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【小説】魔女の背守り〜出会い〜

    1.プロローグ

    太古の昔、魔女は兵器であり、抑止力だった。

    その圧倒的な力は、天候まで変化させ、その力の前には、あらゆる兵器が無力だった。

    しかし、その圧倒的な攻撃力に反し、魔女は背後からの攻撃に極端に弱かった。

    開戦時、破竹の勢いで、善戦していた魔女だったが、敵対する天使により、その背中の弱点をつかれ、多くの魔女が命を落とした。

    そして、ついに魔女は最後の一人になった。

    よって、”背守り″と呼ばれる、魔女の盾となり、その背中を守る者たちがいた。

    これは、最後の魔女の盾となり、彼女を守り抜いた少年兵の物語である。

    2.第一話

    『出会い』

    陽だまりに魔女がいた。

    彼女は逃げ出した花嫁みたいな、あまりにも場違いな姿で、沼のほとりに佇んでいた。

    それは沼に浮かぶ、蓮華のように美しく、そしてなぜか、死の香りがした。

    その時、まだ「背中に意味がある」とすら知らなかった頃だ。

    魔法なんて信じてなかったし、誰かを守れるほど強くもなかった。

    ただ、風の吹くままに漂っていた――彼女に会うまでは。

    - - - - - -

    ボクは幼い頃の記憶がない。厳密に言えば記憶はあるんだろうけど、思い出すきっかけがない。

    写真なんて一枚もないし、名前もなかった。

    一番幼い頃の記憶は、鉄工所でハンマーを持って、真っ黒になって働いたこと、食事のパンがうまかったこと、鉄工所の親父さんはだけは、大切な息子と呼んでくれたこと。

    仕事、パン、仕事、パン、仕事、パン、寝る。
    そして、朝が来る。

    でもある日、口の悪いイジワルな先輩から「オマエは鉄工所に捨てられた子だ」だと教えられた。

    捨て子

    そうか‥だからボクには、幼い記憶がないのか‥、子供ながら妙に納得し、腑に落ちた。

    捨て子のステラ、鉄工所の仲間たちからは、そう呼ばれていた。

    - - - - - -

    あの日、魔女に会った日

    僕は初めて名を呼ばれ、名を褒められた。

    「ステラ‥ ステキな名前ね」

    たぶん、その瞬間、もうすでに魔女の虜になっていたんだと思う。

    捨て子として、否定され、拒絶された日々から、解放された瞬間だった。

    ⭐️- - - - - -

    あれから五年。
    いま、ボクの背には彼女の縫った紋がある。

    それは、ボクが彼女の「背守り」だった証。
    そして、魔女がボクにくれた、生きるための呪文だ。

    🦋- - - - - -

    あの日、魔女に会った日

    魔女の背中に、こっけいなくらい垂直に、約2mの長い槍が刺さっていた。

    背中から心臓を貫き、胸から鋭利な先端が光っていた。

    ボクが働いている鉄工所の裏に、鉄でも、魔具でも、何でも捨てられる埋め立てゴミの沼があった。

    大きなゴミでも、その沼に投げ込めば、2、3分で沼の中に沈み、永久の沼に沈んでいった。

    ボクはいつものように、朝一番に鉄工所に出勤し、工場のゴミを、燃えるゴミ、プラのゴミ、埋め立てゴミの3つに仕分けし、燃えるゴミは赤、プラは白、埋め立ては黒の袋に入れて、鉄工所のゴミ収集場に、運んでいた。

