも毎度、長編だと時には一か月弱かけて、うんうん唸りながらアイディアを出し、プロットに仕立てています。

    楽しい創作活動を、応援してますワ〜❣

    ■お返事いただきました

    ペチカお嬢様、ごきげんよう!
    先日プロット作業についてご相談させて頂いた者ですわ。
    とっても丁寧なお返事とインターネット・ハグを頂いて、ありがとうございます!

    ペチカお嬢様にアドバイス頂いて、昨日から今日にかけて連想ツリーをやってみましたの。
    あまり慣れていなくて、時間がかかってしまいましたが……

    そして気づきましたの……
    わたくし、プロット段階なのに、脳内でネタをめちゃくちゃ却下・校正・厳選しておりましたわ!!!

    だからお話が一本道しかないと思い込んで、固執して、結局行き詰まっていたのですわ……!
    今回連想ツリーで、脳が拒否するネタをたくさん文字にしたのですが、これまで想像の守備範囲にないところからアイディアを引っ張ってくる感じがしてかなり新鮮でしたわ……!
    最初却下していたことも、連想ゲームをしていくと別のネタと繋がったりして、だいぶ話に奥行きが生まれた気がしますわ。

    解釈違いがこわくて、最初からきれいなストーリーにしようとしすぎていたのかもしれません。反省ですわ。
    これからはこの方法を活用させて頂きます!
    本当にどうもありがとうございます〜!!

    ワア!早速の、実践までしてくれたお返事、ありがとうございますワ!
    素直なその実行力、きっと何事にも代えがたい資質ですネ!

    ああ~分かる、分かります……!わたくしも昔は「脳内でネタをめちゃくちゃ却下・校正・厳選」してました!だから詰まって手がとまってしまって……。
    どこかのタイミングで「いったん全通りやる」に切り替えたら、とたんに手が動くようになったんですよね。

    >今回連想ツリーで、脳が拒否するネタをたくさん文字にしたのですが、これまで想像の守備範囲にないところからアイディアを引っ張ってくる感じがしてかなり新鮮でしたわ……!最初却下していたことも、連想ゲームをしていくと別のネタと繋がったりして、だいぶ話に奥行きが生まれた気がしますわ。

    そうそう!思いもよらぬ発想に転がることもあるし、単体では却下するレベルのネタでも、他と結びついて花開いたりするんですよネ。

    ちょっと面倒かもしれないけれど、写真の連想ツリーは5分くらいで書いたものです。慣れるとサクサク書けるようになるので、便利便利。この感動を広めたいものですネ……!

    手助けになれて、本当にうれしいですワ!
    嬉しいおたより、ありがとうございました!!

    ■おすすめ

    ランダムでタロットを引いて、プロットに役立てられるサイト

    ランダムで単語を引けるサイト

    インターネットの森に佇む言葉の清流 とりあえず見て♡

    チャットGPTでも、ガチャが可能です。

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    (著作権の保護対象でない「発想」の補助は、ありふれたものなら特に問題ありません。逆に保護対象から引っ張ってきてしまうおそれのある「本文の執筆」は避けましょう)

    ↓今日(24/9/5)追加したコラムにて、ChatGPTを使った検索補助やブレスト方法、ここまでは使ってもたぶん大丈夫で、ここからはリスキーだから避けた方がいいよ~という解説をしています。コピペが当たり前なエンジニア畑の視点もいれつつ著作権を守ろう!という創作者の視点から、「ありふれた発想補助はいいけど、本文は自分で書こうね」という内容です。


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