
捨てる神、拾う神、待つ神、猫も神
例えばね
アレしたら嫌われるとか
コレ言ったら嫌われるとか
考えないの
わたしは嫌わないからさ
好きだっていうのは
わたしにとって、そんなに脆いものじゃないの
仔猫だから可愛くて、老猫なら捨てるか
こういう人はいるでしょう
居てもいいから、わたしはそんな人を選ばない
毛玉を吐いても、可愛い
引っ掻いても、可愛い
朝っぱらから走り回っても、可愛い
可愛すぎてわたしってどれだけ神に選ばれたんだか
そういう気持ちでいるのよ
失敗しても、次があるじゃん
無気力でも、次があるじゃん
泣きそうになっても、次があるじゃん
次があると信じる者がいるって神に選ばれたのね
何の神か…そうね、待つ神
あなたもいつか、悲しむ人を待ってください
真っ黒な心の箱には、あなたがいて
箱の壁には「まだかな」って待つわたしが居て
大丈夫、信じる者はきっと救われる
無表情なあなたを破顔するのは、このわたし
首は洗わなくていいから
顔を洗って待ってなさい
