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Photo byturara_note___

温度と鮮度のあいだで揺れている

    前回のお題は500字。とりあえず、日常の一コマを書いていた。
    足りない。でも、余計なものは足したくない。
    そうこうするうちに、気持ちが冷めた。

    次に、とりあえず「今、書きたい」と思うことをダーっと書いてみる。
    800字くらいになった。くどさや説明を削っても、なかなか収まらない。
    別のテーマで書けそうな部分も、思い切って省く。削ぎ落として、なんとか500字程度に書き上げた。

    その時の記事。


    でも、最初に書いたものよりちょっと温度が下がってしまったような気がしている。
    どっちがいいんだろう。熱々のうちに出すのか、食べやすい適温で出すのか。
    わたしは上顎を火傷するほど熱々で出される料理が好きだ。

    感じたことを、鮮度が落ちないうちに差し出したい。
    板前のような書き手になりたい。

    無駄のない包丁さばきで。「これだ」と決めたら迷わない。だけど、丁寧に切り出す。
    余計な味付けはいらない。シンプルに、素材の輪郭が立つように。

    カウンターの向こうにいるお客に「ええもん読めたわ」と言ってもらえたら最高だ。
    また読みにこようかなって思ってもらえたら嬉しい。
    ふらっと気軽に立ち寄ってもらいたい。

    こねくり回して、なかなか出せない。
    熟成されて、腐る寸前。それが今のわたし。
    いつかさらりと言ってみたい。
    「今日もいいネタ入ったんで、握ります」

    温度も鮮度も、もうよくわからない。
    ブレブレだけど、書きたいこと書いてます。


    #30日書けるプログラム
    Day20:ズバリ、どんな書き手になりたいですか?

     
     
    梅雨生まれ、食いしん坊のアラフィフ主婦。 日記やエッセイのようなものを書いています。

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