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【エッセイ】決して負け惜しみではない。

    今朝の情報番組で大谷夫妻がレッドカーペットを歩いていた。

    翔平ちゃん、奥さんより顔小さくね?

    身長差とかめちゃバランスいいな。

    お子さんも産まれて、幸せを絵に描いたようってこの人達の事を言うの?

    朝ごはんのパンを齧りながら、羨望の呟きが止まらない。

    大谷翔平。

    彼こそAIで作り出された完璧な人間像なのか?

    日本人選手だと言うのに、アメリカでは知らない人がいないのではないかと思ほどの活躍。

    2023年のWBCは、特に野球好きではない私も、翔平ちゃんの活躍には歓喜し、しばらくにわかファンで彼を追っていたのもだ。

    あんなスーパースターと結婚したいと思った女性は世の中に多かっただろう。

    私のようなアラフィフ女は、余程の色気や財力がなければ、結婚を望むのでさえも罰当たり、ならば結婚が無理でもせめて娘婿として家族になれないものか。

    かなり望むレベルを下げたふうに言ってるが、身の程知らずな夢だ。


    そんな夢を抱いていた世の中の女性は翔平ちゃんの結婚と言うビッグニュースにギッタギタに打ちのめされただろう。しかし、翔平ちゃんとのサイズ感、見た目、経歴全て誂えられたかのような非の打ちどころのないお相手に、潔く身を引いた人が多かったに違いない。

    あ〜あ、どう見ても次元の違う人達だ…とテレビを見て打ちひしがれる。

    そして番組は引き続き翔平ちゃんのインタビューが流れた。

    「今日のファッションのポイントは?」
    と聞かれ、ちょっと考え「特にないです」とひねりのない答えを言う。

    それを見て「野球離れたらつまんない男なんだろうな」と呟きやがった旦那くん。

    お前、何様だ。

    でも待てよ?

    野球中心、試合で家にほぼいないにもかかわらす、居たとしても睡眠重要ですぐ寝る、そんな諸々含めた世界的スーパースターを維持するのは至難の技だぞ。

    確かに野球離れたらつまんないのかもしれない。野球しかない男なのかもしれない。

    それ考えたら、

    洗面所に娘が片付けず置きっぱなしのヘアアイロンを「使ったらちゃんと片付けろよ!」と坊主の息子に言う旦那は、ダル絡み半端なく鬱陶しいけど、
    ちょいオモロイ。

    つまらんスーパースターより、オモロイおっさんの方が幸せだ。

    何事も身の丈を知ることが幸せの鍵。

    そんな着地点でフィニッシュしよ。





     
     

    ajii

     
     
    物書きに憧れ細々と投稿していきます。 音楽からイメージした物語や感じたことを思うがままに綴っています。 よろしかったら読んで感想をお聞かせください。

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