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寅子、本業復帰。舞台はパラオ──寅子の事件ノートシリーズ『沈黙の寫眞館』予告編

    こんにちは、Bell noteです。

    今日は、ちょっと特別なお知らせを持ってきました。
    「寅子の事件ノート」シリーズの新作が、ようやく形になりつつあります。

    これまで手がけてきた「寅子の事件ノート」シリーズは、旅先の空気とミステリーを掛け合わせた、“旅する探偵”寅子の物語です。

    寅子のデビュー作となった『京都発・新幹線連続殺人事件』では、桜咲く京都から新幹線の密室へと舞台を移し、列車ごと橋の上で爆破されるという衝撃の事態に巻き込まれた寅子とひとしが、タイムリミットの中で真相を追いました。

    続く『函館、消えた誓い』では、美しい港町と大型再開発をめぐる陰謀を背景に、偶然の目撃が二人を殺人事件の渦中へと引き込みました。観光地の華やかな顔と、そこに潜む暗い思惑のコントラストが、読者から「旅情とスリルの両立が楽しい」と喜んでいただけました。

    ──そして今回。
    寅子が帰ってきます。本業の舞台へ。

    最新作の舞台は、南の島パラオ。
    強い陽射しとエメラルド色の海、その美しさの裏に潜む影。
    送迎バスの中で起きた小さな事件は、やがて「近づくな」と警告される一軒の古い寫眞館しゃしんかん へと寅子を導きます。

    寫眞館しゃしんかん は、戦前から残る日本時代の建物。潮風にさらされた壁と色あせた看板は、ただ静かに時を刻んできたように見える──けれど、その沈黙の奥には、長く封じられてきた真実が眠っていました。

    『パラオ、沈黙の寫眞館しゃしんかん 』
    ──沈黙は深海よりも深く、真実は深海に沈む。

    さて、あなたは物語を読み終える前に、この真相を見抜けるでしょうか?
    それとも、クライマックスまで沈黙を破られずにいるでしょうか。

    🌞小説の舞台はパラオ


    パラオ──降り注ぐ陽射しは眩しく、海は透き通ったエメラルド色。
    カタログや観光ガイドで見かけるその姿は、まさに「南国の楽園」という言葉が似合います。舗装された道を離れれば、小さな集落や、壁の色がすっかり褪せた建物が、観光客を気取らない笑顔で迎えてくれる。そこには、観光パンフレットには載らない、静かな生活の時間が流れています。

    けれど──今回の物語が描くのは、その眩しい側面だけではありません。
    陽光の陰には、長い間、誰も触れようとしなかった出来事がありました。そして、それは人々の心の底に、海底の砂のように静かに積もり続けてきた“ある感情”と結びついていました。

    寅子は、観光客なら決して足を踏み入れないその感情の暗渠へと向かいます。
    光の届かない場所で待っているのは、過去の影──それは、容易にすくい上げられない真実でした。

    📖ミステリーを解く“三つの鍵”


    鍵①「沈黙の意味」
    この物語の中では、ある人たちの本心は最後までみえません。
    それはなにかを守るためなのか、それとも別の感情を隠しているのか――。
    誰が何を黙っているのかに注目すると、物語の見え方が変わります。

    鍵②「悪とはなにか」
    最初は善悪がはっきりしているように見えます。
    でも、読み進めるうちにその善悪の境目が少しずつ揺らいでいきます。
    “悪”はなんなのか、最後まで決めつけずに読んでみてください。

    鍵③「自分の物差し」
    物語の背景には、日本とパラオの史観や立場の差があります。
    その中で、それぞれ人は当たり前のように使っている“自分の物差し”が、事件の形や結末を意外なものに変えていきます。
    誰がどんな目線でなにを見ているのか――これも大事な手がかりです。

    🖋あらすじ


    トラ🐅ベルミステリー・寅子の事件ノートシリーズ
    『パラオ、沈黙の寫眞館しゃしんかん 』
    ──沈黙は深海よりも深く、真実は深海に沈む。

    南国の陽射しに包まれ、エメラルド色の海に抱かれた楽園パラオ。
    観光客として島を訪れた寅子とひとしは、ホテル行きの送迎バスに揺られていた。
    その車内で起きた、ひとつの小さな騒動。だが、それは偶然の出来事に見えて、後にすべてをつなぐ“最初の糸”だった。

