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日米の成長力格差④:村八分の風土からはイノベーションは起こらない⁉

    同質化は今や日本の弱みになっていて、同質化したムラ社会からはGAFAは生まれないとの仮説を前回は考察しました。今回は、日本の同質化はどこから来るのかを考えてみましょう。

    ✅悪しきは「前例踏襲」と「既得権」⁉

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    多様性に不寛容な性質をあらわす言葉には、「島国根性」「村八分」「排他的」といった日本語があります。

    これらは、まさしく集団を同質化して、異質な考え方を排除することを是とすることの象徴です。

    前例踏襲、これも変えないことをよしとする、風土や体質の現れです。

    変えないことを表現する言葉に「伝統」があります。

    これは、良い意味に使われますが、「前例踏襲」や「既得権」といった言葉は、変化を嫌うネガティブなニュアンスを持つ言葉になりつつあります。

    前例踏襲と既得権が支配する社会と戦う孫正義さんのエピソードは、色んな方が紹介してくれています。

    そんな一例が、一向に増えないPCR検査でも既得権に切り込んだ孫さんの傑出した異質感です。

    無症状感染者の動向調査の名目で規制や既得権を切り崩して、民間で検査を行えるようにしたことで駅前の2000円程度の検査ができるようになったのは孫さんのリーダーシップでした。

    太陽光や風力発電の普及にも孫さんはリーダーシップを発揮しました。既得権や前例踏襲の世の中を変えるそんな孫さんのバイタリティーの源になったであろうエピソードを紹介します。

    ✅前例がなければ自分で前例を作ればいい

    孫さんは、日本の戸籍に「孫」という韓国名の苗字を載せたかったのですが、日本の戸籍にある苗字でないと戸籍登録ができませんでした。

    残念ながら「孫」という苗字は、日本の戸籍には、前例がありませんでした。いくら役所にかけあっても、前例がないからダメでした。

    ところが日本人は今までに無い苗字でも戸籍登録ができました。孫さんの奥さんは、偉い方で、自分の戸籍を「孫」に変えてしまいました。

    孫さんは、役所に行って言いました。「ちゃんと調べてください。前例があるハズです。」

    この時孫さんは、前例がなければ、こうやって自分で作ればいいんだと感じたのだと思います。

    ✅村八分からイノベーションは産まれない!

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    村八分が、大得意の日本人が、SNSという道具を手にしました。

    しかも匿名で投稿できるとなると一斉に攻撃を始めました。

    寄ってたかって、自分と違う考えの人を徹底的に攻撃する。

    そこには、多様性に対する寛容さもなければ、やっぱり自分は村の一員だと確信したら、非情な一斉攻撃、炎上が始まります。

    そこにはイノベーション潰しはあっても、イノベーションを生み、育てる風土はありません。

    #検察庁法改正案に抗議します、とツイートしたきゃりーぱみゅぱみゅさんに対して、「社会のことなんか、何も、知らないくせに」、「やれやれ」、「歌手やってて知らないかもしれないけど」と、一斉攻撃が、始まりました。

    芸能人は、政治的な投稿はすべきでない、政治的な投稿ができるほど知識がないという偏見、情けない排他性、本当にやれやれなのは、どちらなのでしょうか?

    ✅誹謗中傷の原動力「人生七味唐辛子」

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    人生七味唐辛子、「うらみ」「つらみ」「ねたみ」「そねみ」「いやみ」「ひがみ」「やっかみ」、攻撃投稿の原動力には、この七味が、隠れているような気もします。

    多様性に寛容になって、いろいろな意見を取り入れて、学び、成長していくというのは、なんと難しいことなのでしょうか?

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