
小学5年生の娘が、いまだに一緒に風呂へ入ってくる問題
最近、本気で悩んでいることがある。
いや、ホントはそんなに悩んでいないかもしれない。
でも悩んでるってことにしておかないと、今日の記事が成立しないから、悩んでるってことにしておいてくれ。
小学5年生の長女が、いまだに普通に俺と一緒に風呂に入っているのである。
いや、正確には「入っている」という表現は少し違うのかもしれない。
俺が先に入っていると、あとから当たり前のような顔をして入ってくるのだ。
まるで「パパとお風呂に入る」という文化が、今後も永久に続いていくものだと信じて疑っていないかのように。
しかし、ちょっと待ってほしい。
小学5年生である。
赤ちゃんじゃない。
幼稚園児でもない。
わりとしっかりした小学生である。
学校では高学年として扱われているはずだ。
先週は学校で登山にも行っていたし、登校班では副班長も担っている。
そんな年齢の娘が、いまだに父親と風呂へ入っている。
これって大丈夫なんだろうか。
もちろん、娘が嫌がっているわけではない。
むしろ逆だ。
先日も俺が一人で風呂へ入ろうとしたら、
「え、一緒じゃないの?」
みたいな反応をされた。
なんで俺が誘わなかった側みたいになっているのか。
意味が分からない。
こちらとしては、
「いや、そのへんどうなの?」という気持ちでいっぱいである。
しかし本人は全く気にしていない。
風呂へ入れば学校の話が始まる。
友達の話。
給食の話。
給食の時間に流れた曲の話。
最近ハマっている動画の話。
ずっと喋っている時もあればほとんど話さない時もある。
昨日は、「今日さー」から始まって、風呂を出るまで一度も会話が途切れなかった。
何なんだろう。
学校ではそんなに話す機会がないのだろうか。
いや、友達の話もよく出てくるから話し相手が居ないなんてことはないだろう。
一応、気になったので調べてみた。
「娘 父親 風呂 いつまで」
という検索をした。
検索履歴だけ見ると、だいぶやべぇ奴である。
Googleには事情を説明する欄も作ってほしい。
検索結果によると、小学校低学年くらいで卒業する家庭もあれば、高学年まで普通という家庭もあるらしい。
なんだったら中学生でも高校生でも入っている家庭もあるみたいだ。
…つまり、よく分からなかった。
インターネットを使ったのに、何も分からなかったのである。現代社会の限界を感じた。
そこで妻にも聞いてみた。
「ねえ、小5でまだ一緒に風呂って普通なの?」
妻はスマホで韓国ドラマを見ながら言った。
「普通かどうかは知らないけど別にいいんじゃない?」
終わりである。
そりゃそうだ。
そりゃそうなんだけど、もっとこう
「確かにそろそろだよね」とか、
「実は私も少し気になってた」とか、
そういう会話になると思ったのに。
まるでスーパーで今日の夕飯を決めるくらいの温度感だった。
結局、我が家でこの問題を問題だと思っているのは俺だけらしい。
娘本人は気にしていない。
妻も気にしていない。
ウチの近くをフラフラ徘徊してる黒い野良猫も多分気にしていない。
世界で俺だけが気にしている。
だんだん、自分がおかしいような気がしてきた。
そもそも冷静に考えれば、現状で困っていることは何もない。
娘は楽しそうに喋っている。
俺は適当に相槌を打っている。
風呂はちゃんと沸いている。
俺の抜け毛がちょっと多いこと以外は平和な浴室だ。
それなのに、「これっていつまでなんだろう」
ということだけが妙に気になる。
人間というのは不思議な生き物だ。
本当に重要なことは後回しにして、どうでもいいことを真剣に考え続ける。
というわけで、現時点では結論は出ていない。
小学5年生の娘は、今日もたぶん普通に一緒に風呂へ入ってくる。
そして俺はたぶん、
「これって大丈夫なんだろうか」と考える。
もう何ヶ月も同じことを考えている。
去年も同じようなことを考えていた気がする。
誰か答えを知っていたら教えてほしい。
ただし、娘本人に聞けという正論はやめていただきたい。
「じゃあもう入らない」って言われたら終わっちゃうから。