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クヌギ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
(樸樕から転送)
クヌギ
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
界 : 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : バラ類 Rosids
目 : ブナ目 Fagales
科 : ブナ科 Fagaceae
属 : コナラ属 Quercus
亜属 : Subg. Cerris
節 : Sect. Cerris
種 : クヌギ Q. acutissima
学名
Quercus acutissima Carruth. (1862)[2]
和名
クヌギ

クヌギ(櫟[3][4]・椚[4]・橡[4]、学名: Quercus acutissima)は、ブナ科コナラ属の落葉性高木。山地などに生え、雑木林の景観をつくり出す代表的な樹種としても知られる。樹皮からしみ出す樹液にはカブトムシ、クワガタムシなどの昆虫がよく集まり、実はドングリとよばれ、材は薪や炭の原料、家具用材、シイタケ栽培の原木など様々に利用されてきた。樹皮は染料や薬用にも使われる。

形態

[編集]

落葉広葉樹[5]。大高木で[6]、樹高は15メートル (m) ほどになる[3]。萌芽力が強く、生長すると広大な樹冠を形成する[7]。幹は直立するが、里山などの雑木林では伐採による更新で株立ちが多い[4]。樹皮は暗い灰褐色から黒褐色、厚いコルク状で縦に深く不規則な割れ目が生じる[6][5]。樹皮の見た目は、同属のコナラよりもゴツゴツした印象を与える[5]。一年枝は褐色や淡褐色で、無毛または少し毛がある[4]。

葉は互生し、7 - 15センチメートル (cm) の長楕円状の披針形で、葉の左右は不整形で、葉縁には2ミリメートル (mm) ほどある針状の鋸歯が並ぶ[3]。葉身は薄いが硬く、濃緑色で表面にはつやがある[5]。葉はクリに非常によく似た印象で、見分けがつきにくいが[8]、クヌギの鋸歯の先は針のように尖っている[9]。新緑・