    行き先で目にしたのは、戦前からそこに立ち続ける古い寫眞館しゃしんかん 。
    潮風に削られた木造の壁、色を失った看板。
    その前を通り過ぎるとき、誰かが低くつぶやいた──「近づくな」。
    理由は語られなかった。けれど、その言葉は寅子の胸の奥に棘のように残った。

    翌朝、観光客の一人が不可解な死を遂げる。
    地元警察は淡々と「事故死」と結論づけ、捜査は打ち切られた。
    だが、寅子の直感は告げていた──これは事故ではない、と。

    調べを進めるうちに浮かび上がる、観光地の表の顔には決して映らない影。
    リゾート開発をめぐる利権争い、土地にまつわる複雑な人間関係、
    そして、時が刻んだまま埋もれてしまった見えない溝。

    沈黙の寫眞館は、すべてを見てきた。
    けれど、語ろうとはしない──深海の底に沈んだように。

    🐯寅子からのお誘いです。


    こんにちは、寅子です🐅✨
    聞いてくださいよ〜 ついに私、本業に復帰です!
    ここ最近はずーーっと、ナレーションのお仕事ばっかり🎙️で、事件の現場からは遠ざかってたんです💦

    でもね…ベルさんがやっと!やっと‼️書いてくれたんですよ✍️ 私の新しい事件を!
    いやあ〜待ちくたびれましたよ〜⏳😆

    今回の舞台は🏝️南国パラオ🌺☀️
    陽射しはキラキラ、海はエメラルド色──でもね、ただののんびり旅行記だと思ったら大間違いなんです😏💬

    その向こうには…誰も口にしない“声なき真実”🤫が、静かに潜んでいるんです。
    そして、その真実を引き上げられるかどうかは──そう、あなた次第🫵💡

    誰が何を黙っているのか、なぜ黙っているのか。
    見抜けるかどうかは、最後のページをめくるまでわかりません。
    もし見抜けなければ…真実はそのまま深海の底へ🌊

    『沈黙の寫眞館しゃしんかん 』、もうすぐ扉が開きます🚪✨
    さあ、準備はいいですか? 私はもう、うずうずしちゃってます💓

    絶対に読みに来てくださいねー📢💕
    それじゃ、「沈黙の寫眞館しゃしんかん 」でお会いしましょう〜🙌

    📢寅子のナレーションのお仕事の一例

    🖋最後に


    今回は少し趣向を変えて、小説の予告編みたいな記事を書いてみました。

    「シリーズの新作を待ってました!」という方は…正直、そんなに多くないかもしれません。
    でも、ここまで読んでくださったあなたは、きっとちょっとは興味を持っていただけたはず。
    そう信じて、この“予告編”をお届けしました。

    今回のトラベルミステリーは、私自身の『過去の旅の記録』や

    『パラオのことを調べなおした記録』から

    生まれた物語で、南国の陽射しの下に潜む“静かな闇”を描いています。
    もちろん、観光ガイドではありませんが、風景も事件も、どちらも楽しんでもらえるよう工夫してみました。

    「せっかくだから読んでやるか」と思ってくださる方が一人でもいてくれたら、それだけでうれしいです。

    この『パラオ、沈黙の寫眞館しゃしんかん 』は、近日中にnoteで先行公開を予定しています。連載形式ではなく一作完結です。

    次回、寅子が南の島でどんな“沈黙”に出会うのか──
    ぜひ覗きにきてくださいね。


    🔔Bell note 

     
     
    サッチャー政権末期のロンドン、冷戦終結直後の欧州に居ました。特別な立場でなく、ただその現場周辺にいた一人として。そこで出会った人々から教わったことは、今も自分の中に根付いています。忘れないつもりで記録を始めたはずが、気づけばエッセイになり、小説になり、映像になっていました。

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