    そして、埋め立てゴミの黒い袋を、サンタクロースみたいに、よっこらしょと、肩に担いで、鉄工所の裏の埋め立て沼に訪れた時、魔女がいた。

    そのあまりにも場違いな、花嫁みたいな魔女が、沼のほとりに佇み、沼に沈まずに浮かんでいる。

    それは、ゴミ捨て場とは思えないほど幻想的で、ボクは夢でも見ている気分だった。

    肩に担いでいた荷物をよっこらしょと、沼のほとりに置く、担いでいた左肩が重みから解放され、フワッとした感覚になり、思わずその場で尻餅をついた。

    手のひらが沼のほとりの湿気でひんやりする。ボクの頬から汗が流れて、アゴをつたって、地面にポタポタと落ちる。

    ボクは尻餅をついたまま、沼の魔女をあらためて見つめる。

    いつもはむせかえるほど悪臭を放つ沼が、陽だまりのように光って見える。

    なぜか魔女が佇む、直径2メートルほどの円周だけ、清流のような澄んだ透明だ。

    それはまるで、沼に浮かぶ、蓮華みたいで、ボクは素直に美しいと思った。

    ボクは何かに誘われるように、ゆっくりと立ち上がり、一歩、また一歩と、魔女に近づいて、あらためて魔女をよく見てみた。

    魔女の背中に、こっけいなくらい垂直に、約2mの長い槍が刺さっていた。

    背中から心臓を貫き、胸から鋭利な先端が光っていた。

    目を覆うような、残虐な光景のはずなのに、魔女の横顔はまるで達観したような、仏様みたいなやさしい表情で目を瞑り、天を仰いでいた。

    ‥生きているのかな?

    沼にぷかぷかと浮かぶ魔女は、まさに蓮華のようだった。

    僕は思わず、魔女に声をかけてみる。

    あのー、なんかすごいことになってるけど、ダイジョウブですか?

    ‥

    反応はない、魔女はまだ目を瞑ったままだ。

    えーと、ダイジョウブじゃないですよね、背中から槍が刺さってるんだから、コレ抜いたほうがいいですか?

    問いかけても反応はない。

    ボクはそっと槍に手をのばす。

    その刹那、ものすごい殺気を感じ、ブワッと腕に鳥肌がたった。

    魔女がゆっくりと振り向き、ボクと目が合った。

    ‥

    「アナタ‥ だれ?」

    ボクは反射的に、ステラですと素直に答える。

    まるで蛇に睨まれたカエルだ、先ほど流した汗とは別の、冷ややかな汗が頬をつたって、アゴから落ちた。

    その汗の滴は、ぽちゃんと音をたて、静寂の沼に響きわたる。

    「ステラ‥ ステキな名前ね」

    えっ?、なんで?思わず聞き返す。

    「なんでって‥、ステラっていうのは、古代の言葉で、星の輝きをあらわす言葉なのよ」

    捨て子として、否定され、拒絶された日々から、解放された瞬間だった。

    今まで生きてきて、自分の名前を褒めらたことも、その由来について、やさしく教えてもらうことは一度もなかった。

    ボクは、心の中からぽかぽかするものを感じ、すっかり魔女の虜になってしまった。

    警戒心がフッと消えた瞬間、ボクはあらためて冷静になり、魔女の背中の槍をなんとしなきゃと、逆にワタワタしてしまう。

    えっと‥、あの、すいません。背中の槍、ダイジョウブですか?

    あーコレ?、あーダイジョウブ、ダイジョウブ

    イヤ‥、どう見てもヤバいと思うんですけど、あのー、抜いたほうがいいですか?

    ボクは槍に手をのばした。

    ダメ!!!

    魔女の顔が急に険しくなり、ボクの顔をグッとにらむ。

    あっ すみません。ボクどうしていいかわからなくて、そうですよね、抜いたら逆にヤバいですよね‥

    あー、ごめんなさい、そうじゃないの‥、こちらこそびっくりさせてごめんなさい。コレ、刺さって状態がデフォルトなの

    ‥デフォルト?

    あー、うん、つまり刺さってる状態が安全で、抜いた、なんていうか、ヤバいの。

    ヤバい?

    そう、かなりヤバいというか、世界が消えちゃうので、抜かないでほしいの。

    ‥、なんかよくわかりませんが、わかりました。

    ‥

    ありがとう。そっとしておいてほしいの

    魔女はそういうと、にっこりと笑っていた。

    3.エンディングテーマ

    『 Stella  Stella』〜星街すいせい〜

    4.物語の設計図

    なお、この物語はChatGPTを用いて、物語を設計しています。

    画像
    〜ChatGPTとのやりとり〜

    以上、すみひろでした。
    最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

     
     
    AI×言葉の研究員|国立研究機関NEDO研究員|Claude×Pythonプログラマ|6歳♂の父

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