
実家の産直が、年々貴重に思える幸せの晩餐~スナップエンドウのアレンジレシピ3品~
ゴールデンウィークの終わりに、帰省先から戻ってくると、最近、貴重な楽しみになっていることがある。
その数日後に、いつも実家に依頼して送ってもらった荷物が届く。帰省期間が最近は長めになってきたので、着る服や道具がかさばり持って帰れないのだ。
今回もそのダンボールの片隅に、白い小さなビニール袋と折られた手紙が一緒に挟まっていた。
袋の中で、実の詰まった新鮮なスナップエンドウが重なり合う。
今年、八十六歳になる父の手が育てた旬の野菜は年々種類が減ってきていた。実家で感じた、記憶が少々おぼつかなくなってきた父を思い出しながら想像してしまう。
きっと、いつものように…
父が朝摘みした野菜を母親がそのまま袋に詰めてくれたのだと。
ここ数年、送られて来る旬野菜を見ると、齢八十半ばの両親の顔が思い浮かび、いつもありがたくて背筋が伸びる思いだ。
そんなことを思いながらも、この野菜を見ると考えつくメニューは、塩ゆでにマヨネーズくらいのサイドメニューしか思いつかない私。
年々貴重になってきた、採れたてのスナップエンドウを丸ごと堪能してみたいと思いながら、家にあるものなどを適当にかき集めて想像で作り始める。
さて、高級料理は思いつかない私。
どうなるのかな…