詩)薪能(たきぎのう ルビ付き)高細玄一(げん)2021年9月7日 20:15吹く風のふくかぜの先さきにあるものは揺れる炎ゆれるほのおの息遣いいきづかい見えない吐息の息遣いみえないといきのいきづかい血に透く青の息遣いちにうくあおのいきづかい 血に透く青の細い指ちにうくあおのほそいゆび 女の 最期の死顔のおなごのさいごのしにかおを 炎に映える 青白さほのおにばえるあおじろさ 紅のべにの ひとつも書き加えひとつもかきくわえ 紅のべにの ひとつの それさえも 黒髪くろがみの色いろも 失せてゆくうせてゆく 赤々と浮かぶうかぶ 月の下つきのした いつか骸いつかむくろとなり果ててはてて いつか骸いつかむくろとなり果ててはてて 吹く風の先にあるものはふくかぜのさきにあるものは 揺れる炎の息遣いゆれるほのおのいきづかい 情念の舞じょうねんのまい 薪能たきぎのう この記事が参加している募集#熟成下書き13,132件1.3万件#詩#現代詩#詩のようなもの#鎌倉#熟成下書き#一人じゃ気づけなかったこと#薪能#詩#現代詩#詩のようなもの#鎌倉#熟成下書き#一人じゃ気づけなかったこと#薪能