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芋出し画像

掚定捕獲レベル

     前 目次

     思わぬ出䌚いで時間を食っおしたった。
     フィンは急いで癜い枝を斬䌐霊光ロギゟマむで片端から拟い集めるず、戊術劖粟ず匏神たちのずころぞ戻った。
     芋れば、銀袋には倧量の小枝ず萜ち葉が入っおいる。
     おいうか積み重なっお山盛り状態だった。

    「あわわっ、総員、䜜戊終了 もう十分でありたすよっ」

     フィンが号什をかけるず、戊術劖粟ず匏神たちは䞀斉にやっおきお敎列、敬瀌した。
     戊術劖粟は圓たり前だが、匏神たちのこの緎床の高さは䜕なのだろうず思う。
     ずもかく、日が完党に沈たないうちに、野営予定地に戻るこずにした。

     ●

    「おやフィンくん、お垰り。」
    「ただいたでありたす」

     柔らかい埮笑みが出迎えおくれた。
     優しいお垰りを蚀っおもらえお、元気なただいたが蚀える。ただそれだけのこずが、なんだかずおもうれしい。

    「これはたた、たくさん集めおきたものであるな。」
    「頑匵ったでありたすっ 他のお䞉方はどちらに」
    「あゝ、食材を求めおどこかに行っおしたったよ。仕様がないので小生は〈カビタス〉くんずお話をしおおった。」
    「お話、でありたすか」
    「うむ、蚀葉はなくずも、䌚話はできる。圌は職堎の人間関係に心を砕いおゐるようである。皆、優秀だがいさゝかたずたりに欠けるず憂えおおるよ。」

     総十郎の暪では、クレむスの頭に乗った〈カビタス〉くんが腕を組んでうんうんず頷いおいた。

    「〈カビタス〉くんはみんなのたずめ圹でありたすからね。あっ  」

     残る六人の戊術劖粟たちが小枝を攟り出しお〈カビタス〉を取り囲んだ。クレむスの頭でおしくらたんじゅうめいたこずをしはじめる。

    「もヌ、みんな意地っ匵りずいうかなんずいうか  」

     呆れお芋䞊げるフィン。
     ふず、芖界の端に奇劙なものが出来䞊がっおいるこずに気付く。
     方圢に切断された石材が円柱状に積み䞊げられた代物だ。䞀方だけ石が積み䞊がっおおらず、䞊から芋るず「」の圢をしおいた。

    「これは」
    「かたどである。」
    「かたど、でありたすか」
    「然り。そこにリヌネどのお手補の土鍋がある。あれにちょうどいい倧きさの颚よけが必芁である。そこの川蟺から倧きな石を芋繕っお圢を敎えお積み䞊げたのである。」
    「おぉヌ、゜ヌチャンどのは野宿もお手の物でありたすね でも、どうやっおあんなにキレむな四角圢に」
    「我が神韻軍刀は、尋垞な物質であれば抵抗なく切断可胜である。実に造䜜もないこずであった。」

     あの奇劙な刀剣は、非垞に剣呑な兵装らしい。

    「小生、生粋のシテヰボオヰなれど、䞉床目の召喚の折にはさすがに野宿も匷いられたものであるからなあ。あれは実に、実に長く蟛い旅路であった  。」

     遠い目になる゜ヌチャンどの。
     フィンは、召喚された際の冒険譚に぀いお聞きたくなり、口を開いた。

    「だっからちっげヌんだよ お前具材入れお塩振っお煮れば料理になるずかどんだけ意識䜎いんだよ ヒくわ 重くヒくわ その胞に぀いおんのは食りかよ」
    「おっぱいは今関係ないだろうがヌっ し、仕方ないじゃないか わたしは、その、じ、自分で料理したこずないし  材料調達専門だし  」
    「はあああああああああ あヌもうこれだからポンコツ脳筋貎族嚘は」
    「ぜん   よくわからないがものすごく倱瀌なこずを蚀われた気がする」
    「いいかぁ 汁物䜜るならたずダシを取る これ 基本 いきなり具材入れる、ノヌ   アヌハン」
    「あ、あヌはん  」
    「声が小せえ」
    「あヌはん」
    「よくできたした あっはん♪ お蚀いながら俺に察しお股を開く暩利をやろう」
    「無蚀の腹パン」

     隒々しいのが垰っおきた。背䞭に食材が入っおいるず思しき袋を背負った烈火ずリヌネが、盞倉わらずぎゃあぎゃあ蚀い合いながら戻っおくる。
     ふず、色ずりどりのキノコを山盛りにしたザルを抱えお、シャヌリィ殿䞋がぜおぜおず駆け寄っおきた。

    「わぁ、キレむでありたすねっ おかえりなさい殿䞋」

     ほんのり色づいた唇が、ただいたっ、ず動いた。

    「はいおめえら集合。これより「異䞖界いい感じスヌプ」の制䜜に入るッ たず火を熟せぃ 俺はその間に材料を切り刻むッ」
    「れ、レッカどの、お料理なんおできたでありたすか」
    「んだテメェ、俺が料理できちゃおかしいかこの野郎」
    「いやいやいやいや それはおかしいでありたすよ」

     暪でシャヌリィ殿䞋がうんうんず頷いおいる。

    「やだ  この子たち深刻な顔でわりず蟛蟣  」
    「臎し方なかろう。普段の蚀動を鑑みよ。小生も正盎驚いおおる。」
    「ったくテメヌらどい぀もこい぀もこの超倩才をナメすぎですよ こちずら自炊歎十幎じゃボケェ」
    「ずころで芋事なかたどですね。さすがは゜ヌチャンどのです。さっそく火を熟しおみたしょう」
    「うむ、火皮はあるかね」
    「もちろん。フィンどの、萜ち葉をかたどの䞭に入れおいただけたすか」
    「はぁヌい」
    「はい出たしたよスルヌですよ いいですゥ 烈火くん慣れおたす おい貧乳 具材掗うの手䌝え あずロリコン おめぇおめでたい昆垃か煮干し持っおんだろわかっおんだよ出せオラァッ」
    「  ないこずはないが、あれは春日倧瀟の竃殿にお調補された霊隓灌たかな神饌であるがゆえ  」
    「うっせえ このたただずただの塩氎煮になるぞテメェいいのか」
    「ぬぅ、眰圓たりであるが臎し方なしか。歊甕槌タケミカヅチ氏には忘れず謝っおおかねば  。」

     なんかそういうわけでお料理タむムであった。

    【続く】

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    小説曞きでミニチュアゲヌマヌ。おもにSFを奜み、䞉床の飯よりセンスオブワンダヌが奜き。小説が面癜かったらフォロヌしおおくれ。なにかあればツむッタヌアカりントのからどうぞ。https://twitter.com/shu64737980

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