筋トレ中でも大丈夫、飲みながらの体作り
「筋トレを始めたから、大好きな酒は絶対に禁酒しなきゃいけない……」そんなふうに自分を追い込んでいませんか?確かに、アルコールが筋肉の合成を邪魔することや、脂肪を蓄えやすくすることは事実です。
ボディビルの大会に出るようなトップ選手なら、一滴も飲まない選択が正解でしょう。しかし、私たちの目的は「健康的に引き締まった体を手に入れること」や「人生を豊かにすること」のはず。
お酒という最高の息抜きを完全に奪われてストレスを溜め込み、最終的に筋トレ自体をやめてしまっては元も子もありません。
結論から言います。お酒を楽しみながらでも、ポイントさえ押さえれば十分に体作りは可能です。今回は、筋トレとお酒を賢く両立するための「3つの鉄則」をお伝えします。
鉄則1:飲むなら「蒸留酒」を選ぶ
お酒を飲むときに最も気をつけたいのが、糖質の量です。ビール、日本酒、ワインなどの「醸造酒」や、カシスオレンジなどの「カクテル」には多くの糖質が含まれており、脂肪蓄積の原因になります。
体作り中に選ぶべきは、糖質がほぼゼロの「蒸留酒」です。
・ハイボール(ウイスキー+炭酸水)
・本格焼酎(水割り、お湯割り、ウーロン茶割り)
・ジンやウォッカ(ソーダ割り)
最近流行りのレモンサワーは、シロップ(砂糖)が大量に入っている場合があるため注意が必要です。飲むなら「甘くないレモンサワー」や「ドライ」と表記されたものを選びましょう。
鉄則2:「おつまみ」を最強の味方にする
実は、お酒そのものよりも「一緒に何を食べるか」のほうが体作りの成否を大きく左右します。
アルコールが体内に入ると、肝臓はアルコールの分解を最優先するため、一緒に食べたものの代謝が後回しになり、脂肪として蓄積されやすくなるからです。つまり、唐揚げやポテトフライといった「脂質×炭水化物」のコンボは絶対にNG。
代わりに、以下のような「高タンパク・低脂質」の神つまみを選びましょう。
・焼き鳥(タレではなく「塩」で、むね肉やささみ、砂肝をチョイス)
・お刺身(マグロの赤身、カツオ、タコ、イカなど)
・冷奴や枝豆(植物性タンパク質と、アルコール分解を助ける成分が豊富)
・馬刺しやローストビーフ(赤身肉で鉄分も補給)
これらを意識するだけで、居酒屋の席が「最高のバルクアップ(筋肉増量)会場」に早変わりします。
鉄則3:筋トレ直後の乾杯は避ける
タイミングも非常に重要です。筋トレが終わった直後の1〜2時間は、筋肉が最も栄養を欲しがり、修復しようと激しく活動している「ゴールデンタイム」です。
このタイミングでアルコールを流し込んでしまうと、筋肉の合成率が大幅に低下してしまいます。ジムを出てそのまま居酒屋へ直行したくなる気持ちはグッと抑えましょう。どうしても筋トレした日に飲む場合は、筋トレ後2〜3時間は時間を空けるのが理想です。
まずはプロテインやしっかりとした食事でタンパク質を補給し、体が落ち着いてからお酒を楽しむようにしてください。また、アルコールの脱水作用を防ぐために、お酒と同量以上の「水(チェイサー)」を必ず一緒に飲むことも忘れないでください。
まとめ:我慢するのではなく、賢く付き合う
筋トレも、お酒も、どちらもあなたの人生を楽しくするためのものです。「あれもダメ、これもダメ」と制限ばかりの毎日は長続きしません。お酒の種類を選び、おつまみを工夫し、タイミングを意識する。この少しのスマートさを持つだけで、大好きな乾杯を諦めることなく、理想の体に近づくことができます。「今日も頑張って鍛えたから、今夜は美味しいハイボールと焼き鳥で乾杯しよう!」そんなふうに、お酒をモチベーションに変えながら、お互いマイペースに理想の体を作っていきましょう!
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