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【一日二千歩の父】創作大賞応募作品


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    記憶違いがあったり、想像で補っているところもあります。
    ですが父が火のある囲炉裏に落ちて両足に大きな障害を負ったことは紛れもない事実です。

    本人から「お父さんは小さいころに囲炉裏に落ちて」と語られたことはありません。
    周りの誰かに、そっと教えられたんだと思います。
    「お父さんは大変だったんだぞ、頑張ったんだ、苦労したんだぞ」と諭し聞かされたこともないです。
    ただ「お父さんは野口英世を尊敬しているんだ」という話を聞いて育ちました。

    いつも明るくひょうきんで、活動的な性格の父。
    一日の中で二千歩をうまく割り振って使いながら生活しています。
    私は野口英世以上に、父を偉人と思い、尊敬しています。

    いつか、伝えられたらいいな。

     
     
    自称不良のシングルマザー。自分の中に降り積もるエピソードを気まぐれに描いては不定期にupしています。 過去作「義母のターンが終わらない」で幻冬舎×テレビ東京×note「第一回コミックエッセイ大賞」に入賞。cakesで漫画家デビューを果たすも、その後は鳴かず飛ばず。

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