イタドリ
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| 分類 | ||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||
| Fallopia japonica (Houtt.) Ronse Decr. var. japonica (1988)[1] | ||||||||||||||||||||||||
| シノニム | ||||||||||||||||||||||||
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| 英名 | ||||||||||||||||||||||||
| Japanese knotweed |
イタドリ(虎杖[10]、学名: Fallopia japonica var. japonica または Fallopia japonica)は、タデ科ソバカズラ属の多年生植物。山野や道端、土手などのいたるところで群生し、草丈は1.5メートル (m) ほどになる。雌雄別株で、夏から秋に細かい白花を咲かせる。春先の若芽は食用になる。
名称
[編集]和名イタドリの語源は、傷薬として若葉を揉んでつけると血が止まって痛みを和らげるのに役立つことから、「痛み取り」が転訛して名付けられたというのが通説になっている[11][12][13]。平安時代初期の本草書『本草和名』(918年)には、イタドリの名前が記されている[13]。漢字(漢名)では「虎杖」とも書き[14]、軽くて丈夫なイタドリの茎が杖に使われ、茎の虎斑模様から「
別名は、スカンポ(酸模)[16][13]、イタズリ、イタンポ、ドングイ[10]、スッポン、ゴンパチ、エッタン、ダンチ、タンジ[17]、ダンジ、スイバ[16]、サイタナ[17]など、地方によりさまざまな呼び名がある。俗にスカンポとよばれる植物は、イタドリの他にも見た目はまったく異なるが、同じタデ科のスイバを「スカンポ」[注釈 1]とよぶ地域もある[13]。
分布・生育地
[編集]東アジア原産で、北海道から奄美諸島までの日本全土[14]、台湾、朝鮮半島、中国[14]に分布する。沖縄諸島には自生しないが、栽培していた個体の野生化したものが見られる[18]。ヨーロッパや北アメリカでは本種が帰化して、強害草になっている[14]。日当たりの良い道ばた、土手、川の縁、野原、山野、荒れ地など様々な場所で群生し、いたるところで見られる[11] [19] [10]。やや湿ったところを好むうえ、撹乱を受けた場所によく出現する先駆植物である。短い期間に生長を遂げて大きくなり[13]、谷間の崖崩れ跡などはよく集まって繁茂している。これは太く強靭で、生長の速い地下茎によるところが大きい。
世界の侵略的外来種ワースト100(IUCN, 2000)選定種の1つでもある。イタドリは生長が速く、日本からヨーロッパに導入されて土壌侵食の防止や、家畜の餌に利用された[15]。19世紀には、フィリップ・フランツ・フォン・シーボルトによって観賞用としてヨーロッパへ持ち込まれて外来種となり、特にイギリスでは旺盛な繁殖力から在来種の植生を脅かすうえ、コンクリートやアスファルトを突き破るなどの被害が出ている