出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
分化字 (ぶんかじ)
- ひとつの漢字の字形がふたつに分化し、その用法が区別されたもの。
- 例えば「考」は「老」の分化字である。「老」と「考」は元々異体字の関係であったが、のちに本義である漢語{老|としより}を表すときは前者、仮借義の{考|かんがえる}を表すときは後者と、区別して用いられるようになった。
- 例えば「燃」は「然」の分化字である。「然」は漢語{然|しかり}や{燃|もえる}を表す表語文字であったが、のちに語を区別するため、後者を表すときは限定符として「火」を加えて「燃」の形となった。
- このような分化字を会意形声文字と説明する資料があるが、これは誤った分析である。会意形声文字の項目も参照。