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Photo byforgiveness1

#467[雑記]海の色、愛の色

    昨日、真央の心に触れた瞬間、わたしの中で何かが静かに変わった。

    絵美留……?

    一体、だれなのかしら。

    どこかで、わたしを呼ぶ声がするような、
    わたし自身が呼びかけているような気がして、
    その穏やかな感覚に身を委ねることにした。


    作者より: 本稿は臨床概念を用いた表現が含まれます。


    昨日、わたしは真央の心の池に、小石を落とした。
    彼は目を合わせようとはしなかった。

    涙がこぼれそうで、それを見てはいけない気がして、
    わたしは彼に背中を向けたまま紅茶を飲んだ。

    少しだけ後ろを振り返ったとき、
    赤くなった目と、震える唇を見た気がした。

    声を出すのがやっとのようで、
    それ以上見つめると、彼は壊れてしまいそうだった。


    深い癒やしが生まれた場所

    もう、これ以上、場を整えようとしたり、気を張ったり、計算したりする役割からは降りてもいい──心の底からのSOSだったのかもしれない。

    核心に触れたからなのか、全体は掴めないが、
    わたしが今、何を大切にしているかが、
    とてもよくわかった。

    そして、さいごにひとつだけ「仕事」を、決心した。


    誠実さと癒やしのバランス

    ひとりでも、仕事も生活も支えられる。
    けれど、心の奥では安らぎを求めてしまうもの。

    では、わたしは人の幸せを願えているのだろうか。
    この先どうしたいのか、何を叶えたいのか。
    自分という輪郭が、少し曖昧に感じられた。

    わたしの願いは、だれの望みなのか。
    効率や最適解では測れないものが、確かにある。

    「欠損のない立派な自分」という幻想を、
    社会に保証してもらうよりも、 もっと大切なことが。

    大切な時間と空間は、
    わたしの「心のエネルギー」を満たしてくれるもの。

    これで、「確かな誠実さ」と「穏やかな安定」が、
    わたしの毎日の土台となる。

    この切ない感情も、いま流れた温かい涙も、
    彼らが、どれほど正直に、
    深く人生を愛して生きてきたかという証だろう。


    ──臨床的な考察。そこには、家庭の中で起きていた力動が、淡々と、しかし鋭く記されていた。

    このレポートは、胸の内に秘めておくことにしよう……。

    (以下、レポート抜粋)

    臨床的考察:自己愛性パーソナリティ構造における他者のツール化と家族力動の相関

    執筆者:棚橋 絵美留(医学科 3年)

    自己愛的な脆さを抱える個体は、 内面の空虚さを埋めるために、他者を「自分を支える装置」として扱いやすい。
    相手の感情や意思よりも、自分の安定を保つための役割を優先してしまう。

    家庭内では、この力動がより顕著になる。
    特定の子どもが“緩衝材”として固定され、 家族の不和を鎮めるために理想的な役割を演じ続けることがある。

    その演技は嘘ではなく、崩れそうな家族を支えるための、生存戦略だった。 しかしその過程で、本人の本来の感情や欲求は切り離され、“期待に応えるための自己”だけが残っていく。

    現代の人間関係でも同じ構造が見られる。
     ・相手の好意や創造性を、自分の欠乏を埋めるために消費する
     ・利用価値がなくなると、急に切り離す

    こうした行動は、他者を“人”ではなく“機能”として扱うことに起因する。

    関わる側に必要なのは、 境界線を引くことと、 相手の投影から自分を切り離すための記録である。

    出典: Google Gemini(生成AI)
    編集: 久藤 あかり(作者)
    ※ 架空の事例を文学表現として引用しました。

    どうしてこの1枚のレポートだけが、この楽譜スコアと共に綴じられていたのか。わたしの旅の始まりはここだったのかもしれない。

    一体、なにがあったの……?

    ──あの日、砂を撫でる5月の風が冷んやりと、強く吹き渡る。グライダーの白い影を追うと、その遙か上空を飛行機雲がゆっくりと流れていった。

    「撮って」
    ぶっきらぼうな、でも少し甘えた声が、
    風の向こうから聞こえるような気がして、
    金木犀の下で、風を待っていた──。


    <了, 約 1,500 字, 全文 約 2,100 字>


    晴れた日に金木犀の木の下を歩く女性。サラサラのボブヘア、柔和な笑み、小さな耳飾りに、白のシフォンブラウス

    この物語の余韻を、音に託しておきます。

    琥珀糖の音色ねいろ

    この雑記シリーズの、源泉となった歌作品です。
    約50回歌詞を修正、未完のため他作品へ移行(過去作品)し、
    この歌は、現在も未完です。

    尚、この歌の制作過程、日記がこちらの記事にあります。

    ※ 01は「愛してる」というフレーズが後奏で(なぜか)繰り返し入っています。それで公開していませんでした。夏、海、ホラー…。オカルトが苦手な方はご注意願います🙏

    筆者はSUNOに自作メロディ等、外部音源を取り込む方法を知らないのです。筆者の囁き声に少し似ているような(笑)

    作詞: 2025年7月、生成: 2025年8月

    詞: 久藤あかり 曲・唄: SUNO(生成AI)

    作品解説


      歌作品はこちらです⇨ Akari_Records


    シリーズ作品

    煮詰まったり、揺れたりしながら書いています。



    ◼️このシリーズは、11/1に書いた記事が気に入って、書き始めました。

    ▼「B面」「桜まで待ってる」と同時期に生まれた、もうひとつの物語

    傷つくことよりも、愛を失うほうが怖かった──。


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    長い記事をお読みいただいてありがとうございます🍀


    それではまた、次の記事でお会いしましょう🌟

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